顕微授精で18年目にしてやっと妊娠しました

06.11.13

お名前  ゆーちゃん さん 性別  女性 年齢  38歳 結婚歴  1年0ヶ月
不妊期間 1年0ヶ月 不妊治療期間 0年6ヶ月

妊娠に至った治療内容

2006年5月 卵管造影など基本的検査(異常なし) 、病院の不妊学級参加、タイミング法の実施→不成功
2006年6月 IVF-ET(体外受精)(採卵12個 、体内に戻した卵2個、
残りは胚盤胞まで分割させてから冷凍させ るつもりだったが、分割せず)→不成功
2006年10月 ICSI(顕微受精)(採卵9個 、採取した精子少なく、粘度高のためICSI。
胚盤胞まで分割し た卵3個、体内に戻した卵2個)→成功

妊娠に至った経緯

結婚したときが37歳で、妊娠しないことに気付いたのが38歳 。
子供を産めるチャンスが減っていること、夫婦のかけがえのない大切なものが欲しかったことから不妊治療をして 、妊娠に到りました。(自分が仕事から逃げたかったことも一因と してあります。)
職場(病院)の同僚を通じて産婦人科の先生に、県内で不妊治療を実施している施設のことを聞き、現在の病院を撰びました。職場が私の産婦人科受診を快くバックアップしてくれたことも妊娠 に至った一因です。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

・そもそもマラソンが好きで、AIH及びICSIの採卵直前まで 一日3~5km走っていました。
(バスに乗るより走ったほうが早 い)
(休日にはマラソンクラブに参加し、フルマラソンなどにも参 加していました。)
・母が作ってくれるバランスの良いおかずを日々食べていました。
(毎晩帰宅9-10時、出勤6時なので、ごはんを作る精神的余裕がなく、いまだに週に何回か実家からおかずをいただいています。 )

不妊改善中の方へひと言

本当に不妊治療はつらいです。
産婦人科の外来で診察を待つ妊婦の笑顔を見ると涙が出そうになる日々、街中でも見かける妊婦や家族連れを見て、のどから手が出るほどうらやましくなる日々があ ると思います。
私自身、治療中毎日勤務を抜けて実施する筋肉注射はとても痛かった。
職場での自分の穴埋めを各方面にお願いするのが日々つらく 、不妊治療の大変さに仕事を辞めようと思ったこともしばしばありました。
でも、いつの日かおとずれる成功の日を祈って 、頑張ってきました。
国が少子化対策を声高に叫ぶ中、不妊治療に真正面から取り組む皆さんは本当にすばらしいと思います。
試験でも何でも失敗があるから成功があるんだと思います。
毎日大変だと思いますが頑張ってください。

その他、ご自由に

まだまだ妊娠6週。
全く安定していませんが、とりあえずの御報告です。
今回の不妊治療は2回ですが、前夫と25歳に結婚したところからカウントすると、18年目にしてやっと妊娠しました。
このメルマガで、私の失敗や悩みなんて序の口であり 、皆様かなりの御苦労の後に妊娠に至ることを知り励まされてきました。このメルマガは精神的に追いつめられがちな不妊治療を続ける私のような人にとって心のよりどころです。
管理が大変だと思いますが、これからも続けていただければありがたいです。

編集室より

おめでとうございます!

治療、特に高度な治療と仕事との両立というテーマは、多くの方々の関心事ではないでしょうか。
皆さんの励みになったのではと思います。

貴重な経験を投稿頂きありがとうございました。
無事にお元気なお子さんをご出産されますようお祈りしています。