妊娠中のカフェイン摂取量は子どもの出生時の体重に影響する

生活習慣・食事・サプリメント

2008年11月05日

Brtitish Medical Journal

妊婦のカフェイン摂取量は、子どもの出生時の体重に影響することが、イギリスの大学の大規模な調査で明らかになりました。

Leicester大学とLeeds大学の研究チームは、妊娠8週から12週の健康な妊婦、2635人を対象に、妊娠4週前から妊娠期間のカフェイン摂取量と出生児の出生時体重の関連を調べました。

その結果、1日に100mg以下のカフェインを摂取していた妊婦に比べて、子どもの胎児発育制限(低出生体重児)のリスクが、
1日に100~199gのカフェインを摂取していた妊婦は20%、
1日に200~299gのカフェインを摂取していた妊婦で50%、
1日に300g以上のカフェインを摂取していた妊婦で40%高くなるこが分かりました。

妊娠中のカフェイン摂取量は子どもの出生時体重に強く影響するため、妊娠中の女性はカフェインの摂取に注意を払う必要があるとしています。

コメント

この研究結果を受けて、イギリスの政府機関であるFSA(食品基準庁)は、妊娠中の女性の1日のカフェイン摂取量の推奨上限を、これまでの 300ミリグラムから200ミリグラムに引き下げるとの見解を示しているようです。

カフェイン200ミリグラムという量は、コーヒーで2杯、紅茶で3杯程度だそうです。

妊娠中はカフェインの代謝速度が3分の1になること、カフェインは、胎盤を簡単に通過し、肝臓の機能が未熟なためカフェインを代謝できない胎児に移行することから、妊娠中のカフェイン摂取については、多くの研究報告がなされています。

いずれにしても、妊娠前からカフェインの過剰な摂取には注意が必要です。

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