[要 約]
日本産科婦人科学会は、これまで重い遺伝病のみに限定していた着床前診断を、
染色体異常が原因の習慣性流産にも対象とすることを決定し、
今週の総会で正式に決定される運びとなりました。
習慣性流産は、200組に1組の割合とされており、
習慣性流産の原因として、染色体異常の一種である「均衡型転座」は、4.5%とのこと。
倫理委員長によりますと、子供を授かる確率は、
着床前診断を実施しても、しなくても、変わらないことから、
今回の決定は、流産を繰り返すことによる精神的肉体的苦痛の緩和のためで、
決して、着床前診断によって、必ず、子供が授かるようになれる夢の治療でないことを強調しています。
また、実施には、遺伝カウンセリングの実施や実施施設の資格要件、個別審査等の条件を課すとしています。
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