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VOL.155 妊カラ基礎講座スタートしました!

2006年05月13日

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           妊娠しやすいカラダづくり
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2006/5/13 #155
━不妊に悩むカップルを応援します!━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.akanbou.com
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みなさん、こんにちは。
いつもお読み下さってありがとうございます。

このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。

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01 今週のコラム:情報を鵜のみにすることの危うさ
02 今週の更新情報
03 妊カラ基礎講座:あたらしいいのちのはじまり 一番大切なこと

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━01━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        今週のコラム
         VOL.155
    情報を鵜のみにすることの危うさ
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5月6日の土曜日に放映された健康番組で、
白いんげん豆を使ったダイエット法を紹介したところ、
それを実践した600名余りの視聴者から、
激しいおう吐や下痢の症状を訴える苦情がテレビ局に寄せられたとのこと。

なんでも、白いんげん豆に含まれる成分に、
炭水化物を糖に分解する酵素の働きを弱める働きがあることから、
この成分を摂取すれば、炭水化物が吸収されにくくなり、
ダイエット効果が期待出来るのではないかという触れ込みだったようです。

この糖や脂肪を"ブロック"するというダイエット法が流行していますが、
果たして、そんな都合のよいことが可能なのでしょうか?

食べた栄養素の吸収をブロックし、ダイエットに成功したとして、
それは、おそらく、一時的なものでしょう。

なぜなら、このようなダイエット法は、
"部分"しか見ていず、"全体"のことを、まるで、考えていないからです。

私たちの体内では、まさに、この瞬間も、何千種類という酵素が働いていて、
それらの酵素の働きは、相互に、密接に影響しあっています。

ですから、人為的、強制的に酵素の働きを、1つでも抑制し続けることは、
ドミノ倒しのように、結局は、全体の代謝のバランスを崩してしまい、
一時的にダイエットに成功したとしても、
身体の健康を損ないかねないリスクを抱えるのです。

ですから、食べた栄養素の吸収をブロックするなんていうダイエット法は、
体重と共に、身体の健康の健全度も、一緒に落としていくという、
なんとも、刹那的な方法なわけで、決して、薦められたものではないのです!

おっと、すみません・・・。

過去の間違ったダイエットに励んだことを後悔している、
多くの女性の悩みに接してきたものですから、
ダイエットについての話しには、ついつい、力が入ってしまいます。

今回のテーマは、巷のダイエット法を批判することではないんです。

そうではなくて、健康番組の情報を鵜のみにすると、
高い授業力を払わされるはめになりかねないということです。

特に、健康番組では、正確さよりも、
インパクトを優先させる傾向にあります。

テレビで紹介されたダイエット法を、
すぐに、実践してみる行動力を正しい方向に発揮したいものです。

因みに、例の白いんげん豆について、
国立栄養健康研究所の素材情報データベースで確認してみましょう。
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail749.html
インゲン豆抽出物(フォセオリン)で出ています。

それによりますと、俗に「炭水化物の吸収を遅らせる」、
「ダイエットのよい」などといわれている。
ヒトの有効性については十分な情報は見あたらない。
大量に摂取した場合は消化管症状を起こすことがあると説明されています。

このように、ものの数分で、簡単に、確かな情報にアクセスできるのです。

面白可笑しく流される健康情報を鵜のみにせずに、
検証するのは、それほど、難しいことではありません。

そして、インターネットによって、
膨大な情報にアクセス出来るようになった分、
どんな情報を捨てて、どんな情報を活用するのか、
情報の取捨選択いかんで、
利益にも、損失にもなる時代に、私たちは生きているわけです。

"芸は身をたすく"ならぬ"情報感度は身をたすく"、です。

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このコラムへのご感想、ご意見等は、下記のアドレスにお寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


━02━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今週の更新情報
http://www.akanbou.com
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2006年5月13日 Q&A
やはり病院へ行くべきでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006051301.html
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2006年5月12日 妊娠報告
期待することにも、泣くことにも疲れ、諦める準備を始めたら
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2006051201.html
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2006年5月11日 Q&A
病院を変えたほうがよろしいでしょうか
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006051101.html
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2006年5月10日 妊娠報告
思いきって治療を休んで
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2006051001.html
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2006年5月9日 Q&A
重度の子宮内膜症で片方の卵管がつまっています
http://www.akanbou.com/qa/qa.dr.tatsumi-018.html
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2006年5月9日 最新ニュース
政府が不妊治療助成制度を拡充する方針
http://www.akanbou.com/news/news.2006050901.html
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2006年5月8日 Q&A
このような私でも妊娠が可能なのでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.dr.tatsumi-016.html
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2006年5月7日 妊娠報告
思いきって転院して、顕微授精で
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2006050701.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


━03━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

            妊 カ ラ 基 礎 講 座
       パート1 あたらしいいのちのはじまり

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望んでも授からない期間が長くなり、
あれこれ、自分たちで努力が必要になったり、
特に、不妊治療の助けを借りざるを得なくなると、
それぞれの段階で、常に、選択と決断を迫られるようになります。

そして、それぞれの選択と決断においては、
二人で、自分たちらしい、そして、後悔のない選択をしたいものです。

そのためには、最低限の"知識"が必要です。

そうです、新しい生命の誕生は、
どのようなプロセスをへて、
そして、どのようなメカニズムによって誕生するのか、です。

そこで、妊カラ基礎講座を連載することになりました。
原則的には、毎週連載を予定しています。

パート1は、"あたらしいいのちのはじまり"です。

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          1−1 一番大切なこと 
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新しい生命の誕生のプロセスやメカニズムを勉強する際に、
是非とも、確認しておきたいことがあります。

それは、私たち、人間には、私たち自身の身体の中で起こっている、
新しい生命、すなわち、私たちの大切な子供が、どのように誕生するのか、
完璧に、把握出来ているわけではない、ということです。

このことを意識しておかなければ、
いくら、知識を蓄積しても、判断を誤ったり、
不必要な悩みを抱えてしまうことになってしまいかねないという、
最も大切なことではないかと、私たちは、常々、感じています。

ところが、教科書には、分かっていることばかりが書かれていますから、
勉強する側にとっては、教科書を読めば、
ほとんど把握出来たような気になってしまいがちです。

ですから、新しい生命を育んでくれているであろう、
"大きな力"への畏敬と感謝の念を忘れないためにも、
折にふれて、私たち自身を戒めています。

一番、大切なことであるにもかかわらず、
一番、忘れられやすいことではないでしょうか?

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内容に関するご質問やご意見等は、下記のアドレスにお寄せ下さい。
edit@akanbou.com

》》》妊娠しやすいカラダづくり編集室より

━[不妊に関するご相談はQ&Aへどうぞ!]━━━━━━━━━━━━━

▼人には聞けない不妊の悩みに専門家がお答します。

【回答者】

・梅ヶ丘産婦人科 院長 辰巳賢一先生
・セルフサポートグループNPO法人FINE(ファイン)代表 松本亜樹子さん
・日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー 細川忠宏

↓以下のページからどうぞ
http://www.akanbou.com/qa/main.html


━[妊娠報告をお願いします]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼皆さんからの妊娠報告をお待ちしています。

とにかく、不妊を克服された方々の体験は本当に励みになります。

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■編集後記 
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妊娠しやすいカラダづくりのサイトが、
ヤフーの不妊症のカテゴリーに登録されました。
また、検索キーワード、"不妊"で1位、"不妊症"で1位、
"不妊治療"で3位にランクされており、
この数日間で、大変な数のアクセスを頂いております。

それに伴って、もっと、もっと、求められる、質の高い情報を提供せねばと、
ひしひしと、プレッシャーを感じております。

さて、この号から「妊カラ基礎講座」がスタートしました。
これにプラスして、近々、「トピックス」がスタートします。

そこで、それぞれの特集の掲載予定をお知らせします。

[毎週掲載予定]

・今週のコラム ・今週の更新情報 ・妊カラ基礎講座

[第1、第2週掲載予定]

・妊カラサバイバルガイド

[第3週掲載予定]

・トピックス

[毎月最終週]

・リーベマリールの治療日記

[不定期]

・妊カラニュース ・読者の皆さんからのメール 

トピックは、長らく、近日オープン予定としていた、
「週末断食のすすめ」を、よくやく、掲載できる見込みです。

今週の水曜日に、あの有名な、伊豆のやすらぎの里の大沢先生を訪ねます。

次号のトピックスでご紹介出来ればと考えています。

断食療法についてのご質問や特集へのご希望等ありましたら、
どしどし、メールにてお寄せ下さい。

必ず、反映させて頂きます。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行]   No.155
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◎発行部数
・自社配信: 950部
・まぐまぐ: 4,817部
・合計部数: 5,767部(5月13日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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◎注意事項
読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知なく掲載させていただく
場合がございます。匿名などのご希望があれば、明記してください。また、
掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
の掲載によって生じる、いかなる事態、また何人に対しても一切責任を負い
ませんのでご了承ください。
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当メールマガジンの提供する情報は医師の治療の代わりになるものでは決し
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【責任者】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセリンラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)  
【WEB】 http://www.akanbou.com
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