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VOL.153 炎症のおこりにくいカラダづくり

2006年04月29日

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           妊娠しやすいカラダづくり
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2006/4/29 #153
━不妊に悩むカップルを応援します!━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.akanbou.com
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みなさん、こんにちは。
いつもお読み下さってありがとうございます。

このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。

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01 今週のコラム:炎症のおこりにくいカラダづくり
02 今週の更新情報
03 妊カラニュース
04 連載コラム:リーベマリールの治療日記 第4回

---[CONTENTS]-----------------------------------------------------

━01━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        今週のコラム
         VOL.153
    炎症のおこりにくいカラダづくり
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今年もゴールデンウィークが始まりましたね。

日頃、忙しさ、慌ただしさにかまけて、疎かにしていたことを、
実行に移す絶好の機会です。

そこで、"食"です。

何をどのように食べるかについて、
この機会に、大きく見直してみませんか?

この号でも、リーベマリールの青山さんが、
食生活について、熱く、語ってくれていますが、
このコラムでは「炎症のおこりにくいカラダづくり」について、です。

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      妊娠しやすいカラダ>炎症のおこりにくいカラダ
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妊娠しやすいカラダの具体的条件の1つは、
"炎症がおこりにくいカラダ"であると言えます。

なぜなら、妊娠の成立にとって、炎症は大敵だからです。

例えば、卵管が閉塞したり、通りが悪くなるのは、
過去の炎症が原因である場合が多いですし、
子宮内膜症の症状そのものは、炎症であるといえます。

もちろん、炎症、そのものは、
外傷や感染に対する正常な治癒反応であって、
異常なことでも何でもありません。

問題は、正常な治癒反応であるところの炎症が、起こりやすい体質なのです。

普通は、炎症の起こる範囲や程度は、その治癒活動に相応しいもので、
炎症が起こるきっかけとなった傷や感染が治れば、当然、炎症も治まります。
これは、"正常な炎症"と言えます。

ところが、炎症を起こしやすい体質では、
炎症が不必要な範囲にまで及び、かつ、程度も強いものとなります。
要するに、炎症のきっかけとなった傷や感染が治まっても、
治まらず、炎症そのものが、痛みやアレルギー反応といった、
やっかいな存在になってしまいます。

このことが、卵管の通過性や子宮内膜症の程度に、
個人差が大変大きいことの理由なのです。

★炎症がおこりやすい体質を左右するもの

なぜ、炎症をおこしやすい体質になってしまうのでしょうか?

そのことを理解するためには、
炎症の程度が調節されるメカニズムを知る必要があります。

炎症の程度を調節しているのは、
プロスタグランジンやロイコトリエンといった、
ホルモンの一種の働きによるものです。

ごくごく、簡単に言いますと、
炎症を強めるホルモンと、炎症を弱める(抑制する)ホルモンがあって、
それらのホルモンのバランスの均衡が保たれている場合は、
炎症の範囲や程度は正常な状態なんですが、
炎症を強めるホルモンが過多になった場合に、
炎症がおこしやすい体質になるわけです。

★食習慣が炎症の程度を調節するホルモンバランスに影響を及ぼす

いよいよ、本題です。

間違った食習慣こそが、炎症のおこりやすい体質をつくるのです。

なぜなら、何をどう食べるかといった食習慣は、
炎症を強めたり、弱めたりするホルモンのバランスに、
大きく影響するからです。

★脂質の摂取バランスがポイント

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸という2種類の必須脂肪酸が、
それぞれ、体内で、炎症を抑制するホルモンと、
強めるホルモンに代謝されます。

ですから、これらの必須脂肪酸を適切な比率で、
摂取しなければならないのです。

ところが、現代に特有の食生活は、
オメガ6脂肪酸の摂取過多、オメガ3脂肪酸の不足が特徴です。

そのため、私たちは、意識的にオメガ3脂肪酸の摂取を増やし、
オメガ6脂肪酸の摂取を減らす必要があるのです。

◎オメガ3脂肪酸が豊富な食品(摂取を増やしたい食品)

・サケ、イワシ、ニシン、サバ、ギンダラ、ムツ等の魚
・海藻
・フラックスオイル(亜麻仁油)、シソ油、エゴマ油
・緑色野菜

◎その他の摂取を増やしたい食品

・オリーブオイル(エキストラバージン)
・全粒粉穀物(玄米・全粒粉パン)
・豆類
・サツマイモ、カボチャ
・果物(ベリー類、チェリ−類、リンゴ)
・ナッツ類、種子類

×オメガ6脂肪酸が豊富な食品(摂取を減らしたい食品)

・サラダ油、コーン油、ひまわり油
・スナック菓子
・ファーストフード

×その他の摂取を減らしたい食品

・植物性ショートニング
・マーガリン
・古い油
・精製食品、加工食品
・動物性脂肪

こんなところです。

なんと、これらの基本を最も押さえた料理とは、
伝統的な和食と地中海料理になるのです。

そうです、世界2大長寿食なのです。

いずれの料理も、魚と野菜が豊富で、
精製加工食品や肉が少なく、
そして、オメガ3とオメガ6の必須脂肪酸の比率が理想的です。

要するに、炎症をおこしにくい食生活とは、
妊娠しやすいカラダをつくり、
かつ、健康長寿に貢献するということです。

いかがですか?

今日から、早速、実行しない手はありません!

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★このコラムへのご感想、ご意見等は、下記のアドレスにお寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


━02━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今週の更新情報
http://www.akanbou.com
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2006年4月29日 Q&A
気持ちの整理がつかず戸惑っています
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006042901.html
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2006年4月28日 妊娠報告
治療を休むことを決めた翌々月、まさかの自然妊娠!
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2006042801.html
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2006年4月28日 Q&A
もし妊娠しても、薬を飲んでしまわないか心配です
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006042801.html
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2006年4月27日 Q&A
今、自分がどう行動すべきか迷っています
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006042701.html
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2006年4月26日 Q&A
体外受精しか方法はないと言われたのですが・・・
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006042601.html
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2006年4月25日 Q&A
仕事とアルコールは止めるべきでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006042501.html
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2006年4月24日 最新ニュース
事実婚カップルへの体外受精を容認
http://www.akanbou.com/news/news.2006042402.html
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2006年4月24日 最新ニュース
セトロタイド(GnRHアンタゴニスト)が認可される
http://www.akanbou.com/news/news.2006042401.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
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━03━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
             妊カラニュース
20060429
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★妊娠しやすいカラダづくりのための「気功教室」からのお知らせ
http://www.akanbou.com/kikouclass/top.html

■5月6日(土)はお休みします。

次回の気功教室は、ゴールデンウィークのため、お休みとさせて頂きます。

皆さん、よい連休をお過ごし下さい!

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上記の内容についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


━04━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       連載コラム リーベマリールの治療日記
      第4回 とにかく和食にこだわりたい
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毎月最後の週は、青山さんの連載コラム「リーベマリールの治療日記」です。

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      と に か く 和 食 に こ だ わ り た い
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それでは、いよいよ、具体的な食事についてみていくことにしましょう。

自分では、食事に気をつけていると思っていても、
実際に他人の食卓にどんなものが並んでいるかわかりませんよね?

ちょっと、クライアントさんのある日の一日の食事をのぞいてみましょう!

◎朝食
雑穀入り玄米(のり、ちりめんじゃこ)、
味噌汁(豆腐、しいたけ、ねぎ、白菜、大根、かぶの葉、油揚げ)、
キーウイジュース(キーウイ、豆乳、ヨーグルト)

◎昼食
玄米チャーハン
(人参、グリンピース、コーン、ピーマン、玉ねぎ、小ねぎ、鶏肉、卵)、
アスパラの胡麻和え(茗荷、しそ)
みかん

◎おやつ
ナッツ(アーモンド、ビスタチオ)、
ドライフルーツ2つ(アプリコット)

◎夕食
雑穀入り玄米(納豆、青海苔)、
鯵の干物(しょうが汁)、
炊き合わせ(こんにゃく、ごぼう、オクラ、里芋、人参)、
小松菜のおひたし、
味噌汁(モロッコインゲン、カブ、ねぎ、わかめ、しめじ)、
いちご

★食品の種類は多く、全体量は少なめ

一見すると、たいした食事ではないと思われるかもしれません。
どちらかと言えば、質素で、特別豪華に見える食事ではありません。

ポイントは、たくさんの種類の食品をとることです。

決して手の込んだ食事である感じではありませんが、
具沢山の味噌汁で野菜をたくさんとっていますね。

味噌汁やスープはたくさんの野菜をとれるので必須です。
朝からこんなに食べているの?と、思われるかもしれませんが、
おそらく、量はそれほどでもありません。

魚、卵、肉、大豆というたんぱく質もまんべんなく摂取しており、
野菜やフルーツの種類も文句なしです。

他に乳製品、海藻類、小魚、ナッツなど、
いろいろな食品をとっていることがおわかりだと思います。

せめて、夕食は一汁三菜めざしてみてください。

逆にこんな程度でいいの?と安心された方もいるかと思います。
難しく考えなくてもいいのです。

★調理には工夫も必要かと

ところが、大家族ならまだしも、
二人で、多くの食材を使うとなると、工夫が必要ですね。

この方は、夜の味噌汁を翌朝も召し上がっていて、
忙しいので、冷凍できる野菜は(なんとすりおろし生姜もです!)、
カットして保存しているようです。

肉は、少量を小分けにして冷凍、
ご飯も2日分炊いて冷凍しているなど工夫しています。

有機野菜の宅配を頼んでいるクライアントさんもいて、
ひとまとめにして宅配してくれるので、
意外と効率的だといっている方もいらっしゃいます。

そして、素材で調理することが大事です。
調味料は少なめに、味は薄味で素材の味を生かすようにしましょう。

★加工食品を減らしましょう

また、加工食品を減らすことです。

市販のドレッシングやソース等の調味料、
カップ麺などのインスタント食品、
お弁当、ハンバーガー、ジュース類等、
加工食品に頼っていませんか?

今、冷蔵庫に入っているものの成分表示を確認してみてください。
いろいろな添加物や調味料が入っていませんか?

あるお弁当の成分表示(添加物)を見てみると、
酸味料、グリシン、pH調整剤、ソルビット、トレハロース、香料、
調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア、甘草)、
着色料(クチナシ、カラメル色素、コチニール、野菜色素)、保存料(しらこ)、
その他、もろもろの添加物がてんこもり!です。

こちらは市販のパンです。
卵、砂糖、小麦粉、ミルククリーム、植物油脂、水あめ、DHAオイル、
パームフルーツオイル、食塩、ソルビトール、酒精、グリシン、膨脹剤、香料、
粘料(増粘多糖類)、保存料(ポリリジン、ソルビン酸K)、pH調整剤、
乳化剤、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(ビタミンE)、となっています。

皆さん、もしかしたら、
慣れっこになってしまっているのではないでしょうか?

特に練り製品や燻製などは表示を見て気をつけたいものです。
ベーコンやハム、ソーセージ等も要注意です。
ここは、是非、添加物なしのものを選びましょう。

★とにかく、和食

最後に、これらのポイントを一言で言い表わすと、
"和食にする"とうことです。

なぜなら、加工食品って、ほとんど、カタカナじゃないですか?

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◎リーベマリール 〜 不妊に悩む女性のためのトリートメントサロン
http://www18.ocn.ne.jp/~marille/
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コラムの内容に関するご質問やご意見等は、下記のアドレスにお寄せ下さい。
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━[不妊に関するご相談は]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人には聞けない不妊の悩み 専門家がお答します
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http://www.akanbou.com/qa/main.html

━[不妊改善のためのサプリメント活用術]━━━━━━━━━━━━━━
あなたに相応しいサプリメントとその使い方をご提案します
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.nature-g.com/funin/supple.html
http://www.nature-g.com/query/index.html

━[妊娠報告をお願いします]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さんからの妊娠報告をお待ちしています
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http://www.akanbou.com/houhoku/main.html

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■編集後記 
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冒頭にも書きましたが、ゴールデンウィークが始まりました。
年末年始、お盆に並ぶ、長いお休みです。

日頃、忙しい日常を送っているお二人こそ、
連休効果は大きいのではないでしょうか。

以前、このメルマガ(VOL.101)でご紹介したことがあるのですが、
旅行に出かけると、ストレスを受けた時に放出されるホルモン、
コルチゾールやアドレナリンやノルアドレナリンの値は、
日を追うごとに低下していくことが分かっています。

そして、生殖医療の専門誌「Human Reproduction」に掲載された論文では、
http://www.humrep.oupjournals.org/cgi/content/abstract/20/4/991
それらのホルモンの値と体外受精の成功率の関係を調べたところ、
治療中に尿中のストレスホルモンの値が低かった女性ほど、
治療による妊娠率が高かったことを明らかにしています。

まあ、多少、強引な解釈ではありますが、
旅行に出かけると、日頃感じるストレスが小さくなって、
妊娠の確率が高まると言えるかも知れません。

いずれにしても、受けるストレスが小さい時ほど、妊娠しやすいわけです。

旅行に出掛けるにしろ、家でゆっくりするにしろ、
是非とも、よい連休をお過ごし下さい!!

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行]   No.153
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◎発行部数
・自社配信: 945部
・まぐまぐ: 4,792部
・合計部数: 5,737部(4月29日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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場合がございます。匿名などのご希望があれば、明記してください。また、
掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
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【責任者】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセリンラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)  
【WEB】 http://www.akanbou.com
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