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VOL.203 言われて嬉しかった、救われた言葉

2007年04月22日

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           妊娠しやすいカラダづくり

  2007/4/22 No.203
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。

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》サイト版の更新情報
》最新ニュース解説
》Voice From Readers(1)『言われてうれしかった、救われた言葉』
》編集後記

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★読者アンケートにご協力をお願いします!(4月末まで)
http://www.akanbou.com/ankeito/200kaiinen.html
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こんにちは、細川です。

来週末から大型連休が始まりますね。

前半が3連休、後半に4連休、真ん中を休めば最長で9連休、
もう予定は立てられましたか?

リラックスすることは、確実に、体内の環境を妊娠しやすいものにします。

決して、気休めではなく、実際に検証されています。
http://www.humrep.oupjournals.org/cgi/content/abstract/20/4/991

ストレスを受けると、
コルチゾールやアドレナリン、ノルアドレナリンといった、
ストレスホルモンが分泌されるのですが、
オランダの大学で初めて体外受精を受けた138名の女性を対象に、
治療に入る前と採卵前、胚移植前に、
尿中の上記のストレスホルモンの濃度を調べています。

その結果、尿中のストレスホルモンの濃度が低かった女性ほど、
治療がうまくいったというのです。

また、日本旅行業協会は旅行の癒し効果について、
旅行中は、ストレスホルモンの濃度が低下することを確かめています。
http://www.jata-net.or.jp/osusume/mametisiki/010709seiri.htm

まあ、ゴールデンウィークはどこもかしこも混みますから、
逆効果になりかねませんが、
別に遠出する必要は全くなくて、
近場で自然に接するだけで十分なように思います。

皆さん、よい連休をお過ごす下さい!

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     サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報
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2007年4月20日 妊娠報告
通院を休んで、体調を整えている間に
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2007042001.html
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2007年4月19日 最新ニュース
女性のアレルギーは妊孕性を低下させることはない
http://www.akanbou.com/news/news.2007041901.html
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2007年4月18日 Q&A
タイミングが誤っているのでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2007041801.html
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2007年4月17日 妊娠報告
「自然妊娠は難しい」とハッキリと言われた矢先に
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2007041701.html
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2007年4月16日 最新ニュース
体外受精によって妊娠異常の発生率が増加
http://www.akanbou.com/news/news.2007041601.html
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今週は注目すべきニュースが2つありました。

★アレルギーと不妊の関係について

ぜんそくや花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギーの女性は、
それによって、妊娠しづらくなるわけではないことが確認されました。

アレルギーの女性は不妊になりやすいというような噂があるようで、
これまでも、度々、ご相談を受けていますが、
アレルギーの女性とそうでない女性との妊娠率を比べたところ、
全く差はみられなかったとのこと。

過去のQ&Aで、
にアトピ性皮膚炎と不妊との関連性について、
梅ヶ丘産婦人科の辰巳院長の見解をご紹介しています。
http://www.akanbou.com/qa/qa.dr.tatsumi-025.html

★体外受精による妊娠異常の発生率の増加について

全国紙にも掲載されましたので、
不安に感じた方も少なくなかったようで、
何通かのメールをいただきました。

人工授精までの一般不妊治療は、
精子と卵子が出会い、受精するのは女性の卵管内で起こることで、
自然妊娠と何ら変わりはありません。

ところが、体外受精や顕微授精となると、
精子と卵子を体外に取り出し、受精させ、受精卵を培養し、
女性の子宮に戻すわけで、
妊娠に至るプロセスに人間の手が大きく介在することから、
さまざまなリスクが発生するわけです。

ですから、体外受精を受けることを検討する際には、
そのメリット(必要度)と、
デメリット(リスク)を天秤にかけることが大切です。

そのためには、どんなリスクがどのくらいの頻度で起こりえるのかを、
知っておく必要があります。

発生頻度が高いリスクは、
多胎妊娠やOHSS(卵巣過剰刺激症候群)で、
それぞれ、20パーセント、1〜33パーセントとされています。

ただ、多胎妊娠は移植する胚の数を制限することで、
OHSSは卵巣刺激の方法や使用する薬によって、
ある程度は、回避可能になっているようです。

そして、発生頻度はそれらほどには高くないものの、
体外受精によって、自然妊娠よりも発生率が高まるリスクがあります。

・先天性異常→自然妊娠で約2パーセントなのが約3パーセント、
・胎盤共有(二卵性双生児が胎盤を共有する)→
 自然妊娠で0.3〜0.4パーセントなのが約1.3〜約3.4パーセント、

また、今回報告された妊娠異常があります。

新聞では体外受精によって、
自然妊娠の9倍とか、10倍に増えるというような、
センセーショナルな表現がなされていましたので、
大変な頻度で発生するかのような印象をもってしまいがちですが、
実際の発生率は、以下の通りです。

・早期胎盤剥離→2.56パーセント
・前置胎盤→5.64パーセント
・さい帯卵膜付着→5.67パーセント

また、これらの妊娠異常によって、
危険なお産になることは間違いありませんが、
その程度はさまざまで、
秋篠宮妃紀子さまも前置胎盤と診断されましたが、
男のお子さんを出産されています。

最後に出生した子どもへの影響が懸念されています。

ただし、これまでに実施された追跡調査では、
自然妊娠で出生した子どもと心身の健康状態は、
全く変わりないと報告されています。

このように、ぞれぞれのリスクについて、
正しく認識することが大切なことで、
もちろん、同じ発生頻度でも、
人によって捉え方はさまざまではありますが、
過大にとらえるのも、過小にとらえるのも、避けたいものです。

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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com

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        Voice From Readers
〜皆さんの体験を聞かせて下さい!〜
    『言われてうれしかった、救われた言葉』
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Voice From Readersの第1回は、
『言われてうれしかった、救われた言葉』を募集しています。

これまでにお寄せいただいたメールをご紹介します。
http://www.akanbou.com/voice/voice-001.html

いつも楽しみに読ませて頂いております。
結婚7年目、35歳の安田と申します。
「言われてうれしかった言葉」は私の実の母からの言葉です。
http://www.akanbou.com/voice/voice-001.html#1

結婚して3年4ヶ月 不妊治療は1年たったころから始めました。
昨年の11月に7度目の治療(顕微授精3回目)が、
残念な結果に終った日のことです。
http://www.akanbou.com/voice/voice-001.html#2

私が言われてうれしかった、救われた言葉は、
結婚している・いない、子供のいる・いないで人間の価値は変わらないです。
http://www.akanbou.com/voice/voice-001.html#3

私の言われてうれしかった言葉は2つあります。
ひとつめは、夫の言葉です。
http://www.akanbou.com/voice/voice-001.html#4

はっきり言って、ありません。
悩みに悩んでいた頃は、
どんな言葉も素直に受け止められませんでした・・・。
http://www.akanbou.com/voice/voice-001.html#5

将棋の羽生さんの本の中で
「楽観はしない。ましてや悲観もしない。ひたすら平常心で」
http://www.akanbou.com/voice/voice-001.html#6

なかなか授からなかったりして、
もんもんとしている時出合った言葉で
「焦らず、比べず、諦めず」と言う言葉が
http://www.akanbou.com/voice/voice-001.html#7

皆さん、投稿いただき本当にありがとうございました。

そして、『言われてうれしかった、救われた言葉』受付中です!

あなたの体験を聞かせて下さい!!

★『言われてうれしかった、救われた言葉』を教えてください!

あなたが、ほんとうにつらかったときに、
言われてうれしかった、救われた、勇気をもらえたのは、
だれの、どんな言葉でしたか?

皆さんからのメールをお寄せ下さい。

◎宛先
info@akanbou.com
※件名は「言われてうれしかった言葉」でお願いします。

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 編 集 後 記
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『この、言われて嬉しかった言葉シリーズは、
 たくさん集まったら、
 日めくりカレンダーになるといいなぁ、なんて思います。
 毎日それを読んで正気に戻れる気がするので!』

Oさんからこんな提案をいただきました。
ありがとうございました。

そこで、今回は、スペースの関係で、
メルマガ誌上に全て掲載できませんでしたので、
サイトにアップしましたが、
以前のものも追加して、
いつもみてもらえるようなページにしたいと思います。

Voice From Readersは、
今後、新たなテーマを募集していきますが、
それまでのテーマへの投稿も引き続き募集し続けますので、
どんどん投稿をお願いいたします。

その都度、アップしていきます。
お待ちしています!

それでは、よい連休をお過ごし下さい!

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] No.203
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◎発行部数
・自社配信: 1,002部
・まぐまぐ: 5,203部
・合計部数: 6,205部(4月21日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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◎注意事項
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
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【編集長】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)  
【WEB】 http://www.akanbou.com
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