自然妊娠は無理だと言われたにもかかわらず・・・

09.05.07

お名前  しろねこさん 性別  女性 年齢  38歳 結婚歴  5年8ヶ月
不妊期間 2年0ヶ月 不妊治療期間 0年3ヶ月

妊娠に至った治療内容

子宮卵管造影検査、タイミング法、精液検査、フーナー検査、自然妊娠しました。

妊娠に至った経緯

現在二人目を妊娠中です。
一人目も二人目も、妊娠にいたるまでに二年かかりました。

一人目の時は、子宮卵管造影は異常なく、タイミング法で授からないので治療を中止。
この頃は結婚後のもろもろのストレスで抑鬱状態になってしまい、精神科でSSRIやSNRIの投薬も受けていたりで、落ち込んでばかりの毎日でした。

1年後に思い立って、専門のクリニックで精液検査とフーナー検査を受けたところ、夫の精子の運動率が悪いので自然妊娠は無理と言われました。
人工授精をすすめられたのですが、連休中で病院の都合が悪く、治療を見送ることになったその月に自然妊娠しました。

夫は多忙でストレスも多く、食生活も乱れがちな生活だったのですが、この時は韓国に二週間出張した後の連休だったので、何か身体に良い作用があったのかもしれません。

二人目は、妊カラのメルマガの「回数」が大事との記事を意識してから授かりました。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

妻は漢方薬(当帰芍薬散)を常時服用。
夫は禁煙。
なるべく身体を冷やさないこと、なるべく歩くこと以外は特に行っていませんでしたが、振り返ってみると、一人目も二人目も、受精から着床にかけて、庭仕事や山歩きに(筋肉痛になる程)毎週のように精を出していた時期でした。

また、少し記すのがためらわれることですが、フーナー検査の結果が悪かったことを受けて、私は性交後に(夫が寝静まってから)、マスターベーションで精子を子宮に取り込む努力をしておりました。(夫には言えませんが)効果はあったように思います。

不妊改善中の方へひと言

二人目も授かり、幸せいっぱい!と言いたいところですが、実は現在、上の子の発達障害が判明し、その悩みで頭がいっぱいなのです。
子どもができた後も、生きている限り、いろんな壁にぶつかるものなのですね。

辛い気持ちにどっぷりつかった後は、なんとか落ち着いて、 事態を客観的に見つめて自分の足で歩かねばならないことを、私は短いながら不妊だった時代に身に付けたような気がしています。
妊カラのメルマガに一貫しているこの姿勢には、今もはげまされています。
ありがとうございます。

編集室より

おめでとうございます。

こちらこそ、です。
ありがとうございます。

思うように授からない期間を経験するということは、すぐに授かった人が、心配すべきもなかったことを心配し、パートナーと会話の中で、 話題にならなかったことについて話し合い、工夫すべきもなかったことを工夫するということで、そのことによって、すぐに授かった人が、考えなかったことを考え、感じなかったことを感じるということなのですね。

そして、そのことは、その後の人生で、必ず、感じる、考える深さが深くなり、そのことによって、何かをもたらせてくれるということが、分かりました。
それにしても、そのことが分かるまで、長い時間がかかるというか、必要なのですね。

私たちにとっても、とても励みになり、勇気づけられました。

貴重な経験を投稿いただき、本当に、ありがとうございました。
心から感謝申し上げます。