10代の体重は、現在の妊孕性に影響する

妊孕性に影響する因子

2007年09月15日

Epidemiology

10代の頃の体重が少な過ぎても(痩せすぎでも)、多すぎても(肥満でも)、成人してからの妊孕性の影響を及ぼすことを、フィンランドのヘルシンキ大学の研究チームが明らかにしました。

調査は、大規模な試験の一部として、1300人のフィンランド人の男女の体格指数(BMI)を追跡調査しました。
1980年の調査開始時の被験者の年齢は3~18歳でした。

その結果、少年少女の頃、痩せすぎていた人は、適正体重の人に比べて、10~16%子どもの数が少なく、また、10代の頃に肥満だった人は、32~38%子どもの数が少ないという結果でした。

研究チームでは、10代の体重は、特に、女性の場合に、その後長く影響を及ぼすとしています。

コメント

現在の体重が妊孕性に大きく影響を及ぼすことはよく知られていますが、10代の頃の体重も、また、現在の妊孕性に影響を及ぼすという報告は初めてです。

10代の頃の体重と大人になってからの子どもの数の相関を調べただけですから、子どもの頃の体重だけが、必ずしも、現在の妊孕性を決めるわけではありませんが、妊孕性は、子どもの頃の健康状態までも含めて、さまざまな多岐に渡る要因が影響するののようです。

キーワード