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ガン治療前の凍結保存精子による顕微授精の治療成績  
■2008/8/28 UP
■出典:Fertility and Sterility Article in Press
■キーワード:ガン治療、精子凍結保存、顕微授精
   
 

[要 約]
ガン治療前の男性の凍結保存精子を使った顕微授精の治療成績は良好であると、
イスラエルとアメリカによる研究で明らかになりました。

1994年1月から2005円4月までの11年間に、
ガンと診断された男性が治療前に凍結保存した精子を使った、
118組の顕微授精による169治療周期の治療成績を調査しました。

最も多かったのは精巣ガン(40%)で、続いて、リンパ腫(31%)、前立腺ガン(8.5%)でした。
また、ガンと診断された時点での男性の平均年齢は31.4歳でした。

ガン治療前の平均精子濃度は1mlあたり6,650万で、解凍後のそれは1mlあたり4,090万、
平均の運動率では凍結前で45.6%だったのが解凍後は14.2%でした。

採卵あたりの妊娠率は56.8%で、169周期中96周期が妊娠に至りました。
そして、126人の赤ちゃんが出産、流産は11周期でした。

ガンの種類別では、前立腺ガンの治療成績が最も悪く、臨床妊娠率は18.2%、
精巣ガンでは58.0%、その他のガンでは60.7%でした。

前立腺ガンの男性は凍結前の精子濃度や運動率も全体と比べて低かったとのこと。

研究チームは、ガンと診断された男性でお子さんを望む場合には、
放射線治療を始める前に精子を凍結保存しておけば、
かなりの確率でお子さんを持つことが出来ることを知って欲しいとコメントしています。

 
   
 

[解 説]
精子を凍結保存しても、その受精能力はさほど落ちないということですね。



 
   
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