子宮内外同時妊娠を経験、思っているより、小さな命って強いと思いました

08.09.04

お名前  ゆうかさん 性別  女性 年齢  29歳 結婚歴  3年4ヶ月
不妊期間 2年1ヶ月 不妊治療期間  2年1ヶ月

妊娠に至った治療内容

タイミング法、AIH(3回とも失敗)、通水検査、卵管造影検査、クロミッド(数回)、旦那の精液検査

妊娠に至った経緯

一度、流産し、それから治療しても全然妊娠せず、原因不明でもやもやしてた所、通っていた病院に不妊治療専門の先生が赴任してきて、先生を変えてもらってタイミング法で3ヶ月で妊娠。
しかも、この周期は実家に帰省中にタイミングが重なってしまっていたので、先生の予想の日を目安にしかタイミングを取れませんでした。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

代謝をよくするため水分をたくさん取る。
バランスの良い食事。

不妊改善中の方へひと言

私は、たくさん泣いたし、すぐに妊娠する友人へ嫉妬もしたし、そんな自分に自己嫌悪したり、治療の成果が出ずイライラしたりしたけれど、このいろんな気持ちがあったから、授かった時の心からのうれし涙があるんだと思います。 

その他、ご自由に

今回の妊娠に際して、珍しい経験をしたので、もし同じような方がいたら参考になればと思うので、書かせていただきます。

私は、自然妊娠で子宮内外同時妊娠を経験し、現在妊娠6ヶ月です。自然妊娠では2万人に一人程の確率らしいです。 

6週目、脂汗が出るほどの腹痛により、病院へ。 
お腹の中に出血を確認。
赤ちゃんは無事。
卵巣出血と切迫流産と診断され、入院。 
その後すぐに出血はおさまり、2泊3日で退院。 
その時に主治医にもしかしたら内外同時妊娠の可能性もあるということをつげられるが、可能性はとても低いと説明を受ける。

7週目。 
夜中にものすごい腹痛。 
診断の結果、また出血がみられたが、赤ちゃんは無事。
でも、入院。 
その後、また出血は止まり、退院かと思われた7週終わり頃、夜中に今までにないほどの腹痛により過呼吸になるほど。 
出血量が今までよりも増えているとの事で、点滴。 
2時間後、またものすごい出血。 
下腹部の痛みが引いた後も、息をするだけで、胃の辺りが激痛でベッドで小さく息をするしかなかった。 
その時、主治医から、貧血の値が下がってきたら手術の可能性もあると言われるが、旦那と話をしてできるだけ手術はしたくないと決め、赤ちゃんのため痛みを我慢すると決めた。 でも、万が一に備えて手術のためのいろんな検査を受ける。

しかし、貧血の値がホントに下がり、体力も落ちているし、時間の猶予もないといわれ、手術の説明を受け、急遽、腹腔鏡手術を受けることになる。 
3時間の手術により、右の卵管部分に赤ちゃんの組織がみつかり、卵管ごと切除。 
出血量も500ミリほどあったみたいで、破裂する寸前だったそう。  

手術後の経過も良好で、お腹の赤ちゃんも無事。 
手術後4日で退院。現在まで何事もなかったかのように、育ってます。 

この経験を通して、また一つの命を失ってしまいましたが、もう一つの命はこちらがビックリするくらい力強く育ってくれました。 
悲しみもたくさんあるけれど、その子の分まで元気に育って無事にうまれてくれればと思ってます。 
思っているより、小さな命って強いと思いました。

編集室より

おめでとうございます!そして、本当によかったですね。

そして、何よりも、“小さな命って強い”ということには勇気づけられました。

貴重な経験を投稿いただき、本当に、ありがとうございました!
無事にお元気なお子さまをご出産されますように心からお祈り申し上げております。