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VOL.099 いとも簡単にタバコが止められる方法

2005年04月09日

                               
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□■□■□     ◆妊娠しやすいカラダづくり◆
◇◆◇◆◇        《毎週土曜日配信》
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http://www.akanbou.com
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みなさん、こんにちは。
"妊娠しやすいカラダづくり"メールマガジン版です。
いつもお読み下さってありがとうございます。

毎日新聞社発行の健康雑誌「毎日ライフ」の5月号(4月1日発売)で、
「不妊治療で知っておくこと」という特集が組まれていますので、
ご紹介します。
http://www.mainichi.co.jp/life/life/

・不妊とは
・不妊治療の実際
・男性不妊
・不妊と上手につきあう
・不妊治療の限界

これら5つのテーマをそれぞれの専門家から説明されていて、
とても分かりやすくまとめられているように思います。

今週の更新情報は以下の通りです。

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            ★今週の更新情報★
  http://www.akanbou.com
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2005年4月9日 Q&A
体外受精がうまくいかなくて
http://www.akanbou.com/qa/qa.2005040901.html
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2005年4月8日 最新ニュース
喫煙は、女性の生殖期間を10年縮める
http://www.akanbou.com/news/news.040801.html
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2005年4月1日 Q&A
妊娠できるでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2005040601.html
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最新ニュースでは、オランダで実施された大規模の調査で、
喫煙や体重が体外受精の治療成績に及す影響が明らかにされました。

━[ニュース解説]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        いとも簡単にタバコが止められる方法

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生殖医療専門誌「Human Reproduction」4月7日のオンライン版では、
喫煙や体重が体外受精の治療成績に及す影響を調査した、
オランダの大規模な研究の結果が紹介されています。

1983年から1995年迄にオランダの体外受精を実施する施設において、
治療を受けた約8,500人の女性を対象にしたといいますから、
おそらく、この手の調査では最大規模ではないでしょうか。

そして、タバコを吸ったり、太ったりすると、
妊娠しにくくなるという明確な結果が出ています。

具体的には、1年間1日に1本以上のタバコを吸う女性の治療の成功率は、
吸わない女性のそれと比べて28%も下回ったといいます。
さらに、その低下率は、
女性の20才から30才への妊娠率の低下と同じレベルであることから、
タバコを吸うことは、
生殖年齢にして10才老けることになると指摘しています。

さらに、流産する確率も、タバコを吸う女性では20.7%で、
吸わない女性の流産率の13.4%を上回っています。

また、BMI※が27を超える女性の妊娠率は、
ノーマルな体重の女性に比べて30%下回りました。

タバコを吸うことが妊娠しづらくし、流産を増やすことは、
既に盛んに言われていることです。

ちょっと、話しは変わりますが、
タバコの害については、なにも、妊娠に限ったことではありません。
というか、時代は、タバコ=悪、というような空気さえあります。
ただ、傾向としては、男性の喫煙率は低下しているものの、
20代の女性の喫煙率は逆に増加傾向にあるそうです。
確か、30%近い数字ではなかったかと思います。

因みに今回の調査の対象となった約8,500名の女性の喫煙率は、
なんと、40%以上だったそうです。
男性の喫煙率は、ヨーロッパは日本よりも低いのですが、
女性の喫煙率は日本よりも高いようです。
そして、日本の20代の女性の喫煙率が増加傾向にあるということは、
ヨーロッパの状況に近づいているということです。

何を言いたいかと言いますと、
これだけ、タバコが妊娠しにくくし、流産を増やすことが、
あちこちで言われているにもかかわらず、
というか、言われているからこそ、
分かっているのだけれども、
止められないという悩みを抱える女性が大勢いるのでは、
ということです。

私たちに、そんな悩みを訴えてこられるメールが、
驚くほど多いことからも、きっとそうだと思うのです。

そんなところに、今回のようなニュースは、
もやは、もっとストレスになっているに違いありません。

いろいろな方法は試みたけれどもダメだった。
どうしましょう?

一経験者から言わせて頂きますと、
禁煙のための○○というのは、全て対症療法です。

やはり、根本から考えないと苦しい上に、
ダイエットで言うところのリバウンドのように、
挫折するだけでなく、そのストレスで、本数が増えてしまいます。

要するに、タバコは止め"なければいけない"とか、
止める"べき"だと思っている内は、
とっても辛いものだということです。
そして、吸ってしまった時の罪悪感や自己嫌悪、
そのことが、かえって、ストレスになりかねません。

だって、本当は吸いたいのに、
我慢して止めるのは、それは、辛いからです、
当然です。

どうするか、
タバコの煙を嫌いになることです。
そうすれば、本当に吸いたくなくなり、
禁煙は、なんら苦しみではなく、快感になるのです。

吸いたいタバコを我慢して禁煙するのではなく、
吸いたくないタバコですから、簡単に止められますし、
吸わないことが快感になるということです。

それでは、どうすれば、タバコが鬱陶しくなるのでしょうか。
明日から30分、早起きして、朝食前の散歩するのです。
そして、意識的に呼吸することを覚えます。

これによって、タバコを吸うことが自分のカラダの中に、
有害なものを取り込むようになることを強く感じるようになりますから、
簡単にタバコを止められるようになるのです。

その上、心拍数、血圧、血液循環、消化を調節する方法を、
修得することになって、
本来備わっている生殖能力をも高めることになるのです!

■吐くことに意識を集中する
呼吸は、吸うことではじまり、吐くことで終わるものと考えがちですが、
それを逆転させます。
新しい呼吸のサイクルを呼気ではじまるように意識しながら呼吸します。
空気を多く吐き出せば、それだけ多く空気が入ってきます。
そして、深い呼吸を行うようにしていきます。
そのために呼気にのみ意識を集中し、吸うことは考えないようにします。

■宇宙と息をあわせる
息を吸うたびに「宇宙がわたしのなかに息を吹き込んでいる」と、
イメージし、
息を吐くたびに、「宇宙がわたしから息を吸い込んでいる」と、
イメージします。
宇宙が息を吹き込むたびに、
そん息がカラダ全体に、指先やつま先にまで浸透していくのを感じ、
味わいます。
その意識状態のままで、10回呼気と吸気を繰り返します。

■元気が出る呼吸
目を閉じて、舌先を前歯の裏側に軽くつけ、
そのままやや上方にずらして、
前歯のつけ根のくぼみにおさめます。
呼吸法の間、舌はずっとこの位置をキープします。
大きく息を吸って、口を軽く閉じたまま、
鼻から息を勢いよく吐き出します。
呼気と吸気は同じ長さで短く行います。
首のつけ根(鎖骨上部)の筋肉と横隔膜が、
緊張と弛緩を繰り返すのがわかるはずです。
呼気も吸気も周囲に呼吸音が聞こえるほど勢いよくし、
無理がなければ、一秒間に三呼吸の早さで行います。

最初の内は、15秒だけこの呼吸を続けますが、
徐々に長くしていき、1分間は続けるようにします。

■くつろぐ呼吸
舌の位置は同じです。
まず、思いっきり口から息を吐ききります。
ため息のような吐く音が聞こえる程度に長く吐きます。
それから、口を閉じて、鼻から静かに息を吸いながら、
こころのなかで4つ数えます。
つぎに息をとめたまま7つ数えます。
そしてため息のような音をたてながら、
8つ数えるあいだに口から息を吐きます。

これを4回繰り返し、ふつうの呼吸に戻ります。
舌先を所定の位置につけたまま口から息を吐くのが難しければ、
唇をすぼめると、うまくできるようになります。

毎朝、この呼吸法を続けることで、
カラダが浄化されていきます。
カラダが浄化されていけばいくほど、
タバコの煙をカラダに取り込むことに抵抗を感じるようになります。

自分のカラダが良い方向へ向かっていき、
元気になって、力が湧いてくるように感じれれば、
しめたものです。

もしも、月経サイクルが乱れがちな方であれば、
次第に整ってくることが期待できます。
また、精神的な開放感を得ることが出来ますから、
日頃のストレスにも強くなることが実感出来るはずです。

まさに、一石四鳥にも、五鳥にもなるのです。

ただし、比較的緑が多く、静かな場所を選んで行って下さい。

いとも簡単にタバコを止めることが出来ます。
そして、不思議と、力が湧いてくるのです。
タバコを吸わない方も是非とも実践してみて下さい。

※BMIとは、世界共通の肥満度の指標で、
身長の二乗に対する体重の比で体格をあらわします。
BMI=体重(kg)÷身長(m)×身長(m)で算出します。

◎呼吸法は、アンドルーワイル著「癒す心治る力」をから引用しています。

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■編集後記 
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いつのまにか、という感じですが、
このメールマガジンも次号で100号になりました。
なので、次号は100号記念号です。

皆さんの"声"を聞かせて下さい。
お待ちしています。

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妊娠しやすいカラダづくり No.099
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【発 行】 株式会社ライフケアマネジメント内
      [妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【編 集】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会所属)
【監 修】  荻田浩司(内科医・医学博士)
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