BMI(体格指数)と体外受精の治療成績との関係

妊孕性に影響する因子

2008年12月24日

BBC

肥満は体外受精の妊娠率にはさほど影響しないが、際の卵巣刺激に要する排卵誘発剤の量を増やしたり、流産率を高めたりすることが、イギリスで実施された試験で分かりました。

アバディーン大学の研究チームは、1997年から2006年までの間にアバディーンで初めての体外受精を受けた女性1700人を対象に、BMI(体格指数)と治療成績の関係を調べました。

被験者の28%は太り気味(BMI=25~30)、8%は肥満(30~35)、そして、 5%はBMIが35以上の極度の肥満でした。

その結果、妊娠率について、BMIによる顕著な差はみられませんでした。

ただし、BMIが大きくなると、卵巣刺激に要する排卵誘発剤の量が多くなり、流産率が高まり、妊娠合併症のリスクも大きくなるとのこと。

妊娠率については、肥満の影響よりも、年齢による影響のほうが大きかったと報告しています。

コメント

BMIとは体格指数のことで、肥満度を判定する方法の1つで、体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]で算出します。

BMI指数の標準値は22.0で、BMI指数と肥満度は以下の通りです。

18.5未満     やせ
18.5~25未満  標準
25~30未満   肥満
30以上      高度肥満

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