2回の転院、7回目の顕微授精で

12.12.18

お名前  あさみさん 性別  女性 年齢  42歳 結婚歴  6年8ヶ月
不妊期間 6年8ヶ月 不妊治療期間 2年 ヶ月

妊娠に至った治療内容

顕微授精(7回目)。
自然周期(クロミフェン)で成熟卵が2個、受精し培養を続け1個は6日目胚盤胞。もう1個は桑実胚~胚盤胞へなりかけでストップ。

移植した凍結胚盤胞は総合判定E。培養士さんから「40代だとDかEになる。A(最高ランク)でも妊娠しない人はいるし、Eでもする人もいる」と言われる。

妊娠に至った経緯

1件目の病院では、男性不妊の為顕微授精を勧めてくるばかりで、不信感を持ち転院。

2件目でも顕微を勧められるが、人工授精を試したいという希望を取り入れてくれ、4回やるが結果が出ずこちらから顕微を希望。自然周期1回、ショート2回やるが陰性。

更に高度な技術を持つ新宿の有名な病院に転院し、そこで4回目(全て自然周期)の顕微で、初めて胚盤胞凍結、移植し陽性。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

とにかく血流を改善しようと、カーヴィーダンスやロングブレスをやっていたら、長年の肩こりと便秘が改善。

更に、ジョギング(3ケ月だけ)をやると、爽快感がたまらなく、精神的にとても良かった。

お風呂上りに、つぼつぼの足踏みでかかと(生殖のつぼ)を念入りに踏み、足の親指と小指をもむと良いらしいので実行すると、末端冷え性なのに、夜布団の中で足先がかっと熱くなる。

不妊改善中の方へひと言

あまり思いつめずに、治療をしたければ通院し、休みたければしばらく休む。私はそうやって、無理なく治療を続けて、なんとか結果を出すことができました。

通院中つらかったのは、しいて言えばショートの時毎日注射を打ちに行き、副作用がきつかったけれども、転院後は自然周期メインの治療だったので副作用は無く、淡々と治療を受けることができた。

でも、自分で思ってたよりも精神的にストレスだったようで、陽性判定が出た日の帰り、病院のビルを出た途端、ふっと張りつめていたものが緩んで涙が出て、自分でもびっくりした。

その他、ご自由に

1件目の病院(当時38歳)で、男性不妊を指摘され、この数値では人工授精はできない、とにかく顕微・顕微!と言われて、初めて検査を受けた者としては、受け入れられなかった。「30代なら成功率も高い」と説明をされたが、ここで患者の希望を聞いて1回でも人口受精をしてくれていたら、もっと早く顕微を受ける決心がついたかもしれないのにと残念。

不妊治療を受ける病院は、念入りに調べて、信頼できて技術のある病院へ行き、転院もありだと思います。

編集室より

おめでとうございます。

体外受精などの高度生殖補助医療が普及してからは、先生や施設ごとの考え方の違いや技術格差が顕著になっているようです。そのため、どんな治療を望むのかについて、よく考え、クリニックを選ぶことが大切だということですね。

貴重なご経験を投稿いただきありがとうございました。お元気なお子さまをご出産されますように。