5年間のうつ病を克服し、自然妊娠

13.07.24

お名前  A.Tさん 性別  女性 年齢  29歳 結婚歴  2年 ヶ月
不妊期間 1年1ヶ月 不妊治療期間  年9ヶ月

妊娠に至った治療内容

排卵誘発剤注射後のタイミング法、黄体ホルモン剤の内服

妊娠に至った経緯

10代の頃から約5年間うつ病を経験し、妊娠はしていないのに1年生理が止まったり母乳が出てしまう期間がありました。
現在の夫と付き合い始めた頃からうつ病治療のための投薬が必要なくなる程に回復し、生理も通常の周期に戻りましたが、自分自身の婦人科系機能に大きな不安があり、そろそろ子どもが欲しいと思って避妊をやめた4ヶ月後には不妊の検査を受けました。
検査では私の異常は見つからなかったものの、夫がなかなか検査を受けてくれず...
タイミング法を続けて意味があるのか?という思いが募り、次で妊娠できなければ必ず精液検査を受けると約束をしていたところでの妊娠でした。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

不妊治療の費用や生活費のため派遣やアルバイトで仕事をしていましたが、ストレスが多く体調不良になってしまうような仕事は早々に辞めさせて頂きました。
あまり精神的・肉体的負担のない仕事に就いてから1ヶ月で妊娠できたので、良い決断だったのかなと思います。
後は、排卵前の豆乳や納豆の摂取・排卵後のグレープフルーツジュースの摂取を徹底して2ヶ月ほどで妊娠に至ったので、これも効果があったように思います。
初めは市販の妊娠検査薬でフライングチェックばかりしていましたが、それを止めてあまり考え込み過ぎずに出来るだけ別のことを考えて待ったことも、精神的に良かったかも。
サプリメントは不妊治療を始めた頃から葉酸と鉄分だけ摂取、他には夏でもきちんと湯船に浸かる…などです。

不妊改善中の方へひと言

兄と妹が授かり婚であったことと、年齢的に同級生の出産が急増し、どんどん置いていかれるような気がしたことが何よりの焦りの原因でありプレッシャーでした。
夫の父母は基本的には見守ってくれるタイプでしたが、会う度にハッキリ「まだ?」と言ってくる夫のおばあちゃん2人からのプレッシャーもしんどかったです。
ですので、周りの目が気になってしまうやり場のない気持ちは痛いほど経験してきました。
流産経験のある友人・妊活中の友人の心の支えはとても大きく、私は妊活中の方々が集まる掲示板にもお世話になりました。
一人でふさぎこむのは一番良くないと思うので、辛い思いを話せる場所がひとつでもあると違うと思います。

その他、ご自由に

過去の病気がいつか再発するのではという不安がいつもどこかにあり、妊娠・出産に対しても障害だらけのように思い込んでいました。
それでもなんとか妊娠できたことは、とにかくありがたいの一言です。
流産への不安も人一倍持っている私ですが、出来るだけ前向きに過ごすことが何よりの薬だと思うので、同じような境遇の方もぜひ諦めないで頂きたいです。

編集室より

おめでとうございます。貴重なご経験を投稿いただきありがとうございました。
まずは、精神的、肉体的な健康ありき、ですね。
励みと勇気をいただけた方も大勢いらっしゃると思います。
お元気なお子さまをご出産されますようお祈りしています。