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VOL.091 自分に備わった"復元力"を信じる!

2005年02月12日

                               
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□■□■□     ◆妊娠しやすいカラダづくり◆
◇◆◇◆◇        《毎週土曜日配信》
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http://www.akanbou.com
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みなさん、こんにちは。
"妊娠しやすいカラダづくり"メールマガジン版です。
いつもお読み下さってありがとうございます。

前号の編集後期にも書いたのですが、
最近、妊娠の報告のメールが増えているんです!
本当に嬉しい限りなのですが、
やっぱり、この変化はなんなのかな、と考えてしまいます。

本当のところは誰にも分かりませんが、
おそらくは、このタイミングで増えるというのは、
年末年始の休暇のお陰と考えざるを得ません。

意識せずとも、カラダは敏感に感応するんですね。

"連休効果"は侮れませんよ!

そう言えば、今日は3連休のまん中という方も多いと思います。
来月も3連休(19〜21日)があり、その次はゴールデンウィークです。
特に今年のGWは昨年と違い、暦が良いようで、
5月2日と6日を休めれば、なんと、なんと!、10連休も可能です。

今から、2人で旅行の計画でも立ててみませんか。

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             ★今週の更新情報★
  http://www.akanbou.com
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2005年2月9日 最新ニュース
メラトニンが不妊を引き起こす可能性
http://www.akanbou.com/news/news.020901.html
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妊娠への5つのステップは、
ステップ1「生活を見直すことから始めましょう」、
ステップ2「妊娠の可能性を最大にする夫婦関係」までアップしました。

今週更新した最新ニュースは、
あの、人気のサプリメント、メラトニンの摂取で、
不妊になる恐れがあるとのこと。

驚きました。
ただ、よくよく考えてみると、
メラトニンって、脳で分泌されるホルモンなんですね。

今週のコラムはこの最新ニュースについて、です。

━[コラム]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

         メラトニンの摂取で生殖障害?

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メラトニンは、不眠症や時差ぼけに効果的なサプリメントとして、
アメリカでは大変な人気です。
そのメラトニンを摂取することで、
生殖障害が起きる可能性があるとの研究結果が発表され、
研究者はメラトニンの使用には注意が必要と警鐘を鳴らしています。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05020937.html

実は、このメラトニン、日本では食品として認可されていません。
医薬品の分類で、かつ、薬としても未認可の合成ホルモンです。
ところが、現実にはネットや通販の個人輸入でバンバン使われていますので、
ご存知の方も多いと思います。

因に、アメリカではサプリメントですが、
フランスやヨーロッパ諸国では、医薬品で、
それも医師の処方箋が必要な薬です。

少し、話しが横道にそれますが、
同じ成分でも、このように国によって、
サプリメントであったり、薬局で買える薬であったり、
医師の処方箋がなければ手に入らない薬であったりします。

今、人気の、老化を遅らせるという触れ込みのコエンザイムQ10も、
つい、この間(2001年4月)迄は心臓病の薬だったのです。
その他、話題のL−カルニチンにしろ、リポ酸にしろ、
世の流れとしては、"規制緩和"で、
どんどん、医薬品から食品へ衣替えしているものが出てきています。

ところが、厚生労働省が、今日からこの成分は薬ではなくて食品です、
と法律を変更したからといって、成分自体は何ら変わりはなく、
それ迄、薬としていた理由も依然としてある訳です。

規制を緩和するということは、
これからは、"個人の責任で調査、判断して下さい"ということであって、
その成分が大根やニンジン等と同じ様に安全な食品であると、
お墨付きを与えた訳では、決してありません。
ですから、利用に際しては、慎重に検討する必要があります。
使い方次第ではいろいろなリスクが存在する事を忘れてはなりません。
自己責任、というやつです。

本題に戻ります。

今回の研究報告について説明を補足しますと、
実は、もともと、メラトニンには、
下垂体からの生殖腺刺激ホルモンを抑制し、
排卵を止めるという避妊効果があることは知られていて、
メラトニンを使った避妊薬の開発が期待されていたほどです。

それでは、今回の研究で、新たに何が分かったのでしょう。
それは、ウズラを500羽使った実験によって、
メラトニンと生殖腺刺激ホルモンの間に介在する、
新たな脳内ホルモンの存在を突き止め、
その脳内ホルモンを「GnIH」と命名したのです。

そして、メラトニンが、「GnIH」の合成を促進し、
その「GnIH」が、
生殖腺刺激ホルモンの分泌を抑えるメカニズムを実証しました。

一応、ウズラで確認されたということなのですが、
人間にも存在する可能性が大であるとのこと。

卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)等、
妊娠するために欠かせない生殖ホルモンの分泌を抑えるホルモンが、
発見されたというのですから、驚きです。
なんでも、この生殖腺刺激ホルモン抑制ホルモンがあるだろうことは、
だいたい予測されていたようです。
そして、その存在を確認するのに、
日米欧の研究者で熾烈な競争があったそうです。

そんな、嬉しくないホルモンがあるということもさることながら、
普段は、ついつい、忘れがちなことですが、
未だ、人間は、自分達のカラダの生殖活動の全貌を、
完全には把握出来ているわけではないことを、
今更ながら実感しました。

排卵誘発剤を使って、人為的にホルモン環境に働きかけた場合に、
かえって、自然なホルモンバランスを崩してしまい、
副作用に苦しめられる場合が、ままあることも、
そういう視点から見ると、よくよく理解できます。

ある意味、下手に手を出すと火傷しかねないような、
精密で、精巧なシステムなのかもしれません。

機能性不妊(原因不明)だなんて、医師から宣告されて、
自分のカラダが、"欠陥品"であるかのような気持ちになったと、
これまで、何通もメールを頂きましたが、
とんでもないことです。
単に、原因を見つけられないだけのことです。

例えば、感染症であれば、そのウイルスをやっつけてしまえば済む話です。
簡単なことではないのかもしれませんが、ある意味、単純なものです。

ところが、複雑で、精巧で、絶妙なバランスの上に成立していて、
ともすれば、デリケートで脆い、
神秘的とさせ言える、そんな生殖システムを相手にする場合は、
人間の手で下手にかき回すよりも、
これも人間に、本来的に備わった自然治癒力をもっと磨くべきでしょう。

そんな自分の持つ"復元力"をもっと信じても良いのではないでしょうか?


━[投稿記事]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       
       仕事を続けながらの不妊治療は可能ですか?

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不妊治療と仕事の両立というテーマについて、
皆さんからのご意見、体験談をお寄せ頂きありがとうございました。

Yさんからのご相談は以下のようなものでした。

------〈引用ここから〉----------------------------------------------

〈中略〉

不妊クリニックの先生に、
本当に子供が欲しければ、仕事をやめなさい、
仕事を続けながら、子供もなんて、我がままだとのこと。

仕事をやめてみることも考えていますが、
やめても、妊娠できずに、
今の仕事まで失ってしまうのも怖いという思もあり、
悩んでしまいます。

〈中略〉

------〈引用ここまで〉----------------------------------------------

まずは、京都のNさんからのメールです。

------〈引用ここから〉----------------------------------------------

私もYさんと同じく先生から仕事は辞めたほうがいいと言われました。
流産した事もあり、
仕事のストレスなどがいけないのかも・・・と思い仕事を辞めました。
今は短期のパートをたまにするだけで、
長期のパートには行かないようにしています。

しかし「子供がいないのに何故仕事に行かないの?」、
「気楽でいいねえ」などと言った言葉を、
周りや主人からも度々言われるようになったり、
治療費で家計が苦しくなるなどのストレスが貯まるようになりました。
気分転換にと専業主婦をしている友達数人ととランチに出かけても、
私以外は子供がいるので話に入れなかったり、
「今年こそがんばれ」と言われると焦りを感じてしまうこともあります。

仕事を辞めて治療に専念すると子供の事ばかり考えてしまったり、
1日誰とも話をしない、笑わない日が出てきたりするので、
家にいるよりも外に出るほうが好きな人は、
仕事を辞める必要はないような気がします。

42歳で小学校の先生をしながら不妊治療をし双子を授かった方もいますし、
土日に診察してくれる病院を見つけて仕事しながら、
人工授精で男の子を授かった友達もいます。
私も今は専業主婦をしていますが、長期のパートに出る事に決めました。
Yさんもご自分がしたいと思う方を選ばれたらいいと思います。
わがままなんかじゃないと思います。

------〈引用ここまで〉----------------------------------------------

次に、静岡のKさんからのメールです。

------〈引用ここから〉----------------------------------------------

私も不妊治療を始めた頃、看護婦さんに言われたことがあります。
不妊専門病院で、通っているみなさんが非常に熱心で
治療のためなら何でも捧げるみたいな雰囲気があるところでした。
仕事の都合でこの日には受診できないとか、
予定が詰まっているからこの時期が良いなどと言えば、
治療を優先に考えられないような不真面目な患者のような扱いでした。

不妊治療は自費診療です。
どうしてもその治療費を捻出しなければ受けられません。
仕事は辞められないです。
私の場合、苦労してようやく手にした仕事なので
安易に辞められないという気持ちがあります。

前の職場では先輩から
「こんな忙しいときに治療を入れなくても、
来週に延ばしてもらえば」という、
とんでもないことを言われました。
自分の都合で1週間ずらすことは簡単ではないことが
理解されませんでした。
同性で、子どももいるのに女性の身体のことが
わかっていないのかなと疑問に感じました。

転勤で、今の職場に異動して学んだことは
仕事は、自分がいなくても回ると言うことです。
勿論、自分の仕事は責任持ってやりますが、
自分のかわりになる人はいると言うこと。
はっきり言って、自分がいなければ
業務が滞ることはないということを学びました。
そう思うようになって気が楽になり、
治療を優先するようになりました。
病院を変えたことも手伝い、前より年休を取らなくなりました。
その分交通費がかさみ、経済的には大変ですが・・・
今の治療を続ける限り、仕事は辞められないと強く思います。
仕事と治療は相反するもののように感じますが
私はセットだと思います。
どちらも辞められないです。

みなさん同じ事につまずき悩むんだなと思いました。
私も以前同じようなことで悩んだことを思い出し、
メールしたくなりました。
肩の力を抜いてぼちぼちやりましょう。

------〈引用ここまで〉----------------------------------------------

Nさん、Kさん、ありがとうございました。

治療のためにお仕事をやめたNさんと、
お仕事を続けられながら治療を受けておられるKさんの、
それぞれの体験を通したご意見をご紹介させて頂きました。

不妊治療のために、仕事をやめるべきか、続けるべきかという点では、
その他、頂いたメールも含めて、
全員が仕事をやめるべきではないとのご意見でした。
仕事をやめたことで、頭の中が子供が欲しい一色になってしまい、
よりストレスになるのではということ、
そして、やはり、治療費を捻出するためには、
止められないということも大きいようです。

クリニックへ通うのは、もちろん、不妊治療を受けるためであって、
不妊治療というのは、皆さん、ご承知の通り、
スケジュール命、です。
職場へ行けば、行ったで、仕事には納期や期限がつきもので、
チームで取り組んでいる場合は、
自分一人の都合を押し通すにも限界があるでしょう。

このように、仕事を持ちながら、不妊治療を受けるということは、
クリニックからも職場からも理解を得られないリスクが、
ついて回るということになります。

ただ、治療のスケジュールは待ったなしのところが、
どうしても、職場のスケジュールを、
やりくりするということになるのでしょうか。

いずれにしても治療を受けるための環境づくりには、
多少の努力と工夫が必要なようです。

引き続き、皆さんからのご意見や体験談をお待ちしています。

━[Q&A]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       皆さんからの"悩み"をお聞かせ下さい
        ◆◇◆誌上カウンセリング◆◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あなたの今の悩みは医療では解決できない悩みかも知れません。
そうであれば、医療の助けを受ける前に、
カラダの"治療"を受ける前に、
心の"お手入れ"が必要ではないでしょうか?

--------[ご相談内容]----------------------------------------------

30才の女性です。
これまで、日本で不妊治療を受けてきました。
人工授精までですが、
未だ妊娠には至っていません。

そんなところへ、
この6月より主人が海外へ転勤することになりました。

海外では日本にいる時のように、
不妊治療を続けることが出来なくなるのではと、
悩んでいます。

---------[海外の読者の皆さんから]---------------------------------

メールをお寄せ頂いた皆さん、
本当に、貴重なご意見や体験談をありがとうございます。
今迄に18通のメールをアフリカ大陸以外、10ヶ国から頂きました。

ご相談者のぱぷたんさんから、その後メールを頂いて転勤先は、
アメリカのニュージャージー州とのことでした。

まずは、たいがいの国では不妊治療を受けることは可能なようです。
アメリカやヨーロッパ、オーストラリアでは当然のこと、
アジアでも、韓国、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシアで、
南米ではチリで、治療を受けられているとのメールを頂いています。

皆さん、一様に指摘されているのは言葉の問題です。
ただし、これは海外で生活する上では治療だけに限ったことではありません。

例えば、イギリス在住のMさんは、
「幸いにも元看護婦で、
日本に住んでいたという方に通訳をして頂いたのでとても助かりました。
普段、普通に話せる人でも専門用語になると難しいようです。」

ヨーロッパ在住のYさんは、
「言葉の壁が私には大きく
不完全な?英語しかできない私が、
その国のドクターに英語で説明を受けていましたが、
お互いが母国語ではないため意志の疎通が大変だと思いました。
1度は英語の話せないドクターにあたり、
訳の分からない状況での診察でストレスを感じました。」

チリ在住のAさんは、
「一番の問題は言葉でしょうか。
英語がお出来になるなら、
英語圏以外の国でも英語が通じる医師がみつかると思います。
もし、苦手でも、医療機関での不妊治療・検査は、
どこの国でも同じようなものなので、
単語と身ぶり手ぶりで意思疎通が出来ると思います。
でも、説明が分かりにくいこともあると思うので、
一冊不妊治療に関する日本語の本をお手元に用意しておけば、
後から、これのことを話していたのか、
と辻褄を合わせることが出来ると思います。」

次に、日本で不妊治療を受けていて、
海外で継続した治療を希望されるのであれば、
イギリスのMさんは、
「今迄の病院での治療の詳細を書いた物を持っていくほうがいいと思います。
日本で先生に事情を説明したら、英語に訳した物を作って頂いて、
それを持っていきました。」とのことです。

さて、海外で戸惑うのは、
それぞれの国の医療システムや慣習の違いでしょうか?

皆さん、指摘されるのは、
事前のその国の不妊治療事情をインターネット等で調べることや、
あらゆる手段を駆使して情報収集することが大切とのことです。

特にかかる費用については、
保険の適用は国によって様々です。
因みにアメリカでは、保険は効かず、
日本人からすれば、かなり高額な印象です。

ニューヨークにお住まいのNさんからは、
「月経異常という範囲では健康保険がカバーしてくれますが、
いったん、不妊治療に移ると、
ドクターカウンセリング1回300ドル、検査費400ドル〜、
超音波検査2000ドル、1回の薬が1500ドル以上をキャッシュで
請求といわれステップアップするかどうか悩んでいます。」

あとは様々なアドバイスを頂いています。

韓国にお住まいのTさんは、
「一番、この方にお伝えしたいことは、
全く環境が変わったときに、自分が順応性をもって対処できるかどうか、
この辺りに鍵があると思います。
不妊治療の技術的な問題はある意味では二の次に思えます。」
さらに、
「とにかく頼れるのは夫しかいないので、
夫婦の関係、心のつながりが一番大切だと思います。
大変なときにどれぐらいお互いを支え合えるかがポイントだと思います。
それさえあれば、
技術的なことはあとからついてくるんじゃないかと思っています。」
また、
「いきなり、そこで不妊治療を始めるのではなくて、
まずはその環境の慣れて、そしてもし、近くに日本人女性がいるのだったら、
友人関係を作ったりすることをお勧めします。」とのことです。

チリのAさんも、
「ご相談された方も、赴任されてすぐは生活を整えるのに、
手間や時間がかかって大変だと思いますが、
落ち着いてきたら、周りの方に相談されれば不妊治療に関する情報が、
比較的簡単に手に入るのでは、と思います。」

多くのご意見やアドバイスを頂いていますが、
実際のところ、言葉の問題は別として、
現地の医療システム、不妊治療事情については、
ご自分お一人で調査するのにも限界があるでしょうから、
正確に教示してもらえる人を探すことが大切なように思います。

あと、カナダ在住のNさんからのメールで、
カナダのホームドクター制度について伝えてもらいました。
私は、個人的にとても素晴らしい制度ではないかと思いました。

カナダ在住です。
こちらではどんな健康の問題でもまずホームドクターに相談します。
最初にホームドクターができる範囲での検査をします。
私達の場合、精子の検査(数と運動率)を3回ほど、
子宮卵管造影法、タイミング法を指導されました。
それでも、その後一年たっても妊娠しないので、
ホームドクターから専門医(産婦人科医)を紹介されました。
産婦人科医からクロミッドを3か月程処方され、
腹腔鏡検査をしても異常がないのに妊娠しなかったため、
今度は不妊治療専門機関へ回されました。
そこで、再度もっと高度な機械で精子を調べた結果、
精子のスイミングパターンがよくないとのことで人工受精を進められ、
1度で妊娠しました。
その間、かかった期間は2年程です。
私達の場合、大きな都市からかなりはなれた僻地に住んでいるため、
予約をとるのに主人の仕事の都合にあわせたりして、
より時間がかかっていると思います。
加えて最初から専門医に診てもらうことができないので、
間違いなく日本よりも時間がかかると思います。

Nさんは、時間がかかることの問題を指摘されておられますが、
不妊のような原因がすぐには判明しにくい治療の場合は、
このようなすすめ方が理想的なように思います。
結局、もっとも負担の少なく、
かつ、適切な治療を受けられるからです。

さらに、海外で治療を受けることのハンディーを、
逆に治療に頼らずにカラダづくりに励んだというメールも、
大切なことを伝えて頂いたように思いますので、
最後に、ご紹介させて下さい。

〈中略〉
このように、言語の壁や国民性の違いで戸惑うことも多く、
カウンセリングも受けることも出来ずストレス一杯で体外受精を受けました。
結果は、撃沈でした。

毎日が緊張感一杯で挑んだ、はじめての体外受精が失敗に終わった私は、
落ち込んでしまいました。
体重も7キロ近く増え全く自信をなくしていました。
自分に腹が立って、許せないと思っていました。

病院から再度、41才までに治療を?と言われましたが、お断りし、
子供の居ない人生を夫婦で考えはじめました。
そんなとき、この「妊娠しやすいカラダ作り」にであい心が、癒されました。
不妊治療の意味を考え自然の力を考えるきっかけになりました。

体重を10キロ落とし、運動をやり食事に気をつけ、
自分に必要なサプリメントをとり、
自分のカラダを愛し感謝し、
自分を妊娠のことで追いつめることは辞めました。
夫も全く同じ考えでした。
4ヶ月後に、自然に妊娠することができました。
その後、残念なことに流産になりましたが、
自分にもチャンスがあると言うことで、
自分のカラダに本当に感謝出来るようになりました。
今も気楽に挑戦中です。

海外で治療を受ける方のお役に立てるのならと、書かせて頂きました。
その国の治療情報を収集した上で、言語の壁をクリアーできれば
問題なく治療は、受けられると思います。治療で受けたストレスを
うまく解消できる道をもっていることも大事なことだとおもいました。
〈引用ここまで〉

皆さん、本当にありがとうございました。
誌面の関係でご紹介できなかったメールにも、
是非ともご紹介させて頂きたいものがたくさんありました。

またの機会にご紹介させてもらいます。

多くの方々がそれぞれの環境で、
努力され、工夫されていらっしゃる様子に、
とっても勇気づけられました。
メールを頂いた皆さんに深く感謝申し上げます。


━━━━━[Q&A]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       
   Q&A  皆さんからのご質問やご相談をお寄せ下さい。

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★Q&Aトップ
http://www.akanbou.com/qa/main.html
★ご質問・ご相談専用フォーム
http://www.akanbou.com/qa/form.html

━━━━━[妊娠報告]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
      読者の皆さんからの妊娠報告をお待ちしています!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★妊娠報告トップ
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★妊娠報告専用フォーム
http://www.akanbou.com/houhoku/form.html

━━━━━[サプリメント]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

あなたに相応しい不妊改善のためのサプリメントをアドバイスいたします

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在の状況を出来るだけ詳しくお書き下さい。適切なサプリメントの摂取プ
ランをご提案させて頂きます。それぞれのご予算に応じたプランニングです。
ご利用を通してフォロローさせて頂きます。
http://www.nature-g.com

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■編集後記 
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メラトニンに関するニュースは、
その成分の一面だけで、摂取することのリスクを改めて実感しました。

また、ホルモンに作用する成分は特に要注意です。

ホルモンに作用するサプリメントは多くあります。
例えば、大豆イソフラボン等は、サプリメントではなく、
大豆食品を普通に食事でとることが最も安全で効果的なのではないかと、
考えています。

妊娠への5つのステップのステップ3で、
サプリメントとの正しい付き合い方を解説する予定です。

最後に海外からメールを頂いた皆さんのご健康と、
1日も早くご希望が叶いますよう、
心よりお祈り申し上げます。

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妊娠しやすいカラダづくり No.091
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【発 行】 株式会社ライフケアマネジメント内
      [妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【編 集】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会所属)
【監 修】  荻田浩司(内科医・医学博士)
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