妊娠中のビタミンE不足は、子供が将来ぜんそくにかかるリスクを高める

その他

2006年09月05日

the American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Sep.2006 Vol.174 P.499-507

妊娠中にビタミンEが不足している母親の子供は、ぜんそくにかかるリスクが高くなることが、イギリスのアバディーン大学の研究チームの調査によって明らかになりました。

2,000名の妊婦を対象に栄養状態とその子供の2歳と5歳の時点の健康状態を調査した結果です。

また、子供自身の食生活のぜんそくにかかるリスクへの影響は認められなかったとしています。

コメント

子供が小さい内は、子供の健康状態は、ほとんど、親自身に責任があるようです。

妊娠前から、バランスのよい食生活を心がけることは、自分自身のためだけではなく、将来の子供の健康のためでもあると認識する必要がありそうです。