2年間通った病院から転院、検査後に自然妊娠

08.04.16

お名前  茗さん 性別  女性 年齢  36歳 結婚歴  6年11ヶ月
不妊期間 6年11ヶ月 不妊治療期間 2年11ヶ月

妊娠に至った治療内容

2年間通った病院の先生に対して信頼感がもてなくなったことから転院し、卵管造影、血液検査、精液検査、フーナーテスト等、ひととおりのテストをして治療方針を立てましょうというところで自然妊娠しました。
(先生はフーナー妊娠?といっていましたが・・)

妊娠に至った経緯

主人は結婚後5年くらいは子供が欲しくないという姿勢でしたが、私は30歳で結婚したこともあって、できれば早く子供が欲しかったので特に避妊等はしていませんでした。
34歳になるときに、不妊について心配になり、がん検診とあわせて検査をしたところ、「多のう胞性卵巣症候群」の疑いがあるとの診断で、クロミッド服用およびタイミング指導で1年したところで、妊娠しましたが初期流産。
その後1年同じ治療を行いましたが妊娠せず、ステップアップを勧められたところで転院し、検査後自然妊娠しました。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

クロミッド服用を一年行い、妊娠→初期流産したところで、クロミッド=排卵誘発剤は染色体に異常のある卵子も排卵してしまうので、妊娠が継続しない確率が高くなるという説明を受けて、自分の身体が自然にできないことを化学的に補って妊娠しようとすることに対して疑問を感じ、通院と平行して骨盤整体と漢方薬を始めました。
これまで初潮のときから、生理痛がひどく、吐く、お腹が下るなどの症状とともに歩んできました。
自分の中で生理さえなければと思うくらいにつらく、周期自体も45日~60日と長くなり、それをラッキーくらいに思っていた私に、自分の身体について見直して大事にすることを教えてくれたのがそれらの先生でした。
身体を温めること、早く寝て身体を休めること、旦那さんを大事にすること、ついついやってしまいがちな自分の悪いくせを改めるように気をつけるようにしました。

不妊改善中の方へひと言

妊娠するということは、本来女性の身体に自然に備わっていることなのだと思います。
でも、できない。
今は医療技術が発達して、これまで無理だったことも医学でなんとかなるかもしれない。
原因を見つけて、そこを治療、補えればできるかもしれない。
ダンナがもっと早く帰ってきて、協力してくれればできるかもしれない。

私は治療をしているときに、まるで仕事のように「計画」→「実行」→「対策」と考えるわなにはまってしまっていました。
でも、赤ちゃんは授かるものと今回つくづく実感しました。
妊娠するための治療ではなく、自分の身体を整え、夫婦・家族の関係を整え、二人だけで生きていくことになったとしても、幸せに生きていけるようなことにつながることを実践していたら授かった・・という気がします。
あきらめる必要はないんです。
ただ、妊娠だけを目的として生活することは自分が追い込まれてしまう。
どうか、自分を大切に、ダンナさんを大切に、自分の周りの人を大切にすごして下さい。

編集室より

おめでとうございます!

それぞれに授かるベストなタイミングがあるとしか考えられないですね。

> 妊娠するための治療ではなく、
> 自分の身体を整え、夫婦・家族の関係を整え、
> 二人だけで生きていくことになったとしても、
> 幸せに生きていけるようなことにつながることを実践する

本当にその通りで、多くの方々に勇気を与えてくれる言葉だと思います。

貴重な経験を投稿いただき、本当に、ありがとうございました。
お元気なお子さんをご出産されますようにお祈りしています。