排卵誘発剤を止め、2度の流産の後に

08.01.31

お名前  こいとさん 性別  女性 年齢  36歳 結婚歴  3年5ヶ月
不妊期間 3年0ヶ月 不妊治療期間 0年8ヶ月

妊娠に至った治療内容

自然妊娠

妊娠に至った経緯

結婚してからずっと排卵検査薬などでタイミングを取っていました。
一年経ってクリニックに通い始め、一通りの検査を受けた結果、わたしのホルモンバランスが今ひとつよくない以外は原因不明と言われました。
その後、半年間クロミッドを服用しながらタイミング指導を受けましたが妊娠しませんでした。
正直なところ、クロミッドの副作用でひどくヒステリックになり、夫婦とも精神的にとても疲れてしまっていたので、服用期間が終わったときはほっとしました。

ちょうどこの時期、夫の海外赴任が終了、夫婦揃って我が家に帰り落ち着いたこともあってか、自然妊娠しました。
残念ながら6週5日で流産してしまいましたが、やっぱり妊娠できることがわかり、自信が持てました。
その4ヵ月後に二度目の妊娠、流産を経て、昨年秋三度目の自然妊娠。
現在、無事、7ヵ月目に入りました。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

体を温める
  毎日ぬるめのお風呂にゆっくりつかる。
  体を温める食材を積極的に摂る。
  飲み物はホットか常温で。冷たいもの、大好きなアイスクリームも極力避けました。

食事に気をつける
  もともと食品添加物を嫌って自然食品派でしたが、
  加工食品をますます避けて、野菜をなるべく多く摂るように心がけました。

サプリメント服用
  マカ(夫婦で)
  葉酸入りB群
  二度目の流産の後は卵子の質が気になり、わたしはマカをやめて以下を摂取。
  フランス海岸松樹皮エキス、チェストツリーエキス、ブラックコホッシュ

エクササイズ
  軽くウォーキング、ヨガなど

こちらのメルマガで得たたくさんの情報は、
自分の頭の中で整理し、無理のない程度に生活に取り入れました。 

不妊改善中の方へひと言

私たち夫婦の場合は夫の方が子どもを強く望んでおり、それが年上の私にとって、心の負担になることもよくありました。
焦る夫のそばで、もっと気持ちをおおらかに持ってくれればお互い楽なれるのにと、いつも思っていました。
できなかったら養子でもいいじゃないと、何度言ったかわかりません。
子どもを切望する夫に対して思いやりが欠けていたかもしれませんが、思いつめたところでプラスになることは何もないと思っていました。

みなさんにこうすれば赤ちゃんができますよ、と言えないのが辛いのですが、「不妊の辛さを乗り越えた状態」というのには、赤ちゃんを授かる前にも到達することができると思います。
今、思いつめていて苦しい方、希望が持てない方は、神様、仏様、ご先祖様、何かにお願いするとき、「赤ちゃんができますように」ではなく、「子づくりに対して気楽になれますように」、「いつか必ず授かると心から信じられるようになりますように」とお願いしてはどうでしょうか。
心の持ちよう一つで、未来が開けると私は信じています。
どうか、苦しまないでください。

その他、ご自由に

二度の流産の後しばらく、妊娠するのが怖くなった私と、ますます子どもを切望する夫との仲がぎくしゃくしてしまいました。
子づくりに対する二人の気持ちが大きくずれたことがきっかけになって、今までに積み重なった夫に対する不満が爆発、一時は大変辛い思いをしました。
時間とともに冷静さを取り戻し、とにかくお互いの気持ちを理解しようと、話し合いに努めました。
自分の気持ちを素直に言葉にするのが苦手な夫ですが、精一杯がんばってくれて、本当に感謝しています。

便利な世の中のせいか、それまで順調だった人生のせいか、何でも自分の思うようになると錯覚していたように思います。
不妊、流産、夫との問題でそんな自分の思い上がりに気づき、ありのままの自然、ありのままの夫、自分、人間を尊重したいと思うようになりました。
将来の子育てにも気負いせず、生まれてくれた命に感謝しながら子どもを見守って行きたいと思っています。
こちらのメルマガを読むのが辛いときもありましたが、気持ちがふっ切れた後は妊娠に関する知識が増えることを楽しみながら読んでいました。

いつも、ありがとうございます。
自然にまかせて、二人目ができればラッキーだなあと、これからも楽しみながら購読させて頂きますので、よろしくお願いします!

編集室より

おめでとうございます!

ただただ、一人でも多くの方々に読んでいただきたいと、心から思いました。

こちらこそ、本当にありがとうございました。