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VOL.340 カロリスが私たちに教えてくれること

2009年12月07日

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 妊娠しやすいカラダづくり 
 VOL.340
 2009年12月7日                  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.akanbou.com ━

じぶんたちにあったこたえをだすために・・・

なかなかお子さんが授からないことに悩むカップルが、
悩みを克服するために、"二人で話し合い、考えを整理"して、
"自分たちにふさわしい答えを出す"上でのヒントになるような情報を、
出来る限り客観的な視点で、毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。


━━━[今週の内容]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼編集長コラム
カロリスが私たちに教えてくれること

▼今週の更新情報一覧
11月30日から12月4日までのサイト版「妊娠しやすいカラダづくり」

▼あなたの声を聞かせて!
不妊治療と仕事の両立、私の悩みと工夫

▼妊カラ運営会社からのお知らせ

▼編集後記


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              編集長コラム
   VOL.390
        カロリスが私たちに教えてくれること
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★細胞の"若さ"は、環境が決定する

カロリスってご存知でしょうか?

カロリーリストラクションのことで、
食事のカロリーを制限することを意味します。

今、このカロリスこそが、
老化を遅らせる最も確実な方法として、
抗加齢医学の研究者の間で大変注目されています。

ショウジョウバエでも、マウスでも、そして、アカゲザルを使った実験でも、
とにかく、カロリーを制限するだけで、長生きするというのです。

それも、外見や中身、そして、頭も、若々しく、です。

おそらく、私たち人間にもあてはまるだろうというのが、
専門家の一致した見解のようです。

昔から言われている"腹八分目"というのは、
そのカロリス効果を、
長い間の経験から知り得た生活の知恵なのかもしれません。

それにしても、
生き物のエネルギー源を、
"プラス"ではなく、
"マイナス"にすることが、
細胞を長期に渡って活き活きした状態にする・・・。

これは、いったい、どういうことなのでしょうか?

食べる物が豊富で、簡単に手に入り、
欲求のおもむくままに、好きなだけ食べられる、
一見、とても恵まれた状態なのですが、
細胞とっては、必ずしも有利な状況ではないようです。

反対に、ちょっとお腹が空いている状態のほうが、
細胞のポテンシャルが発揮できるのかもしれません。

専門家によりますと、
いつも食べ物が豊富にあるとは限らない自然界で、
サバイバルするために備わったメカニズムではないかとのこと。

いずれにしても、細胞の"若さ"は、
環境が決定するということに他なりません。

★環境を最適化するということ

確かに、カロリスには老化を遅らせる効果があるのですが、
妊娠中の女性はもちろん、
妊娠を望む女性にもお勧めすることができません。

なぜなら、摂取カロリーを制限することで、
子どものためではなく、自分の身体の維持のために、
エネルギーを優先して使ってしまうため、
妊娠中のリスクにつながったり、
妊娠しづらくなってしまう可能性があるからです。

ただし、カロリスは、
私たちに、とても大切なことを教えてくれています。

それは、生殖細胞、すなわち、卵子や精子の元の細胞も、
例外なく、環境次第で、その質がよくも悪くもなるということです。

つまり、妊娠に至る力を備えた卵子や精子を育むには、
何か特別なものに頼ることよりも、
体内環境こそを最適化するのが大切だということ。

★すべての細胞は元気になりたがっている

考えてみれば、私たちが、
卵子や精子を育てているわけでもなく、
ましてや、つくっているわけでもありません。

私たちの体内環境で、
卵子や精子の元の細胞が自ら育っているのです。

私たちに出来ることと言えば、
"質のよい卵子をつくる"ことではなく、
"生命力のある卵子や精子に育つような環境をつくる"ことです。

私たちが提唱するカラダづくりに取り組んだから、
また、私たちがお勧めするサプリメントをお摂りになったから、
そして、プレマタニティビクスを実践されたから、
妊娠するということではありません。

もしも、妊娠しやすいカラダづくりに取り組んで、
また、サプリメントをお摂りになって、
そして、プレマタニティビクスを実践されて、
妊娠することができたなら、
それは、それらが体内の環境を向上させて、
そのことで、卵子や精子にスイッチが入ったからなんだと思います。

そして、あと、私たちに出来ることは、
待つこと、祈ること、見守ること、そして、感謝すること、
そう思うのです。

すべての細胞は元気になりたがっているはずですから。

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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


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          今 週 の 更 新 情 報 一 覧
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2009年12月3日 最新ニュース
不妊治療で使う薬と子宮ガンの発症リスクの関連性 
http://www.akanbou.com/news/news.2009120301.html
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2009年12月2日 最新ニュース
不妊治療法別の出生児の先天異常の発症率比較 
http://www.akanbou.com/news/news.2009120201.html
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2009年12月1日 Q&A
主人が反対し、医師の勧める治療に進めないでいます。
http://www.akanbou.com/qa/qa.2009120101.html
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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


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            あなたの声を聞かせて!

     不妊治療と仕事の両立、私の悩みと工夫  
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「あなたの声を聞かせて!」に投稿をいただきました。

テーマは"不妊治療と仕事の両立、私の悩みと工夫"です。

---[Fさんからのメールここから]---

33歳、不妊治療歴もうすぐ2年になります。
明日3度目のAIHを行います。

今年3月に11年勤めていた会社(介護職)を退職しました。

1年間は唯一治療のことを話していた上司も協力的で、
他のスタッフには秘密に中抜けさせてもらったりしながら、
なんとか、月1、2回の通院(タイミング法)を続けていました。

このまま仕事と両立できるかも!、
いや、できる!!と思いながら、1年過ごしてきましたが、
高度医療も視野にいれると、
他のスタッフにも治療のことを話さざるを得ない状況におかれる・・、
しかし治療のことは言いたくない。

そんな私は、夫とも話し合い、退職する決心をしました。

生活のサイクルが整いつつあった夏の終わりに、
パート職での面接時に、
「治療をしている」ということを素直に話してみました。

前の会社では素晴らしかった職場仲間に、
本当のことを言わず(言えず)ずっと苦しかったからです。

しかし、明らかに'そんな面倒な問題を持ち込まないで'という顔をされ、
不採用でした。

理解のある会社にめぐり合えるか、それは運なのか。

もしかしたら、退職した会社で仲間に話せていたら、
皆協力してくれて仕事と治療の両立ができたかもしれない。

いや、誰に話したところで、理解はしてくれない。

皆自分のことで精一杯なんだ。

もんもんとした日々を送っていました。

しかし今月からは気持ちを切り替え、
就職活動を再開させます。

来年にはまた新しいスタートを切っている自分がいることを信じて、
私なりの仕事と治療の両立をしていこうと思っています。

---[Fさんからのメールここまで]---

Fさん、ありがとうございました。
治療がうまくいきますようにお祈りし、応援しています。

★あなたの声を聞かせて!に投稿ください。

◎「言われて嬉しかった、救われた言葉」
http://www.akanbou.com/voice/voice-000.html

◎「ストレス発散、私の方法」
http://www.akanbou.com/voice/voice02-000.html

◎「不妊治療と仕事の両立、私の悩みと工夫」
http://www.akanbou.com/voice/voice03-000.html


▼あなたの声を聞かせて!
http://www.akanbou.com/voice/top.html


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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
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          妊カラ運営会社からのお知らせ
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大切な時期に、安心して選んでいただける製品の開発、提供に努めています
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★妊娠のためのサプリメントについての私たちの考え方
http://www.nature-g.com/notice/contents_001.html

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[女性用]妊娠前、妊娠後のサプリメントの理想形
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[男性用]男性不妊を専門とする泌尿器科医が監修
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・コエンザイムQ10+L-カルニチン+アルファリポ酸
http://www.nature-g.com/shohin/yarbaprima/15.html

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http://www.nature-g.com/shohin/naturesgift/04.html

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 編 集 後 記
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前号に引き続いて、この号も、結局、月曜日の配信になりました。

12月に入ったからか、
さまざまなご相談やお問い合わせが急増していて、
嬉しい悲鳴を上げています。

いかんせん、テーマが個別的なので、
一度にドン!とこなしてしまうというわけにはいきませんので。

次第に寒くなりますが、
女性も、男性も、あたたかくしてくださいね。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.340
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◎発行部数
・自社配信: 243部
・まぐまぐ:5,441部
・合計部数:5,684部(12月7日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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◎注意事項
読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知なく掲載させていただく
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掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
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【編 集】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)  
【サイト】 http://www.akanbou.com