トランス脂肪酸の過剰摂取は胎児死亡のリスクを高める
■出典:Fertility and Sterlity
[要 約] トランス脂肪酸の摂取が多い女性ほど、 妊娠後の胎児死亡のリスクが高くなることが、 アメリカのオハイオ州の病院の研究で明らかになりました。 35〜44歳の女性を25〜30年間追跡調査したthe Princeton School cardiovascular risk studyで、 トランス脂肪酸の摂取量と胎児死亡の関連を調べたところ、 トランス脂肪酸の摂取量が多いほど、胎児死亡のリスクが高くなることが分かりました。
[解 説] トランス脂肪酸とは、 本来、液体である植物油を加工することで半固形にする過程で発生する脂肪酸のこと。 今年、ニューヨークで、初めて、レストランでトランス脂肪酸の使用を禁止するなど、 この人工の脂肪への規制が増えてきています。 また、トランス脂肪酸の摂取が多い女性ほど、 排卵障害による不妊のリスクが高まると、 ハーバード大学の研究チームが発表しています。 アメリカに比べれば、日本では摂取量は少ないとされていますが、 摂取を控えるに越したことはないようです。 マーガリンやスナック菓子のショートニング、人工的に加工した油に含まれます。