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[要 約]
体外受精でhCG注射時の子宮内膜の厚さがその後の妊娠率に関係すると、
アメリカのShady Grove Fertility Reproductive Science Center、
Georgetown Universityの産婦人科の共同研究チームが2002年から2005年にかけて、
1,294治療周期を対象とした後ろ向き研究により確認し、生殖医療専門誌に発表しました。
研究の対象としたのは、2つの胚盤胞移植で、
単一胚の移植や凍結融解胚、提供された胚、着床前診断によって選別された胚のよる移植は、
対象から排除しました。
1,294治療周期のうち、864周期で妊娠(心拍確認)が確認されました。
そのうち、110周期は自然流産し、564周期は出産にいたり、190周期は現在、妊娠中です。
採卵前のhCG注射時に超音波検査によって子宮内膜の厚さが計測したところ、
妊娠にいたった周期の内膜厚(平均11.9mm)のほうが、
妊娠できなかった周期の内膜厚(平均11.3mm)よりも厚みが大きかったことが判明しました。
子宮内膜の厚さが大きいほど妊娠率も高まりました。
厚さが8ミリの場合の妊娠率は53.1%であったのに対して、
16ミリになると妊娠率は77.0%に上昇しました。
同様に生産率(出産にまでいたった確率)は、8ミリの場合は44.9%であったのに対して、
16になると67.6%に上昇していました。
研究に携わった研究者は、
子宮内膜の厚さが最も薄いグループでも比較的高い妊娠率を得ているので、
子宮内膜が薄いからといって、移植をキャンセルする必要はないと強調しています。
子宮内膜の厚さと妊娠率には明らかな関連性が確認されるものの、
子宮内膜が6〜7ミリの周期でも、
質のよい胚盤胞が移植されれば50%の妊娠率は得られたとしています。
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