2度の流産、1度の子宮外妊娠を経て、体外受精を休んだ周期に自然妊娠

11.04.14

お名前  N.Rさん 性別  女性 年齢  38歳 結婚歴  4年6ヶ月
不妊期間 3年0ヶ月 不妊治療期間 2年0ヶ月

妊娠に至った治療内容

自然妊娠(鍼灸治療は併用)

妊娠に至った経緯

2度の流産、1度の子宮外妊娠を経て自然妊娠。
現在、妊娠9ヶ月となりました。

●1度目の妊娠:
治療を開始する前、通水検査等の事前検査をした直後、自然妊娠したが流産。

●2度目の妊娠:
その後、数ヶ月の排卵誘発剤を使ったタイミング療法の後、再度妊娠したが、子宮外妊娠に。
右側の卵管を切除することとなった。

●3度目の妊娠:
卵管切除をきっかけに体外受精へステップアップ。三度目の顕微授精にて再々度、妊娠したが流産。

そしてこの3度目の妊娠・流産から3ヶ月後、思いもよらず自然妊娠に至りました。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

以下のことを、できるだけ夫婦で、生活の中に取り入れることを心がけました。

(1)食事を楽しむ
添加物や素材に気をつける、バランス良く食べる(できる範囲で)

(2)サプリメントを摂取
ベイビー&ミーフォーウィメン
ベイビー&ミーフォーメン
ARTサポート
SOサポート

(3)プレマタニティビクス(私のみ)
週一回以上は身体を動かす習慣。

(4)冷えに注意する(私のみ)
腹巻、レッグウォーマー、足湯、半身浴、飲み物は温めるか常温で。

(5)情報は信頼できるところから
こちらのサイトやメルマガ、細川さんからのアドバイスを、夫婦で共有。

不妊改善中の方へひと言

「自分と向き合う」ことが何よりも大切であること、そして、「たった一人では、なかなか自分と向き合えない」ことを私は知りました。

自然妊娠につながった今回を振り返ってみると、こんなことがありました。

例えば、流産手術後、早々に次の体外受精を計画しようと焦る私に、夫が「しばらくは少しゆったりと計画してみようよ」と言ってくれました。

また、通院していた鍼灸の先生からは、私自身が「本来持つ力」を知る必要があると、一時的に薬の力を借りずに体外受精に臨むことを提案して下さいました。

さらに、繁忙期であったため、治療を少し延期し、仕事に集中せざるを得なかったこと。

様々な人や環境が、自分に向き合うきっかけを与えてくれました。

そして科学的な基準にあてはめるのでなく、
自分が本来持つ軸を立て直すことができれば、
自然と自分にあった波が流れてくれること。

その先に、今回の妊娠があったのだと思います。

その他、ご自由に

結果的には自然妊娠で授かることとなりましたが、流産、子宮外妊娠、多大なる費用がかかった治療も、今を迎えるためには全て必要なことだったと思います。

実は現在、切迫早産ということで、自宅安静中です。

震災もあり、無事に出産できるまで、なかなか安心できないですが、これもまた、自分の身体やお腹の赤ちゃんと向き合う時間ができた良い機会と考え、できるだけ安らかな気持ちでいられるよう、日々過ごしています。

こちらのサイト・細川さんには、心から感謝申し上げます。

様々な不安や疑問にいつも丁寧にお答え下さり、駆け足になりがちな私に、冷静な視点を与えて下さいました。

本当にありがとうございました。

編集室より

おめでとうございます!

“「自分と向き合う」ことが何よりも大切であること”、“そして、「たった一人では、なかなか自分と向き合えない」”というのは、本当にその通りだと思いました。

“科学的な基準”は、「確からしさ」を教えてくれますが、「確かなこと」は決して教えてくれません。

なので、一人ではなく、パートナーや周囲の方々の中で、“自分と向き合い”、そして、“自分が本来持つ軸を立て直す”ことを繰り返すことで、“自然と自分にあった波が流れてくれる”ということも、私も実感するところです。

N.Rさんに投稿いただくのは、私にとっては、ある意味当然のことのようであり、夢のようでもあります。

こちらこそ、本当にありがとうございました。

お元気なお子さんをご出産されますように。