体外受精1回、顕微授精6回、移植10回目にしてやっと妊娠、出産できました

10.09.13

お名前  ふぅまみさん 性別  女性 年齢  43歳 結婚歴  15年6ヶ月
不妊期間 6年1ヶ月 不妊治療期間 4年8ヶ月

妊娠に至った治療内容

IVF

妊娠に至った経緯

AIHの2回目で妊娠しましたが、20週で胎児異常を指摘されました。
前全脳胞症であることと、心臓の壁が無いこと、18トリソミーを示唆されました。

妊娠の早い時期での胎児異常発覚は、重篤な障害であることが多い事を知り、悩みましたが、人工死産を選びました。

その後、AIH4回しましたが妊娠せず、IVFにステップアップ。

体外受精1回、顕微授精6回。移植10回目にしてやっと妊娠出産できました。

当初から、高プロラクチン血症のため、カバサールは飲んでいました。

採卵すると、胚盤胞率は50%あり、グレードも悪くなかったのですが、着床しませんでした。
7回移植しても結果が出なかったため、着床不全不育症の専門医に転院しました。すると、高リン脂質の疑いがあることと、子宮内にばい菌がいるということがわかりました。
3回目の移植で、妊娠出産することができました。

その時は、子宮内洗浄を1週間行い、バイアスピリンとヘパリン投与。(漢方薬併用)

出産直前までヘパリン投与は続きましたが、無事に元気な女児を出産することができました。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

ありとあらゆることは試しました。

採卵方法も、ショート法、ロング法、アンタゴ、クロミッド等行いました。
移植も、新鮮胚、8分割、胚盤胞、凍結胚で行いました。

サプリメントは、DHEA、ビタミンE。

漢方薬は、専門店で月3万円を半年続けましたが、転院先の病院では漢方処方があったので、そちらで処方していただきました。
柴令湯、当帰勺薬散。

不妊改善中の方へひと言

不妊は、本当に辛い日々だと思います。

暗くて長いトンネルから抜け出せる日は来るのだろうか・・・私も、泣いてばかりの日々が続いていました。
私は本当に幸い妊娠出産することができました。

これは、自分の原因をしっかりと突き詰めて考えることができたからだと思います。

7回目の移植が失敗したとき、着床に原因があると思いました。
着床不全と不育症の専門医に転院しました。

不妊の専門医でも、色々と得手不得手はあります。
高齢が得意だからといって、固執して時間が過ぎてはもったいないです。
自分にあった医師を見つけることも、重要だと思います。

転院するには、勇気がいりますが、結果が出ない場合は、転院するべきでしょう。

その他、ご自由に

治療していると、治療以外の事が考えられなくなります。
どんどん自分を追い詰めていく状態になりますが、なんとか鼓舞してほしいと思います。

皆さんに、子が授かりますよう、心から祈っております。

編集室より

おめでとうございます!

漫然と同じ治療を繰り返すのではなく、原因に対して、適切なドクターによる、適切な治療や対処がとても大切だということがよく分かりました。
貴重なご経験を投稿いただきまして、本当にありがとうございました。

ご家族の健康をお祈りしています。

ありがとうございました。