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VOL.301 二人に最適で納得できるこたえを導くために

2009年03月08日

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 妊娠しやすいカラダづくり VOL.301 2009年3月8日配信
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                      http://www.akanbou.com
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じぶんたちにあったこたえをだすために・・・

なかなかお子さんが授からないことに悩むカップルが、
悩みを克服するために、"二人で話し合い、考えを整理"して、
"自分たちにふさわしい答えを出す"ためのヒントになるような情報を、
出来る限り客観的な視点で、毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。


---[目次]-----------------------------------------------------------

▼編集長コラム
ふたりにあったこたえをだすということ

▼今週の更新情報一覧
3月2日から3月6日までのサイト版「妊娠しやすいカラダづくり」

▼あなたの声を聞かせて!
ストレス発散、私の方法

▼読者アンケートにご協力をお願いします!

▼妊カラ運営会社からのお知らせ

▼編集後記

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              編集長コラム
  VOL.301
        ふたりにあったこたえをだすということ
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300回の配信を機に読者アンケートをお願いしています。
現時点で158通の回答をいただいています。

本当にありがたいことと思っています。

3月25日まで実施していますので、
引き続き、ご協力をお願いいたします。
http://www.akanbou.com/an/main.html

ということで、この一週間は、皆さんからの回答を熟読する日々です。

昼間の仕事中に読むと危険なので(仕事が手につかなくなるという意味で)、
一段落した夜に読ませてもらうことになるので寝不足気味です(苦笑)。

皆さんからのアンケートを読むのは、
とても嬉しいことでもあり、ある意味、とても怖いことでもあります。

本当のところ、"どの程度、役に立てているのか"、
そして、役に立てているのであれば、"どのように役に立てているのか"、
私たちの最大の関心事なのですが、
実際に、それぞれのアンケートからは、
その内容のボリュームの多い少ないにかかわらず、
いろいろな思いがビンビンに伝わってきて、
今後の取りくむべきテーマを与えてもらっているようです。

そして、今、強く思っているのは、
「ふたりにあったこたえをだすためのお手伝いをしたい」ということです。

そもそも、お子さんを授かるために、
"これさえやっておけば"なんていう、
絶対的な答えは悲しいかな、存在しません。

そして、不妊の悩みと一言で言っても、
その内容や深さは、それぞれの夫婦によって異なるものです。

であれば、それぞれの夫婦が、ふたりで話しあい、考えながら、
それぞれにあった答えを導くしかないということになります。

もちろん、それは、言うほどに簡単なものではないでしょう。

でも、二人にとって、大切なことであればあるほど、
そして、デリケートな問題であればあるほど、
はじめから、"運"や"他人"にまかせてしまうなんて、
したくありません。

私たちの手でコントロールできない相手であればこそ、
既にある"正解"を探すというよりも、
自分たちにとっての"最適解"や"納得解"を、
二人で導くことが大切であり、
それこそが、後悔しない選択であると思うからです。

たとえ、悩みを同じくしていても、最適な方法やペースは異なるものです。

たとえ、医学的に完璧にデザインされた試験であっても、
相矛盾する結論が導かれることは珍しいことではありませんし、
ましてや、エビデンスといわれるデータは傾向を示してくれても、
決して、個別の正解を与えてくれるものではありません。

誤解しないでいただきたいのは、
他人の経験や研究論文は無駄であると言っているわけではありません。

そうではなくて、
それらは、二人の最適解や納得解を導くうえで、
ヒントや参考、励みになりはしても、
それがそのまま、二人の答えになるとは限らないと言いたいのです。

自分たちで、自分たちの答えを導くのに、
これまでの経験から私たちが学んだポイントを整理してみます。

まずは、本質的な理屈が大切だということです。

新しい生命の誕生のメカニズムを理解するように努めることで、
妊娠の可能性を最大にするために、
自分たちは、どう行動すべきかを考えるうえでのヒントになるのでは、
ということです。

選択眼を身につけるには本質的な理屈の理解が必要です。

そういう意味では、情報は量よりも質であり、
情報は集めることよりも、利用することが大切だと言えると思います。

情報の利用という観点から、もう一つ。

その都度、二人で、徹底して、
問題や課題を整理することです。

悩んでいると問題を複雑にしてしまいがちです。

ましてや現在は選択肢が豊富な時代です。

答えを導く当事者があいまいな状態からは、
最適解、納得解を導くのは、なかなかに困難なことです。

まずは、その都度、徹底的に整理して、
すべての選択肢を出してみて、
その内容や違いについての理解を深めるように努め、
そして、自分たちの価値観やセンスをおぼろげながらもつかむことです。

いかがでしょうか?

どのような答えを導いたとしても、
"自分たちが、ふたりで、決めた"という事実は、
その先、どんな状況になろうとも、自分たちの支えになるはずです。

先が見えないなら、見えないなりに、
取り組めることは、必ず、あると信じます。

皆さんと対話させてもらうことができて、本当に感謝しています。

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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com

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          今 週 の 更 新 情 報 一 覧
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2009年3月4日 最新ニュース
ビタミンB12も子の脳や脊髄の先天異常を予防する
http://www.akanbou.com/news/news.2009030401.html
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2009年3月3日 あなたの声を聞かせて!
ストレス発散、私の方法
http://www.akanbou.com/voice/voice02-000.html#005
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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com

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           あなたの声を聞かせて!

           ストレス発散、私の方法
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あなたの声を聞かせて!に、
ストレス発散、私の方法ついて投稿いただきましたので、ご紹介します。

---[投稿ここから]-------------------------------------------------

1年半の不妊治療をし、体外受精で念願の第1子を授かることができ
現在、妊娠8ヵ月目ののぞみです。

不妊治療の最中のストレスの発散はこまめにするようにしていました。

主人と旅行をしてみたり(日帰り&泊まりなど)、
友達とコンサートに出かけたり。
平日の夜でも少し時間があれば、
お気に入りの喫茶店に主人と二人で行って話をしてみたり...。

とにかく治療以外の時間は楽しみを見つけて、
発散するようにしていました。

今から考えると、
ストレスが溜まっていることを、
感じる余裕があるときもないときもありましたが、
常に、「自分の気持ちに正直になってとにかく言葉にすること」、
それだけはしていたと思うので、
それが私のストレス発散だったのかもしれません。

不妊治療をすること、
はじめから自分の両親はもちろん主人の両親にも伝えました。

治療の経過やそのとき思ったことを伝えるようにしていました。
両親の前で泣きたいときは泣きました。
もちろん、理解されないこともあるだろうし、
そこまで言ってもいいだろうかと思うこともありました。

しかし、孫を待ち望む両親に、私達が子供を本当に心から望んで
その方法をお医者様と一緒に探していることをありのままに伝えました。

どちらの両親にも一番の理解者になってほしいと思うと同時に、
「隠す」ことで生まれる新たなストレスの材料を作りたくありませんでした。

「子供はまだ?」とは一切聞いてこなかった私達の両親...
心の中ではどんなに待ち望んでいたか、
心配していたかと思うと隠せなかったし、話すべきだと思いました。

もちろん治療の内容によっては、
「そんなことまで...」と思われたこともあったかもしれませんが、
「そんなことまでしてでも子供が欲しかった」という気持ちを伝えれば、
時間はかかっても応援してもらえると信じて、話をしていました。

結局は...「隠せなかった」だけなのかもしれません。

理解ある両親に、自分達の心のうちを言葉にし伝えることで、
前向きに治療にのぞめたと思います。

---[投稿ここまで]-------------------------------------------------

投稿いただきありがとうございました。

皆さんからのご意見やご感想等もおまちしています。

---【あなたの声を聞かせて!】---------------------------------------

以下のテーマの投稿をお待ちしています。
http://www.akanbou.com/voice/top.html

◎言われて嬉しかった、救われた言葉

◎ストレス発散、私の方法

◎治療と仕事の両立、私の悩みと工夫

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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com

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  「妊娠しやすいカラダづくり」読者アンケートを実施しています。
            ご協力をお願いします!
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http://www.akanbou.com/an/main.html

メールマガジン「妊娠しやすいカラダづくり」は、前号で、300回目の配
信になりました。さらなる、誌面の充実を目指して、300回の配信を機に、
第4回読者アンケートをお願いすることにしました。

ご協力をお願いします。!

★読者アンケートへの参加方法は?

読者アンケートページを設けています。
http://www.akanbou.com/an/main.html

読者アンケート回答専用フォームをご用意しています。アンケートページの
一番下にボタンを設置していますので、そのボタンをクリックしていただき
ますと、フォームページが立ち上がります。そのフォームから回答ください。

★実施期間は?

◎読者アンケート実施期間:2009年3月25日(水)まで

★お礼をご用意しています。

アンケートを回答いただいた方々にお礼をご用意させていただきました。

1)回答いただいた方全員に

◎サプリメントを特別価格にてご提供

回答いただいた方に、当社(株式会社パートナーズ)取扱いのサプリメント
を特別価格にてご購入いただけるサイトへのアクセス方法をメールにてお知
らせします。

2)抽選で30名の方に

◎ショッピングサイトAmazon.co.jpで使えるギフト券(1,000円)

読者アンケートに回答いただいた方の中から抽選で30名の方に、インター
ネットショッピングサイト「Amazon.co.jp」にて使用できるギフト券
(1,000円)をプレゼントさせていただきます。当選された方には、読者アン
ケート実施期間終了後にメールにてご連絡させていただきます。

▼読者アンケートページ
http://www.akanbou.com/an/main.html

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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com

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     妊カラ運営会社・株式会社パートナーズからのお知らせ

    私たちが考える「妊娠前のサプリメントの理想の形」です 
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これまで、サプリメントの品質については、日本とアメリカでは、大きな差
があり、信頼に値するビタミンミネラルは、どうしてもアメリカ製のものを
選ばざるを得ませんでした。サプリメント大国とされるゆえんです。

ところが、ようやく、妊娠前の大切な時期にお勧めするに値する品質の製品
を、国内で製造する環境が整ってきました。

そこで、私たちは、それまでアメリカ製のビタミンミネラル製品から、国産
製品に切り替えるべく準備をすすめてまいりました。

そして、これまでの10年間の経験をベースにして、医療機関向けサプリメ
ント製造メーカーである、株式会社ヘルシーパスの製品設計のもと、妊娠を
望まれる方々が最初に選択すべきサプリメント、「フォーベイビー&ミー」
シリーズとして実現し、一般のお客さまや医療機関に提供しています。

妊娠しやすいカラダづくりの読者の方々にお勧めします。

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⇒ ベイビー&ミーシリーズ基本サプリメント
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▼マルチビタミンミネラルフォーベイビー&ミー
http://www.nature-g.com/shohin/naturesgift/multi_v_m.html

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⇒ 摂取プランについてご相談ください。
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▼サプリメントも正しく選び、正しく使うことが重要です。
http://www.nature-g.com/funin/supple.html

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編 集 後 記
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昨日、ある方とお茶する機会がありました。

そこで、その方、いわく、

「夫が協力的かどうかなんてことを話題にすること自体が、
 そもそも変な話しですよね」と。

そのときは、話しの流れで相槌を打っていたものの、
このメルマガのコラムを書いているうちに、
本当にその通りだ!と、改めて、強く同意しました。

確かに、不妊の悩みを克服するうえで、
ご主人の協力が必要云々ということがよく言われるものですが、
よくよく考えるまでもなく、
不妊の問題は、女性が一人で抱える問題ではなく、
二人が解決すべき問題なわけですから、
夫が協力的かどうかが話題になるということは、
まだまだ、不妊は女性が解決すべき問題であるという意識が、
どこかにあるのかもしれません。

男性にとって自分の問題であるのですから、
協力的かどうかではなくて、
当たり前な意識の程度が問題にされてしかるべきなわけです。

たとえ不妊の原因が男性側にあっても、
それに対する治療は、
主に、というか、ほとんど女性に施されるのが現実なわけですから、
"協力的"という言葉は、理解できなくはありません。

ただ、それでも"協力"ということではなく、
治療の肉体的、精神的苦痛への"労り"と認識すべきではないでしょうか。

原因がどちらに存在しようと、
そして、治療がどちらに施されようと、
治療を受けていようとなかろうと、
また、不妊治療に対する考え方が同じであろうとなかろうと、
もっと言うと、お子さんを欲する強さが同じであろうなかろうと、
間違いなく、二人の問題なわけです。

このスタート地点の大切なことを確かめておかないと、
問題がややこしくなるだけといったこともあると思います。

なんていうか、常に、原点に帰ることが大切だということかもしれませんね。

いかがでしょうか?

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.301
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◎発行部数
・自社配信: 289部
・まぐまぐ:5,606部
・合計部数:5,895部(3月8日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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◎注意事項
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場合がございます。匿名などのご希望があれば、明記してください。また、
掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
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【編 集】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)  
【サイト】 http://www.akanbou.com
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