18回採卵するも1度も移植出来ずに転院、刺激法を変えてすぐに妊娠

10.10.29

お名前  ハルさん 性別  女性 年齢  43歳 結婚歴  2年10ヶ月
不妊期間 2年6ヶ月 不妊治療期間 2年3ヶ月

妊娠に至った治療内容

AIH3回、顕微受精19回

妊娠に至った経緯

結婚が遅く、最初から妊娠を意識していました。

半年たっても妊娠しなかったのですぐに病院へ行き、検査をしました。
卵管が片方詰まっていたので、すぐにAIHを行いました。
3回行ったのですが、結果妊娠せず。

都内の有名クリニックの系列に転院し、顕微授精を行いました。

1年5ヶ月で計18回の採卵。
そこは、胚盤胞での移植と限られており、FSHが高いと刺激も行わなかったので、毎回出来るのはたった1つの卵胞。
それがなかなか胚盤胞まで育たず。。

そこでは一度も移植出来ないので、最後の望みと転院。

そこでは、低刺激を行い3個の卵胞が育ち4分割での移植。
無事妊娠しました。

19回目の採卵、初めての移植でした。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

毎週鍼灸へ行き、自宅でも毎日お灸を行いました。

プレマタニティビクスのDVDで時間のある時は、体を動かしました。

仕事へ行っていたので、社内での移動は階段を使うようにしていました。

食事に玄米を取り入れるようにしました。

不妊改善中の方へひと言

現在、妊娠9ヶ月。
44歳になってからの出産です。
この年齢でも妊娠出産出来るということを希望に持っていただけたら幸いです。

その他、ご自由に

今までの通院はなんだったんだろうと考えます。

それまでの色々なことがあったから今、なんだろうと思いますが、最初からそのクリニックへ行っていたらもしかしたら、もっと早く授かることが出来たのかも。。という考えがよぎってなりません。

編集室より

おめでとうございます!

いつ、どのように授かることになるのか、思うようにならないものですが、不妊治療におけるクリニックや治療法については、選択することがある程度は可能なだけに、振りかえってみるといろいろな思いがあって当然のことかもしれません。
ただ、それでも、やはり、今に至ったのは、それまでのことがあってのことであることは事実です。

確かに、適切な卵巣刺激を施して、複数の卵子を採卵するほうが妊娠の可能性は高くなりますし、そもそも、まずは、移植できなければ妊娠を望めないわけですが、考えようによっては、転院後の採卵で、はじめて、妊娠できるだけの力を備えた卵子と巡り合うことが出来たということなのかもしれません。

高度な治療における、卵巣刺激法などの治療方針のこと、病院選びのこと、いろいろなことを、深く、考えさせられました。

投稿いただいた内容を受け取る者にとっては、それぞれに参考にさせていただけると思いますが、ハルさんにとっては、やはり、お子さんと、“巡り合う”わけですから、結果として、巡り合われたタイミングしかなかったのだと、私は信じたいです。

プレマタニティビクスDVDやサプリメントもご利用いただき、そして、貴重な投稿をいただきまして、本当に、ありがとうございました。

お元気なお子さまをご出産されますように。