生活習慣・食事・サプリメント
19.08.18
妊娠前の葉酸サプリメントは出生児の自閉症リスク低下に関連する
妊娠前の葉酸やマルチビタミンサプリメントの摂取は出生児の自閉症の発症リスクの低下に有意に関連することがアメリカで実施されたメタ解析により明らかになりました。
19.07.28
生活習慣・食事・サプリメント男性の妊娠させる力に影響を及ぼすもの
男性の抗酸化物質の摂取とART治療成績の関係
男性のビタミンCやβカロテン摂取は良好な受精率に関連しました。ただし、妊娠率や出産率まで関連しなかったことがアメリカで実施された前向き研究で明らかになりました。
19.07.15
少量から中程度の飲酒と不妊治療成績
不妊治療を受けている女性の週に少量から中程度の飲酒や深酒は、人工授精や体外受精、顕微授精の妊娠率や出産率に影響しないことはが、デンマークの研究で明らかになりました。
19.07.01
生活習慣・食事・サプリメント男性の妊娠させる力に影響を及ぼすもの
精子DNA断片化は男性不妊ではない治療周期における胚成育不良や着床率低下、流産率上昇に関連する
精子DNA断片化率が高く(30%以上)になると、男性因子でない顕微授精治療周期でも胚の発育不良や着床率低下、流産率上昇のリスクが高くなることから精子DNA断片化検査は従来の精液検査では反映されない精子の質についての情報をもたらし得ることが、ブラジルで実施された研究で明らかになりました。
19.06.15
鉄の摂取量と妊娠しやすさとの関係
食事からのトータル(ヘム鉄と非ヘム鉄)の鉄の摂取量と妊娠しやすさは関連しませんでした。ただし、デンマークではなく、北米のみで、食事からの非ヘム鉄の摂取量や鉄のサプリメントと妊娠しやすさは、わずかな正の相関が見られ、特に、過多月経や短い月経周期、さらには出産経験のある、潜在的な鉄不足の女性の間では顕著であることが北米とデンマークで実施された前向きコホート研究で明らかになりました。
19.05.12
女性の1日あたりのコーヒー杯数の不妊治療成績への影響
人工授精を受けている女性で、1日に1〜5杯のコーヒーを飲む女性は飲まない女性に比べて妊娠、出産に至る確率が1.5倍高い一方で、体外受精や顕微授精を受けている女性ではコーヒーの摂取量と治療成績に関連が見られないことがデンマークで実施された研究で明らかになりました。
19.04.21
女性の睡眠パターンや勤務シフトと妊娠しやすさとの関係
夜間の睡眠障害の頻度が半分以上ある女性は睡眠障害がない女性に比べて、自然妊娠に至るまで長くかかったことが、アメリカの前向き研究の結果明らかになりました。
19.04.17
生活習慣・食事・サプリメント男性の妊娠させる力に影響を及ぼすもの男性不妊治療方法
男性不妊患者への抗酸化サプリメント -コクランレビュー
不妊治療クリニックに通院するカップルの男性不妊患者の抗酸化サプリメント摂取によってパートナーの出産率や妊娠率が向上するかもしれないという、これまでの研究で得られたデータを統合し、解析した結果がコクランレビューより発表されました。ただし、対象とした研究はいずれも規模が小さく、エビデンスレベルは低いとしています。