仕事と治療の両立に疲れ、長期の休憩後の顕微授精で

09.11.18

お名前  そらさん 性別  女性 年齢  39歳 結婚歴   年 ヶ月
不妊期間  年 ヶ月 不妊治療期間  年 ヶ月

妊娠に至った治療内容

タイミング・漢方・針治療
人工授精
体外受精
顕微授精

妊娠に至った経緯

一通りの検査で、特に異常が無く、冷え性で、生理痛がひどかったため、漢方や針治療で体質改善しながらタイミングを合わせていました。

その後、職場に近い病院に転院し、プロラクチンの値を下げる薬を飲み始めました。

人工授精数回、年齢のこともあり、体外受精に移行しました。

採卵は4個と少なかったものの、状態がよく、先生は絶対妊娠する!と、太鼓判を押してくれましたが妊娠せず・・・、凍結卵は解凍時に壊れてしまい、また採卵。

今度は2個やっと採卵できましたが、見るからに綺麗でない卵は受精すらせず。

仕事との折り合いをつけることに疲れてしまい、先生の指示より大分長く治療を休んでしまいました。

その間に子犬を飼い、子供のようにかわいがりました。(両腕が腱鞘炎になるほど!)

そうして、これで採卵は最後にしようと心に決め、自分のお腹に「男の子の名前も女の子の名前も両方考えてあるから、安心して会いにおいで。このチャンスを逃したら、もうママに会えないよ~」と話しかけながら挑みました。

採卵できたのは、2個。

顕微授精でしたが、分裂の速度も遅く、あまり良い状態ではありませんでしたが、そのうち一個を戻したところ妊娠し、来月出産予定です。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

妊娠する前の治療中断のころは、毎日ビリーズブートキャンプをしていました。
汗がたくさん出て気持ちが良かったです。体がひきしまるのも実感できました。
主人と2人で、楽しいと思うことはなんでもしました。
治療に関しても、感謝できることや助けてくれる人には素直に表現するように勤めました。

不妊改善中の方へひと言

はっきり言って、なにを言ったらよいのかよく分かりません。
自分が、何を言われてもしょうがなかったからです。

ただ、どれだけ大変な思いでいるのか、よく分かります。
自分で今の現実をどう受け入れたらよいか、自問自答する日々でした。

結局、どんな結果であれ、自分の人生の学びに必要なことなのだと思います。

その他、ご自由に

不妊期間が長かったことで、どんな小さなことにも感謝・感激する毎日です。
つわりすらうれしかったです。
心拍が確認でき、先生が「みんなの願いが詰まった子だね」と言いました。

胸がいっぱいになり、涙が出ました。

妊娠して初めて、「今まであなたには言えなかったけど・・・」と、たくさんの人が私の妊娠を願い、祈ってくれていたことがわかりました。

高齢出産のため、心配なことも大変なこともありますが、今の気持ちを忘れずに、また悩んでいる人の手助けになることをしていきたいと思っています。

当サイトにもたくさん助けていただきました。

ありがとうございます。

編集室より

おめでとうございます!

不妊治療は思っていたよりも長期化することが多いことから、思い切って休むことや自分たちにとっての快適な環境を整えることが大切なのですね。

多くの方々の励みになったと思います。

こちらこそです、貴重な経験を投稿いただきありがとうございました。

お元気なお子さまをご出産されますように!