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VOL.535 健康な赤ちゃんを授かるために、私たちにできること

2013年09月15日

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 妊娠しやすいカラダづくり No.535 2013/9/15
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今週の内容__________________________________________________________

・更新情報
・今週の必読記事:やっぱり、男性型脱毛症の治療は精子力を弱めます
・ドクターに訊く:健康な赤ちゃんを授かるために、私たちにできること
・編集室から:「Fine祭り2013」チケットプレゼント!
・編集後記


更新情報____________________________________________________________

サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2013年9月14日 最新ニュース
育毛剤の精子への影響
http://www.akanbou.com/news/news.2013091401.html
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記事についてのご質問は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
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今週の必読記事______________________________________________________

 やっぱり、男性型脱毛症の治療は精子力を弱めます
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男性型脱毛症(AGA:antdrogenic alopecia)治療のため、抗男性ホルモン薬フィ
ナステリドを使用している男性の数は、過剰なインターネット広告の影響か、
年々増加しています。

AGA 治療中で精液所見に異常のある男性不妊の患者さんで、フィナステリド
を中止すると精液検査の結果が改善して、自然妊娠が成立した例を少なから
ず経験しています。

*続きはこちらから
http://maleinfertility.jp/blog/?p=796

▼「男性不妊バイブル」
http://maleinfertility.jp/
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記事についてのご意見やご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
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ドクターに訊く Sep.2013_____________________________________________

育む力を養いたい
~ 健康な赤ちゃんを授かるために、私たちにできること
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ドクターに訊く、今回は、「健康な赤ちゃんを授かるために、私たちにでき
ること」というテーマで、自分たちに備わった妊娠する力を取り戻し、妊娠
を目指すためのアドバイスをお伺いしました。

日本産科婦人科学会の最新の報告によりますと、2011年に実施された体
外受精や顕微授精などの高度生殖補助医療の治療総数は26万9659周期、
出生児数は32426人とのこと。

同年の出生児数は105万806人とのことですから、新生児の32人に1
人が体外受精児ということになり、最近の体外受精の普及には目を見張るも
のがあります。

ところが、世界一の治療周期数誇るものの、肝心の妊娠し、出産に至る確率、
すなわち、成功率は世界でも最も低いレベルにあります。

日本の生殖医療技術は世界トップレベルですから、成功率が低いのは治療を
受ける女性の年齢が高いことによるものと考えられます。

つまり、世界一の医療技術をもってしても、解決できる問題と解決が困難な
問題があるというわけです。

私たちは、これまでも高度治療を繰り返している女性から、"治療の効果"
が実感できない、"よくなっているという感覚"が持てないという話しを、
度々、聞いてきました。

その一方で、妊娠する力に最も影響を及ぼすのは女性の年齢ではありますが、
それ意外の原因も潜んでいることが少なくありません。

要するに、決して、どうにもならないわけではなく、どうにかなるところも
あるということです。

京都の志馬クリニック四条烏丸は、"妊娠は心身の健康の延長線上にある、
身体の働きの一つ"との考えに基づき、本来、備わっている妊孕能(=育む
力)を取り戻すことで妊娠を目指すという治療方針を掲げる「体内受精専門
の不妊治療病院」です。

今回、志馬千佳先生に、"健康な赤ちゃんを授かるために、私たちに出来る、
本当に大切なこと"をテーマに、お話をお伺いしました。

インタビューの内容

【1】体内受精を専門とするということ
【2】本当に、大切なことに取り組みたい
【3】丁寧な対話と栄養療法、妊孕漢方


【1】体内受精を専門とするということ

細川)志馬先生ご夫妻は、昨年(2012年)の5月に「体内受精を専門とする
不妊治療病院」、志馬クリニック四条烏丸をご開業なさいました。まず、お
聞きしたかったのは、なぜ、"体内受精専門"なのか?ということです。

志馬先生)簡単に申し上げますと、「体内で受精して妊娠するために、体内
の環境を改善する努力をちゃんとしよう」という意志表示です。でも、その
ことを説明するためには、体外受精とは?というお話しから始めるのがよい
と思います。

細川)はい。

志馬先生)ご存じのとおり、体外受精というのは、卵子と精子を体外に採り
出し、限りなく近づけることから始まります。そして、受精がおこれば、2
日~5日間、培養し(人工的な環境下で育て)、成長した胚を子宮に戻して、
妊娠を期待する治療法のことです。

細川)自然妊娠では女性の卵管内で進むプロセスを体外で行うということで
すね。

志馬先生)体外受精という技術はもとはといえば、卵管が機能していないた
めに卵子と精子が出会えず、妊娠が望めないカップルのための治療法として
開発され、その後、原因不明不妊のカップルにも適用されるようになったと
いう経緯があります。

細川)そうですね。

志馬先生)つまり、体外受精でなにをしているのかと言えば、「卵子と精子
を物理的に近づけ」、子宮内で着床する直前までの過程を代行することです。

細川)卵子と精子が確実に出会えるようにサポートすることであると。

志馬先生)ある調査では体外受精によって卵巣機能の改善や若返りが出来る
かのような、そんな誤ったイメージがあると報告されていますが、体外受精
は卵子と精子を近づけ、体外の成育環境を用意はするけれども、卵質の改善
や受精卵の成長そのものには、なんら介入出来ているわけではありません。

細川)あくまで受精、そして、その後の成育は卵子や精子に備わっている生
命力によるものであると。

志馬先生)一方、体内受精とは、「女性の体内に排出された卵子と、女性の
体内に進入した精子が、女性の体内で受精すること」です。とはいえ、実際
には私たちは妊娠の時の受精方法だけを問題にしているわけではありません。
つまり、体外受精を否定しているわけでも、薬や注射を出来るだけ使わず、
とにかく何も手を加えないことをお勧めしているわけでもありません。実際、
私たちは志馬クリニック四条烏丸を開業するまでは、大阪にあるART専門
クリニックで体外受精や顕微授精などの高度生殖医療に長年携わっていまし
たから、その絶大な治療効果を実感してきましたし、反対にその限界も認識
してきました。

細川)体内受精でなければいけないとか、自然でなければいけないと考えて
いるわけではないと。

志馬先生)もしも、卵子と精子が出会えていないと考えられるのであれば、
当然、体外受精が適用であると考えます。そのようなケースでは、反対に体
内受精にこだわった結果として、貴重な時間を無駄にしてしまわないとも限
りません。

細川)自然「原理主義」ではないと。

志馬先生)もちろんです。

細川)ただ、体内受精と聞くと、自然のままで、なにもしないかのような印
象があります。

志馬先生)確かに誤解を受けやすい言葉ですね。冒頭にももうしあげたので
すが、私たちが掲げる「体内受精専門」という治療方針は、なにもしないで
妊娠を期待するというものではありません。もしも、排卵しない、排卵しづ
らいというようなケースでは、必要に応じて排卵誘発剤を使いますし、精子
や射精に問題があれば人工授精を、卵管が詰まっているのであれば卵管鏡下
卵管形成術(FT)を行い、自然妊娠を目指すことをご提案しています。

ただ、現在の不妊治療施設は体外受精専門病院になってしまっていて、体外
受精になるまでのところ、つまり体内受精の段階で全力をつくして妊娠を考
えましょうという医療機関がかえって少ないよう思えるのです。これには、
人手や経費の問題も大きくかかわっています。

そこで私たちは体外受精という技術を切り離して、そこに至るまでの段階で、
まずは徹底的に出来ることを考えたいと思ったのです。体内で受精が成立し、
妊娠、出産できるようにまずは系統立てて検査を行い、治療をサポートし、
体内環境も整えましょうということです。勿論、体外受精に進んでおられる
方の体内環境も整えたいと思っています。

細川)なるほど。


【2】本当に、大切なことに取り組みたい

細川)つまり、実際には受精が体内なのか体外なのかにこだわっているわけ
ではないのだけれど、体外受精にすすむまでにもっと出来ることがあるので
はないか、ということですね。

志馬先生)そうなのです。私たちが取り組みたいのは、もっとベーシックな
ところで、それぞれの患者さんの心や身体の状態にあわせて妊孕能を高める
こと、すなわち、妊娠しやすい身体づくりのお手伝い、なのです。

細川)それぞれの患者さんの心や身体の状態にあわせて、妊孕能を高めるた
めのサポート。

志馬先生)そうです。そもそも、体内受精でも、体外受精でも、「本来備わっ
ているはずの妊孕能、育む力」が低下すれば、妊娠しづらくなることには変
わりありません。

私たちも、必要に応じてタイミング指導や排卵を整えるホルモン療法、そし
て、人工授精を行います。でも、ベーシックな身体の働きとしての妊娠する
力が低下している場合には、それを取り戻すことなしには、いくらさまざま
な治療を繰り返しても、当然、治療効果は限定的にならざるを得ないと考え
ています。

細川)なるほど。

志馬先生)妊娠、出産するということは、健康の延長線上にある生命現象の
一つであると考えています。

妊娠するというのは一見あたりまえのように思えますが、その過程は非常に
神秘的で、奇跡の積み重ねとしか思えないことばかりです。ですから、妊娠
というのは心身が健康であってこそ、なんとかその機構を維持できるもので
はないかと思うのです。

細川)奇跡の積み重ねですね。

志馬先生)そうです。そのために必要とされるのは、非常に基本的な心身の
健康なのではないでしょうか。

細川)基本的な健康に支えられていると。

志馬先生)たとえば、生殖医療の普及に伴って、多くの研究がなされました。
もちろん、生命の誕生のメカニズムについては、まだまだ、わかっていない
ことのほうが多いのですが、日常生活において何が妊孕能を低下させる要因
については、多くの知見が蓄積されつつあります。

それらをひとつずつ見てみると、どれも驚くほど基本的なことばかりです。

細川)驚くほど・・・。

志馬先生)たとえば、妊孕能を下げることとしては加齢が注目されています。
そして肥満や低体重、喫煙など。逆に普段の朝、昼、夜の3食は、5大栄養
素をバランスよく食べるほど、体外受精の妊娠率が高くなり、毎日、よく歩
くことで血行をよくし、ストレスを解消するほうが早く妊娠に至る、早寝早
起きの規則正しい生活リズムは良質の卵子を育むといった報告があります。

どれも健康にとって基本的なことばかりですね。

細川)本当にそうですね。

志馬先生)例えば、特別なものを摂ったり、特別なことに取り組んだりする
ことで妊娠に近づくという研究報告はありません。でも実際には現代社会で
はこのような規則正しい生活がしにくくなってきていますし、日々のこういっ
た生活の積み重ねより、何か特殊な治療をさっさと受けてしまう方が簡単に
思えてしまうのもわからないではありません。

細川)既に、体外受精や顕微授精を受けているカップルにも言えることです
ね。

志馬先生)もちろんです。実際に、昨年の開業から1年が経過し、私たちの
不妊治療の方針や考え方が徐々に、知っていただけるようになったのか、A
RT(体外受精や顕微授精のこと)専門クリニックで、治療を受けてきた患
者様が私たちのところにご相談にいらっしゃるケースが増えてきました。

たとえば、高度な治療を繰り返しても、なかなか、結果が伴わない、妊娠に
近づいている感覚さえもてないことに疑問を感じて、私たちにセカンドオピ
ニオンを求めてこられるというケースがあります。

細川)なるほど。

志馬先生)また、最近は卵子の老化が主な不妊の原因だと言われています。
もちろん、卵子を若返らせることは不可能ですが、そのようなケースでも、
卵巣の機能が低下している原因は、必ずしも、年齢によるものだけではあり
ません。

であればこそ、体に備わっている妊孕能を少しでも取り戻すことが大切では
ないでしょうか。


【3】丁寧な対話と栄養療法、妊孕漢方

細川)それでは、具体的な取り組みについてお聞かせください。

志馬先生)テーマは、「食べる、動く、休む」です。

細川)食生活や運動、睡眠を最適化するというわけですね。

志馬先生)そうです。基本は「ちゃんと食べること」です。私たちは「食べ
て」、自分の体をつくり、活動に必要なエネルギーをつくっています。一方、
新しい命、すなわち、卵子や精子、受精卵、胚、胎児は、「周囲の環境との
やりとり」で、細胞をつくり、それに必要なエネルギーをつくります。周囲
との環境は「両親の体内環境(卵巣や子宮、精巣)」です。つまり、食べる
ことで、新しい命を育む環境をつくっているというわけです。

細川)なるほど。

志馬先生)そして、新しい生命がすこやかに成育する環境をつくる栄養素の
顔ぶれは決まっていて、空気や水、そして、3大栄養素と呼ばれている、糖
質やたんぱく質、脂質、さらには、それらが体内で変換され、細胞の材料や
エネルギー源に変換されるのをサポートする微量栄養素と呼ばれるビタミン
やミネラルです。

そして、もしも、3大栄養素が過剰になったり、2大栄養素が不足したりす
ると、体(構造、酵素、ホルモン)やエネルギーがうまくつくれなくなりま
す。また、それだけでなく、インスリンの効き目が悪化したり、高血糖、肥
満、酸化ストレス増大、高ホモシステインを招き、体内環境を悪化させたり
します。その結果、卵子や精子、受精卵、胚、胎児に成育に、障害になって
しまうわけです。

細川)はい。

志馬先生)これが、低下した妊孕能、すなわち、育む力を取り戻すために、
バランスよく食べることが基本になる根本的な理由です。そして、バランス
よく食べるということは、とりもなおさず、5大栄養素を過不足なく揃える
ということに他なりません。

ただ、最近はバランスよく食べることを心がけていても、食品自体の栄養素
が減ってきているという報告もあり、必須の微量栄養素が不足してしまいが
ちです。必要に応じてサプリメントによる補充も大切なことだと考えていま
す。ただし、サプリメントは脇役であり、チームプレーヤーであり、あくま
で、主役は食べることです。

そして、適度に身体を動かすこと、運動ですね。さらに、規則正しい生活リ
ズム、早寝早起きすること、休息です。

細川)まさに、基本的なこと、ばかりですね。

志馬先生)ただ、わかってはいるけれども、実際に実践するのは難しいとか、
そもそも、なにをどうすればいいのか案外わかりにくいですよね。

細川)そうですよね。

志馬先生)食生活や運動、睡眠は、すべて生活に密着していますし生活その
ものです。それぞれの患者さんの事情や都合、嗜好などもある中で、いかに
改善するのかということは簡単なことではありません。

実際には努力しないと出来ないと腹をくくることから始まるのかもしれませ
ん。ですから、私たちは、まずは、患者さん一人一人と丁寧にお話しをして、
正しい情報の提供につとめます。そして、患者さまがどのように進めていき
たいのかをじっくり伺ったうえで、さまざまなご提案をし、患者さんに応じ
たサポートをしています。

細川)ここが肝心なところですね。

志馬先生)そして、本来の妊娠する力を取り戻すのに、食生活や生活習慣の
見直しに加えて、漢方薬も有効であると考えています。年齢による卵巣機能
の低下や、高度生殖医療の補助としても有益です。

細川)漢方薬については、クリニックで処方される場合があったり、漢方薬
局があったりして、また、それぞれ処方される内容や費用も大きく違ったり
して、よくわからないという方が多いようです。

志馬先生)そうですね。漢方薬についてよく誤解されていることですが、誰
もが飲めば妊娠しやすくなる特効薬(漢方薬)などありませんし、誰もが同
じ薬を月経周期に合わせて周期的に投与すれば妊娠しやすくなるわけでもあ
りません。

漢方薬だからといって、効果を実感するのに必ずしも長期間の長期間の処方
が必要なわけではありまません。また、妊娠するまで同じ漢方薬を漫然と飲
み続ける必要もないかもしれませんし、実際には高額で続けにくいものもあ
ります。

細川)そのようなことをよく耳にします。

志馬先生)私たちは、妊孕漢方と呼んでいますが、患者さん、一人一人の心
と身体の状態にあわせて、漢方薬の組み合わせ方や他剤への変更の妙により、
納得のいく処方をご提案することは、もちろんのこと、患者さまの自覚と、
丁寧な四診による他覚で、「必要がなければやめる」、「効いていなければ
変える」ことができます。

漢方薬は上手く使えば、身体の各臓器・各器官の調和が取れた状態を保つの
に大変な効果を発揮し、妊娠をサポートすることが出来ると考えています。

細川)なるほど、そうなんですね。

志馬先生)こうして身体の健康を取り戻し、育む力を養うということは、妊
娠しやすくするだけではありません。女性は、妊娠後はお腹の中で赤ちゃん
を育んでいき、出産という大仕事も待っているわけです。妊娠合併症や出産
に伴うさまざまなリスクを低減することも、これまでの研究で明らかになっ
ています。さらには、お子さんの出生後の心身の健康にも影響していること
もわかってきました。

細川)その影響は長期間に渡るということですね。

志馬先生)そしてもし妊娠しなかったとしても、健康であるということはご
夫婦にとって、本当はとても大切なことです。

細川)妊娠することだけがすべてではありませんものね。ありがとうござい
ました。


[志馬千佳先生プロフィール]

志馬クリニック四条烏丸院長。1980年滋賀医科大学医学部卒業後、京都大学
大学院医学研究科器官外科学講座(婦人科学産科学)、その後、静岡県立総
合病院産婦人科、京都大学医学部附属病院産婦人科、医療法人越田クリニッ
クをへて、2012年年に志馬クリニック四条烏丸を開設、現在に至る。著
書に「妊娠力をつける漢方レッスン」(主婦の友社)。

▼志馬クリニック四条烏丸
http://www.shime.biz/index.html

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妊カラ編集室から____________________________________________________

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第二回当選メール締切:10月9日(水)
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たします。

◆◇◆イベント 概要 ◆◇◆

「Fine祭り2013 ちゃんと知りたい!男女の不妊」
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※「Fine祭り2013」ウェブサイト:
http://j-fine.jp/matsuri/2013/matsuri.html

日 時:2013年11月3日(日・祝) 10:00~16:00(予定)
場 所:THE GRAND HALL(東京・品川)
    JR 品川駅、港南口よりスカイウェイにて直結[徒歩3分]
    京浜急行 品川駅よりスカイウェイにて直結[徒歩6分]
    http://www.tg-hall.com/

内 容:◆最前線で活躍する不妊専門ドクター2名による講演
    ◆マルチメディアクリエーターヒキタクニオ氏
    (『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』著者)
     少子化ジャーナリスト・作家白河桃子氏
    (「妊活バイブル」著者)
     トークセッション

その他、不妊当事者を応援する企業などによる「展示コーナー」、不妊症看
護認定看護師・エンブリオロジスト(胚培養士)による「無料相談」など

参加費:前売券 1,000円
   :当日券 1,500円(*前売券が余った場合のみ販売)

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私たちはお子さんを望まれるカップルを応援します。

▼不妊に悩む夫婦の自己決定を支援する情報サイト
→「妊娠しやすいカラダづくり」
http://www.akanbou.com/

▼妊カラ・男性不妊編
→「男性不妊 ~ ふたりで知っておきたいオトコのこと」
http://www.akanbou.com/dansei-funin/

▼お子さんを望まれるふたりのためのサプリメント
→「BABY&ME」
http://babyandme.jp/

▼ドコモ、au、ソフトバンク公式携帯サイト
→「おしえて!不妊ナビ」
http://funinavi.edia.ne.jp/index.html


編集後記____________________________________________________________

先週、日本産科婦人科学会は2011年分の体外受精の臨床実施成績を発表
しました。

それによると、2011年に実施された体外受精や顕微授精などの高度生殖
補助医療の治療総数は26万9659周期、出生児数は32426人とのこ
と。

同年の出生児数は105万806人とのことですから、新生児の32人に1
人が体外受精児ということになります。

この数年の普及には目を見張るものがあります。

日本の生殖医療技術も、治療周期数も、クリニックの数も、世界一ですが、
治療成績は低いレベルです。

最高の環境を活用できるかどうかは受ける側(患者)次第だと思います。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.535
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不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、二人で話し合い、考えを整
理して、自分たちに最適な答えを出すためのヒントになるような情報を、出
来る限り客観的な視点で、お届けしています。
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発 行:株式会社パートナーズ
編 集:細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
サイト:http://www.akanbou.com/
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◎発行部数
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・まぐまぐ: 4,316部
・合計部数: 5,355部(9月15日現在)
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