[要 約]
葉酸は、先天性欠損症を予防するだけでなく、
先天性欠損症で生まれた子供の生存率を高めることにも寄与していることが、
最新の研究によって明らかになりました。
アメリカのコロラド州公衆衛生環境局は、
二分脊椎症で生まれた子供の生後1年間の生存率を追跡調査したところ、
1998年以前は、90%だったのに対して、1998年から2001年では、92%に上昇していることが判明しました。
アメリカ合衆国政府は、1992年に妊婦への葉酸摂取を推奨し、
1996年に栄養強化をうたうすべてのパンやシリアルなどに葉酸の添加を義務づけたことから、
生後1年間の生存率の情報は、葉酸の働きであると考えられるとの見解を示しています。
要するに、葉酸は、二分脊椎症をはじめとする神経管閉鎖障害の予防のみならず、
発症した場合は、その程度を軽くする働きがある可能性が大きいと言えるというのです。
葉酸は、ビタミンB群の1つで、野菜や果物、その他の食品に含まれ、
サプリメントとして妊娠前後の摂取を推奨されています。
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