女性のアレルギー疾患は妊孕性を低下させることはない

妊孕性に影響する因子

2007年04月19日

American Journal of Epidemiology May 1 , 2007

ぜんそくや花粉症、アトピー性皮膚炎等のアレルギーによって、女性の妊孕性が低下することはなく、それどころかアレルギーの女性はそうでない女性よりも妊娠しやすいことが、イギリスのノッティンガム大学が実施した大規模な追跡調査によって明らかになりました。

調査は、49万1516名の15~44歳の女性を対象に実施されました。

被験者の女性で、ぜんそくの女性は13%、湿疹は14%、花粉症は12%、そして、上記のアレルギーを2つもっている女性が6%、3つもっている女性が1%でした。

そして、10年以上にわたって被験者の女性の妊娠率を調べたところ、アレルギーの女性とそうでない女性との妊娠率には差がみられませんでした。

逆にアレルギーの女性の方がやや妊娠率が高いことが分かりましたが、研究チームは、その理由については不明であるとしています。

コメント

アレルギーと不妊の関係については、これまでにも多くの相談がありました。

一部で花粉症やアトピー性皮膚炎の女性は、不妊になりやすいということが言われたりしているからのようですが、全くそのような証拠は存在しません。

今回の調査結果でアレルギーと不妊には関連性がないことが明確になりました。

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