妊娠の妨げになるものを取り除く (不妊治療)

治療戦略を考える

不妊治療を取り入れるにあたって大事なのは、自分たちなりのプランを考えることといえます。

自分たちなりの治療プランを話し合いましょう

不妊治療は妊娠の可能性を高めるものですが、必ず妊娠できる保障はありません。また、不妊原因や状況によっては、治療しても妊娠の可能性が低いこともあります。治療にどう取り組むか、自分たちで決める姿勢が大切です。

一般的に行われているステップアップ治療は、あくまでも一つので目安です。本来は、それぞれのカップルが自分たちの妊娠・出産に向けて、最適なプランを検討すべきでしょう。

その際、特に考慮したいのは女性の年齢と精子の状態などです。女性の場合は、どうしても妊娠・出産できる年齢に限界があります。また、妊娠には実際の年齢よりも、卵巣機能からみた「卵巣年齢」が重要になります。どの年代であっても治療の選択肢はありますが、年齢が上がると若い年代のようには治療効果が期待できないのが現実です。

状況を総合的にみて自然妊娠がむずかしいと判断されたときには、より高度な不妊治療の力を借りることも考えてはどうでしょう。

また、治療の効果を生かすためにも、健康なカラダづくりに目を向けてみてください。

もちろん、「治療をしない」「もう少し様子をみる」という考え方もあります。

後悔しないためには、あまり先延ばしにせずに、現在の状況を把握してどんな可能性があるか、それについてどう考えるか、夫婦でよく話し合いましょう。

→男性不妊治療戦略

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