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VOL.084 僕に原因があったとしても・・・

2004年12月18日

                               
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□■□■□     ◆妊娠しやすいカラダづくり◆
◇◆◇◆◇        《毎週土曜日配信》
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》》》》》》》「自然療法による不妊改善」が、テーマです《《《《《《《
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妊娠の成立には、排卵→受精→分割→着床という4つの過程をクリアしなけ
ればなりません。ところが、このプロセスのどこかがうまくいかなくなると、
なかなか妊娠出来ません。不妊症になるおそれがあります。

まずはこの状態を病気と捉えるのではなしに、
たまたま、うまくいかないところをセルフケアによる、自然な方法によって、
本来、私たちに備わっている生殖能力を取り戻すことで、
改善することにチャレンジしてみませんか?

私たち、「妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト」は、
不妊に悩むカップルを
正しい知識と情報を提供することによって
応援したい、

人まかせではなく、
自分たちのおかれた状況を正しく認識し、
自分たちを見失うことなく、
主体的、根治療法的な取り組みの力になりたい、
そんなふうに考えています。

よりよい内容にするためにも、
このメルマガに関してのご感想、ご意見、
または不妊改善に関するご相談や体験談等をお寄せ下さい。
下記メールアドレス宛にお送り下さい。

◆メールアドレス
info@akanbou.com

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皆さん、こんにちは。
いつもご購読ありがとうございます。
また、この号から購読を始められた方、
当マガジンを選んで頂いてありがとうございます。

今年もいよいよ残すところあと2週間となってしまいました。
と同時に寒さも本格化してきました。

そんな季節にお勧めしたいのが、"お鍋"です。
主目的は、温かい野菜を大量に食べること。
おそらく、鍋が一番、野菜を多く食べられるのではないでしょうか。
大量の野菜を食べることで、
食物繊維を豊富に摂取出来ます。
そして、豊富な食物繊維が快適な便通を約束してくれます。
快適な便通は、カラダの冷えをとってくれるのです。

生野菜や果物は、この季節は、どうしてもお腹を冷やしてしまいます。
ですから、野菜ジュースよりも、断然、"鍋"です。
そして、野菜以外にもカキを始めとする魚介類、
キノコ類、芋類なんかも、どんどん入れてしまいましょう。
朝からでも、"鍋"を食べましょう。
鍋の種類を変えれば、毎日でも大丈夫です。
数日でカラダの変化に気づかれると思います。

今週は、何通かの読者の皆さんからのメールにお答えする予定でしたが、
どうしても、強く思うところがあって、
お一人のメールにお答してみました。

皆さんのご意見やご感想をお聞かせいただければ嬉しいです。

--VOL.084-INDEX-----------------------------------------------------

・"心の声"にお答えして

・編集後記

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■■      皆さんからの"心の声"をお聞かせ下さい

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あなたの今の悩みは、医療では解決できない悩みかもしれません。
そうであれば、医療の助けを受けるとともに、
カラダの"治療"を受けるとともに、
心の"お手入れ"も同時に必要ではないでしょうか?


★まちこさん(仮称)からのご相談(39歳)

--------[ご相談内容]----------------------------------------------

はじめまして

結婚して10年、不妊治療をはじめて8年、
未だ子供に恵まれず39歳になり、あせりとあきらめの気持ちでいます。

私の最大の悩みは主人です。

子供が出来ない原因を男性不妊と知ってからも、
原因を私のせいにしたり、
通院も私任せ。
病院探しからあらゆることを私だけに任せ、
仕事が忙しいからと、何もしてくれません。
インターネットや本から病院を探し、
そちらのメールからの情報や出来る限りの情報を集め、
主人に見るように言っても見ようともしません。

泣きながら訴えると、
そのときだけ見るけど解らないからとほったらかし。
そのくせ、こどもができるまで、しろと・・・(顕微受精)

この人はいったいなんなんだろうと情けなくなります。
薬ずけで、心も体も疲れ切っているのに、
優しい言葉一つもかけてくれません。
それどころか、俺も疲れてるからやかましく言うな、と反論します。
滅多に言わないのに・・・、私だって仕事をしています。
そんな中で通院も2時間以上かけてしています。
いったいどうしたらいいのか悩みながら、
8年もこの人には任せられないからと1人で悪戦苦闘中です。
だからといって、今更主人の人格は変わらないのでしょうね。
持って行き場が無くとても苦痛です。
でも子供は欲しい。
時折この人でなければ、
こんな苦労しないのにとまで思ってしまう自分も嫌になります。

どうしたらいいんでしょうね?

--------[編集室から]----------------------------------------------

まちこ、
今日は仕事でちょっと面白いことがありました。
なんとなく、ルーティンな生活にも希望がもてそうな、
いろいろ面倒な事があるけれど、
前向きに頑張っていこうと思わせてくれるような、
そんなささいな話です。

今晩家に帰ったら、
ご飯を食べながらでも、ゆっくり、まちこに聞いてもらいたいけれど、
でも、君はまだ僕の話に興味をもってくれているでしょうか?

今日は病院に行って疲れて帰ってきているはずだから、
なおさらまちこと共有したいことなんだけど、
こんな小さな事は、僕達の間に横たわってる『大きな関心ごと』の前には
まちこには何の明るい威力も発揮しない事なんだろうね、とくじけてしまう。


「僕達は僕の体が原因で、子供ができず、
 まちこの幸せを奪っている」という問題

子供ができにくい原因が僕である事は事実だけど、
このことがまちこの幸せを奪っているとは、
やっぱり思いたくはない。
どうなんだろうね・・・。

病院の結果を聞かされた時、正直、僕は頭が真っ白になりました。
そのうち僕達の間に、にぎやかに増えていくはずの子供という存在が、
このままでは難しいですよ、と聞かされた時、
そしてそれが僕の精子に問題があると言われた時、
まるで僕は あなたは犯罪者だったんですよ、と宣告されたような気分でした。


「ごめん、、」

こう、まちこに呟いたはずだった。
でも、どうかんがえたらいいのか、
どうしたらいいのか自分でも考え付かないまま、
ぼくはしばし現実の厳しさから目を背けたくなったのもたしかです。
第一、子供ができにくいってことは、残念な事には違いないけれど
あやまらなくっちゃいけないことでもあるまいし・・・?、
だろう?


「そうか、原因がはっきりしたのなら、これからはふたりで話しあって
 がんばっていこうな・・・」

こう、一方で、まちこにはなしかけたつもりだった。
今の医学がどこまで進んでいるのかわからなかったが、
何かにかけてみるのは、じっとしているよりは、わるくはないはずだ。
そうだよな。


「今日は病院に行ってきて、疲れただろう、、で、どうだった?」

こう、声もかけるつもりだった、帰ったら一番に。
でも、僕が一番幸せにしたいと思っているまちこの幸せを
この僕が奪っているのか?とおもうと情けなくてまっすぐに顔もみれない、
声もでない有り様なんだよ・・・。
そのまちこの涙をぬぐって、大丈夫だよと言ってあげられない僕。
ぼくだって泣いて、どうしてなんだよぉー、と叫びたいこともあるんだからね。
なんて弱虫なの・・・、とまちこに非難されるのだろうけれど・・・。


「君は子供が産めるんだから、
 AID(非配偶者間人工授精)という方法もあるよね」

こう、お利口ぶって切り出して、
まちこの喜ぶ顔があったら、ぼくはどうしようかな・・・。
子供を持つって、僕と真知子にとっていったい何を意味するんだろうね。


届くことのない心の中で、
ぐるぐるこんな事を君に語りかけようとしている僕は、
意気地がないけれども、
できたらこんど、そっと聞いてほしい。
辛い思いばかりさせているのに、その上まだ一歩を踏みだすのに
まちこに甘えてしまっている僕のこと、嫌ですか?

「ボクモ アナタト オナジ オモイデ イマス、、、」

この語りが、声となってまちこの心に届くようにと願わない日はありません。

そう・・・、
僕はまだ自分とのこんな葛藤のなかで、かったるく8年を過ごしているんです


細川です。

今夜は、ちょっと思うところあって、
不妊の原因が男性である家庭を考えてみました。

まちこさんの相談メールをよみながら、
ご主人の心の叫びを同時に感じてしまったからです。
これが勝手な想像でも、脚色でもないと、
何百通ものメールを拝見してて確信していますからね。

どうか、まちこさん、
ご主人に このメルマガをコピーして、
「時間がある時にでも、読んでみてね」といって、
笑顔で そっと、渡してみて下さい。
まちこさんの言葉も添えて、どうぞ。
8年間の思いと時間を無駄にしないためにも、
そうして、これからの人生を無駄にしないように、です。

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■編集後記 
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不妊の原因が女性にあるとか、
男性にあるとか、それは、それであると思います。
でも、それは、女性側に問題があるとか、
男性側に問題があるとか、という話しではないと思うんです。
子供が出来ないことは、二人の問題です。
ですから、このことを、どんな形で解決しようとも、
二人で、心を同じくしないといけないと強く、強く思います。

どうか、皆さんのお考えをお聞かせ下さい。

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妊娠しやすいカラダづくり No.084
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【発 行】 株式会社ライフケアマネージメント内
      [妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【編 集】 細川忠宏
【監 修】  荻田浩司(内科医・医学博士)
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