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VOL.184 サプリメント活用のための鉄則とは?

2006年12月02日

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           妊娠しやすいカラダづくり

2006/12/2 No.184
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
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こんにちは!

12月になって初めての妊カラです。
寒さも本格化してきました。

いかにカラダを温めるか、
いろいろ試行錯誤しましたが、
朝の習慣として、
ここのところ定着しているのが、
ショウガ紅茶に根菜のおみそ汁です。

朝、起きてすぐにショウガ入り紅茶を飲みます。
紅茶にショウガをすりおろして、
メ−プルシロップを垂らしています。

そして、みそ汁の具は、根菜オンリーです。
ニンジンやごぼう、大根、イモ等を具だくさんにしています。
さらに、マカの顆粒も入れるんです。
とにかく、根菜は、パワフルで、カラダを温めてくれます。
おまけに食物繊維が豊富なので、お通じにもよいのです。

さて、実は、妊カラは、海外にお住まいの読者が多いんです。

アメリカ在住のMさんからメールを頂きました。

---[メールの引用ここから]-----------------------------------------

初めまして。
いつも、楽しみに読んでいます。

私は結婚8年目のアメリカ在住の36歳です。
私は結婚当初からすぐにでも子供が欲しかったのですが、
結婚後すぐにアメリカに移住し、
主人の仕事も忙しいということもあり、
主人のほうがなかなか子どもが欲しいという気持ちにならず、
私だけが年齢をを気にしながら、
この年齢になってしまったと思っていました。

Kさんのメール(VOL.182)を読み涙がでました。

私の今までの人生を振り返ると、
ほとんど自分の思い通りになっていて、
友達や家族にも恵まれ、
自分に子供ができないことだけが、悩みでした。

もし、結婚してすぐに子供ができていたら、
子供ができない人の悩みなど気にすることもなかったと思います。
やはり、この年齢になってから子供が授かることで、
気持ちにも余裕ができ、いい子育てができるのではないかと、
年をとる事は悪いことばかりじゃないという考えに、
同意することができました。

ありがとうございました。

まだ、妊娠の予定はないのですが、
まわりに振り回されない自分でいたいなと思いました。

---[メールの引用ここまで]-----------------------------------------

Mさんありがとうございました。

考えてみると、Kさんのメールが、
アメリカにお住まいのMさんの心に響いたのですね。
インターネットならではです。

そこで、思いました!
せっかく、何千人という方に読んで頂いているわけですから、
みなさんの協力があれば、
もっと、もっと、大きな心の波紋を作ることが出来ると!

そして、今の辛さを、ちょっとでも、吹っ飛ばせるのではと!

その"波紋"というのは、
共感や共鳴であり、気づきであり、
そして、そこからは勇気が湧いてくるような、
そんな、いい意味での"波紋"です。

まずは、
あなたが、ほんとうにつらかったとき、
言われてうれしかったのは、
だれの、どんな言葉だったのか、
皆さんのメールを送って欲しいのです!!

送っていただいたメールは全て紹介します。

何のお礼もプレゼントも出来ませんが、
あなたのメールは、何千人という方々に、
勇気や気づきを与えると思います。

そして、それは、きっと、あなたにプラスになって返ってくると確信します。

これから、年末年始にかけて、
いろいろな行事があって、
いろいろな人たちと顔をあわせる機会も増え、
お子さんの話題が出たりもします。

そういう意味では、ちょっと、憂鬱な季節でもあるかもしれません。

どうか、一人でも多くのメールをいただけますように、
心からお願い申し上げます。

★言われてうれしかった、救われた言葉を教えてください!

あなたが、ほんとうにつらかったときに、
言われてうれしかった、救われた、勇気をもらえたのは、
だれの、どんな言葉でしたか?

皆さんからのメールをお寄せ下さい。

◎宛先
info@akanbou.com
※件名は「言われてうれしかった言葉」でお願いします。


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今週の更新情報
http://www.akanbou.com
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2006年12月2日  最新ニュース
妊婦の喫煙でその子どももタバコを吸う確率が高くなる
http://www.akanbou.com/news/news.2006120201.html
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2006年12月1日  Q&A
排卵誘発剤を使うべきでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006120101.html
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2006年11月30日 Q&A
卵管がない場合の胚移植について
http://www.akanbou.com/qa/qa.dr.tatsumi-023.html
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2006年11月29日 妊娠報告
結婚8年目、ヤケッパチになった4回目の人工授精で
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2006112901.html
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2006年11月28日 Q&A
顕微授精しか方法はないでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.dr.tatsumi-022.html
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2006年11月27日 Q&A
体外受精?、それとも、腹腔鏡検査?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006112701.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com

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           妊カラニュース
     20061202
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■妊娠しやすいカラダづくりのための気功教室から
http://www.akanbou.com/kikouclass/top.html

★12月9日(土)の開催場所について

12月9日(土)の教室の開催場所は、
(財)東京助産婦会館の3階ホールです。
http://www.akanbou.com/kikouclass/kaisaibashomap.htm#4

くれぐれもお間違いのないようにお願いいたします。

★年末年始のお休みのお知らせ

2006年12月23日・30日、2007年1月6日はお休みとさせて頂きます。
2007年は、1月13日(土)からスタートします。

★夫婦で取り組む妊娠しやすいカラダづくり教室開催のご案内

夫婦で一緒に取り組める、
呼吸法やストレッチ、マッサージ、気功の功法の講習です。
ご夫婦でご参加下さい。

日時:2007年1月21日(土)13:00〜16:00
場所:中目黒スクエア 5階和室
内容:夫婦でやるストレッチやマッサージ、気功の講習
費用:5,000円(お二人分)
定員:8組16名
お申し込み方法:メールにてお名前、年齢、ご住所、連絡先をお送り下さい。
info@akanbou.com
※件名は「夫婦で取り組む気功予約」として下さい。

先着順でお受けし、定員になり次第、締切らせて頂きます。
また、この日は、通常の気功教室はお休みです。

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特集:妊娠しやすいカラダづくりのためのサプリメント活用法
     
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サプリメントの活用事例を教えて欲しい、
そんな希望をたくさんいただいております。

そこで、具体的な活用方法、そして、それだけでなく、
大切なんだけど、あまり語られることのないことを話します。

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賢いサプリメントの使い方(1)

       まずは、野菜や果物を豊富に食べることから
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【鉄則】バランスのとれた食生活+摂取する必然性の高いサプリメント

▼不足した栄養素はサプリメントでは補えません

乱れた食生活によって不足した栄養素を、
サプリメントで補いましょうと言われます。

気をつけなければならないのは、
それは、メーカーの宣伝文句であるということです。

たとえば、トマト1つに含まれる栄養成分は10,000種類を超えます。
それに対して、サプリメントで補える成分は、
マルチビタミンミネラルでも、せいぜい、十数種類です。

バランスを欠いた食生活で不足した栄養素を、
サプリメントで補うのは、到底、不可能なのです。

ですから、食生活で不足した栄養素を補う方法は、
バランスのよい食生活しかないことを知るべきです。

▼その上で、摂取する必然性の高いサプリメントを

そして、このことは、
サプリメントの有効性を高めるためにも必要なことです。

バランスのよい食生活、
具体的には、最低でも主食を玄米にし、
野菜や果物を豊富に食べ、
その上で、それぞれの状況に応じたサプリメントを選択すべきです。

この順番を間違うと、
いくら、せっせとサプリメントを摂取してみても、
さほど、意味がありません。

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サプリメント活用事例(1)

      妊娠前の全ての女性は葉酸を摂取すべきです
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ビタミンB群の一種、葉酸は胎児の発育の不可欠な役割を果たします。

具体的には、二分脊椎症のような神経管の奇形を予防したり、
常位胎盤早期剥離や流産、死産、低出生体重児、子宮内胎児発育遅延、
さらには、妊娠中毒症を予防するのです。

★葉酸の働きとは?

大切な遺伝情報であるDNAを構成する核酸やタンパク質の合成に関わり、
成長を促進する作用があることから、
盛んに細胞分裂を繰り返す生命の誕生、成長時に大変重要な栄養素なのです。

★日本はやや対策を講じるのが遅れたものの

もともとアメリカやヨーロッパでは神経管障害が多く発生していたため、
1992年に葉酸を摂取することを勧告することで、
それ以降、年々、障害の発症数は減少していきました。

ところが、もともと、従来の和食には葉酸が多く含まれていたため、
世界的にも日本では神経管障害の発症数は少なかったため、
アメリカやヨーロッパに比べて、対策を講じるのが遅れました。

ところが、食生活の変化によって葉酸の不足傾向が顕著になるに従って、
神経管障害の発症数が増加傾向になり、
減少傾向を示していたアメリカやヨーロッパを抜いて、
世界でもトップクラスの発症数を記録することになってしまいました。

★2000年12月に厚生労働省が葉酸摂取を呼び掛ける

そして、おそまきながら、厚生労働省は、
妊娠を意識する女性は、1日に400μgの葉酸を、
サプリメントで摂取することを、推奨するようになりました。

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    妊娠を意識したその日から1日に400μgの葉酸を!
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よく誤解されるのですが、
何のために葉酸を摂取するのかと言いますと、
生まれくる子供の先天性の障害の予防を始めとして、
新しい生命の健全な成長のためです。

▼葉酸摂取のポイント

★妊娠が判明してからでは遅い

先天性異常の多くは、妊娠直後から妊娠10週以前に発生しています。
特に中枢神経系は妊娠7週未満に発生することが知られています。

ですから、実際のところ、妊娠が判明してから、
あわてて葉酸を摂取しだしても、時、既に遅し、なのです。

多くの研究報告をチェックしますと、
妊娠の1ヶ月以上前から葉酸を摂取することによって、
妊娠時に葉酸の血中濃度を高めておくことが必要になります。

実際にいつ妊娠するか、誰にも予測出来ませんので、
現実的な葉酸の摂取開始は、
"妊娠を意識したその日から"ということになります。

★葉酸はサプリメントで摂取するのがよい

葉酸は、その字の通り、ほうれん草等の葉っぱに豊富なのですが、
特徴として、熱に弱く、調理に際して50%近く、壊れてしまったり、
水溶性のためにゆで汁に溶け出してしまうため、
調理途中で失われやすいのです。

ですから、どうしても食事からだけでは、
厚生労働省が推奨する1日の摂取量をまかなうのは、
心もとないものです。

やはり、葉酸はサプリメントで摂取することがよいとされています。

★Bコンプレックスとして摂取する

葉酸は、ビタミンB群の一種です。

ビタミンB群の特徴としては、
ビタミンB群個々の栄養素は、それぞれ独自の役割を担っているのですが、
人間の体内では、一連の鎖のように利用され、
チーム全員が揃わないとそれぞれの役割が十二分に発揮されないのです。

ですから、葉酸を単体で摂取するのではなく、
ビタミンB群全てを摂取することが大切なのです。

★デリケートな時期のサプリメント摂取は品質を重視

妊娠前から妊娠中にかけてのデリケートな時期に摂取するサプリメントは、
品質を重視したいものです。

サプリメントの安全性は、
大昔から食習慣のある食べ物の形態に近いかどうかです。

ラベルをチェックしてみて下さい。
原料に野菜や果物等の食べ物名ではなく、
葉酸やビタミンB等の成分名があるのは合成であるということです。

女性の一生の内で最も良質の栄養素が必要とされる時期ですから、
安全性については、慎重になって、徹底的にこだわるべきです。

---〈推奨葉酸(ビタミンB群)製品〉---------------------------------

▼バイオサン「Bコンプレックス」
http://www.nature-g.com/shohin/member/01.html

食べ物に含まれるビタミンの形態に限りなく近いサプリメントです。
10種類のビタミンB群全てを果物や野菜、穀物から発酵濃縮して製造し、
食品と同じ消化プロセスをたどり、
最高の体内有効活用度を備えた製品として、
多くの産婦人科、不妊クリニックで販売されています。

このレベルのサプリメントは日本製では存在しません。

---〈その他のサプリメントについて〉---------------------------------

▼妊娠する力を高めるサプリメントはこちら

サプリメントであれば何でもいいというわけではありません。
サプリメントの賢い選び方、上手な使い方を提案します!

↓以下のページからどうぞ
http://www.nature-g.com/funin/supple.html
↓どんなサプリメントがよいのか分からないという方、ご相談下さい。
http://www.nature-g.com/query/main.html
↓お客さまの声はこちら
http://www.nature-g.com/kansou/top.html


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■編集後記
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冒頭でお願いしました、

「あなたが、ほんとうにつらかったときに、
 言われてうれしかった、救われた、勇気をもらえたのは、
 だれの、どんな言葉でしたか?」

について、皆さんのメールをお待ちしています。

よろしくお願いします。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行]   No.184
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◎発行部数
・自社配信: 1,005部
・まぐまぐ: 5,145部
・合計部数: 6,150部(12月2日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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◎注意事項
読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知なく掲載させていただく
場合がございます。匿名などのご希望があれば、明記してください。また、
掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【責任者】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)  
【WEB】 http://www.akanbou.com
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