[要 約]
子宮内膜症の女性は油性造影剤を使った卵管造影検査後に一時的に妊孕性が高くなることが、
ニュージーランドの研究チームの試験によって明らかになりました。
オークランド大学産婦人科のN.P.Johnsonらは、
158名の不妊女性を対象に卵管造影検査後2年間の結果を調べました。
158名のうち、軽い子宮内膜症の女性が62名、原因不明不妊の女性が96名でした。
その結果、卵管造影検査を受けた女性は、受けなかった女性に比べて、
検査後2年間の妊娠率が2倍になり、
卵管造影検査後は妊孕性が高まることが分かりました。
そして、、子宮内膜症の女性では、
卵管造影検査後半年間は妊娠率が高いものの、
半年以降は違いがみられなかったことから、
子宮内膜症の女性への卵管造影検査の有効性は一時的であることが分かりました。
また、原因不明の女性では、卵管造影検査の有効性は2年間続きました。
このことから、油性造影剤を使った卵管造影検査は、
子宮内膜症の女性だけでなく、原因不明の不妊女性の妊孕性を高めることが分かりました。
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