7回の人工授精、5回の胚移植の後、転院して1回の採卵、胚移植で

07.12.08

お名前  かよさん 性別  女性 年齢  32歳 結婚歴  3年9ヶ月
不妊期間 3年7ヶ月 不妊治療期間 2年10ヶ月

妊娠に至った治療内容

一般の産婦人科によるタイミング指導
不妊治療専門クリニックでの人工受精(7回)・体外受精と顕微授精(2回採卵、5回移植)
他の不妊治療専門クリニックへ転院し体外受精(1回採卵、1回移植)

妊娠に至った経緯

夫婦共々これといった原因が見つからず、2件目のクリニックでは過剰な誘発(毎回15個以上の卵子が採れました)などが気になり、その後、自然周期を採用しているクリニックに転院(3件目)して1回目の挑戦でできました。

2件目のクリニックで胚盤胞移植を希望するものの、5回目の移植のとき、「今回ダメなら考えましょう。正直ここのクリニックではあまり薦めてないんですよ。あまり意味がないですからね。」と言われ、何となく腑に落ちないまま、色々調べるとやはり胚盤胞移植が気になり主人としっかり話し合い、まだ少し凍結受精卵があったものの転院を決めました。

転院先の先生は厳しい方でしたが、自信がみなぎっていて、先生を信じて頑張ろう!という気持ちになりました。
そして2周期卵巣を休ませて、採卵し胚盤胞まで育てていただき、凍結。
翌月に凍結胚盤胞を1つ移植し妊娠しました。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

できるだけ無農薬・有機栽培のものに心がけていましたが、全てと言うわけにいかないので、調味料とお茶、パンの材料など、毎日摂取するものは必ず自然食品のお店でそろえ、あとは経済的に無理のない程度に購入していまいした。
青汁も飲んでいます。
こちらのサイトで知ったサプリメントを最後の移植に照準を定め購入しアドバイス通り摂取しました。
鍼灸治療を最後の移植の半年前くらいから始めました。
そこの先生にウォーキングを薦められましたが、主人が物騒だから家の中でできる運動にしてくれと言うので、ステッパーを購入し毎日踏んでいました。
体重管理は毎日お風呂上りに計測し、気をつけていました。
基礎体温は結婚後半年くらいからずっとつけています。
治療の後半は、会社の上司と一部の方にだけ不妊治療の話をして出勤日を調整してもらうようにしました。
子宝祈願や風水など神頼みのようなこともしました。
夫婦仲良く、たくさん話をするようにしています。

不妊改善中の方へひと言

私たちの場合、この地方でいちばん有名な不妊治療クリニックで2年治療してもできなくて、
転院して1回(3ヶ月)でできました。
転院は勇気のいることですが、紹介状なんていらないし、最初はセカンドオピニオン的に行くくらいの気持ちでいました。
環境を変えることで気分も一新できますし、いちばん有名なクリニックが自分に合うとは限らないと思います。
そのクリニックの治療方針と自分の相性もあると思うので、ひとつのクリニックにこだわる必要はないと思います。
不妊治療は辛いことの方が多いですが、終わってみればいい勉強だったと思えます。
すぐに授かった人には経験できないことをしているわけですし、親になる準備をしてますから、きっといい両親になれると私は信じています。
どうか皆様にもかわいい赤ちゃんが舞い降りてくれますように☆

その他、ご自由に

こちらのサイトでは精神的に助けられました。
本当にありがとうございました。
主人にも読んでもらうように頑張りましたが、それはなかなか難しかったので、私が読んだ情報を要約して話すようにしていました。
まだ、3ヶ月に入ったばかりで、不安だらけなので月に1度の検診が待ち遠しいです。
これからも、有益な情報を不妊で悩む皆様のためによろしくお願いします。
私も元気な赤ちゃんが出産できるように頑張ります。

編集室より

おめでとうございます!!

自分にあった施設やクリニックとの出会いは大切ですね。
ただ、そのためには、自分たちの考えや希望をもつことが必要であることがよく分かりました。

そして、食生活や生活習慣を、現実の生活に無理なく取り入れる工夫も。
無理していては、長続き出来ませんからね。

不妊という期間を経験を、活かすも殺すも、結局は、自分たち次第なのですね。

多くの方々の励みになったのではないでしょうか。
こちらこそ、貴重な体験を投稿いただきありがとうございました!

お元気なお子さんをご出産されますことを、
スタッフ一同、心より、お祈り申し上げております。