不妊治療を忘れて(休んで)気楽に楽しんでいるときに自然妊娠しました

10.04.21

お名前  MSさん 性別  女性 年齢  37歳 結婚歴  7年9ヶ月
不妊期間 7年3ヶ月 不妊治療期間 2年6ヶ月

妊娠に至った治療内容

自然妊娠

妊娠に至った経緯

結婚して半年後で妊娠するも、9週で稽留流産。

その後なかなか妊娠せず、結婚5年目から不妊治療専門の医院へ通いはじめる。
一通りの検査の結果、夫は問題なし、私のほうは左の卵管が詰まり気味である以外は特に目立った問題は無し。

ただ夫が不妊治療には乗り気でなく、私だけが通院してタイミング療法のみ。

結婚6年目に2度目の妊娠するも、またも9週で稽留流産。

半年後タイミング療法を再開するも、夫と意見が合わなくなり治療をお休みすることに。

その5ヶ月後、自然妊娠が判明。

現在妊娠10ヶ月。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

・週2回プールで泳ぐ。その後サウナで体を暖めて汗を流した。

・晴れた日には近くの公園をウォーキング(30分~1時間)

・阿波踊りに参加し、夏祭りでは弾けて踊った。

・冷え性の低血圧だったので、血行をよくして体を温める食材(にんにくや葱など)を食べるようにした。
 生姜を入れたミルクティーはよく飲んだ。

不妊改善中の方へひと言

よく聞く話ではありましたが、子供が欲しい欲しいと思っている時には妊娠せず、治療を忘れて(休んで)気楽に楽しんでいるときに自然妊娠しました。

治療のためにパートタイムで働いていましたが、子供のいない夫婦2人の生活も考えて、正社員への再就職も考えていた矢先、妊娠しました。
結局パートの仕事は辞めることになりましたが、夫婦2人だけの生活でも、楽しく充実させることができると想像できたことは、気持ち的に楽になりました。

結婚してから8年近く、後から結婚した友人の妊娠報告に落ち込んだり、心無い言葉に傷ついて涙することも多かったです。

でも治療で夫婦間が険悪になるよりは、一休みして、パートナーと仲良く暮らすこと、自分が生き生き楽しく暮らすことを大切にしてほしいと思います。

その他、ご自由に

私の場合、2回の流産を経て、結婚8年目にしてやっと授かることができました。

不妊治療中は子供のことばかりを考えていて、乗り気でない夫に無理強いをさせてしまい、険悪な雰囲気になっていました。
そんなとき信頼できる先輩(2児の母)に、「夫が協力してくれない。」と愚痴ったら、「そんなに子供が欲しい?そんなに子供が大切?」と言われて、ハッと目が覚めました。
昔から、「夫より子供を優先する妻にはなりたくない。」、「夫が1番、子供は2番と言える愛夫家(?)になりたい。」と、思っていたはずなのに・・。

それからは治療をお休みして、趣味や好きなことに没頭し、夫ともタイミングもはからず自由に仲良くするようにしてところ、自然妊娠。
きっと子供も、自分の生活を楽しんで、夫婦仲良くしているママのところに来てくれたのかな~と思ってます。

ある友人の言葉が心に残っています。

”計画通りに出産できると、子供は親がコントロールできる存在だと思ってしまう。

不妊の期間は、神様が「子供は親の思い通りにならない存在だ」ってコトを教えてくれているんだって。”

辛くて自分が嫌になるときもあった不妊期間も、決して無駄ではないのだと思います。

妊カラには、理性的な情報をいただき、妊娠報告に励まされたり、感謝しています。少しでも参考になればと思い、臨月に入ったいま報告させていただきました。

みなさんのところにもコウノトリが来ますように・・・。

編集室より

おめでとうございます!

それぞれの夫婦には、それぞれの夫婦の授かり方、それぞれの夫婦の授かるタイミングというものがあるのですね。
そして、授かるタイミングというのは、往々にして、それぞれの夫婦が期待し、切望するタイミングであるとは限らないものなのですね。

また、どのように授かるのか、すなわち、どんな不妊治療を受けるのかについても、それぞれの夫婦らしい考え方ややり方があるということですね。

私たちのとても勇気づけられました。

貴重な経験を投稿いただき、本当にありがとうございました。

お元気なお子さまをご出産されますように、お祈りしています。