基礎体温の高温相と低温相の温度差について

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基礎体温の高温相と低温相の温度差について

体温について。
夫婦ともに検査をし、検査結果問題はないとのことですが、結婚後子供に恵まれていません。ここ数年、病院へ通いタイミング療法&クロミッドで治療を続けております。

体温は、毎日測っておりますが、体温について質問があります。一般的な高温期の体温と低温期の体温の差はどの程度なのでしょうか?妊娠に必要な高温期の体温は何度位なのでしょうか?また、毎月ではありませんが、高温期に入って一週間後位に、一日だけ36.5℃に下がることがあります。これはどういう意味があるのでしょう?
一日でも高温期に体温が下がるともう妊娠の可能性はないのでしょうか?

少しでも原因があれば改善したいというので是非ご教示ください。
よろしくお願いします。

お名前:ゆみ  性別:女性  年齢:33
結婚歴:5年  不妊期間:4年6ヶ月  不妊治療期間:2年6ヶ月
これまでに受けた検査:ホルモン検査/精液検査(ご主人)/卵管通気・通水/子宮卵管造影/子宮内膜検査/フーナーテスト  これまでに受けた治療:タイミング指導/ホルモン療法(クロミフェン等の薬の服用)

Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

基礎体温の高温相と低温相の温度差は、だいたい、0.3~0.5度くらいあればよいとされているようです。

また、高温相の体温ですが、低温相と高温相の温度差が0.3度以上あって、二相性を示していて、高温相が10日以上続いていれば、基礎体温そのものの温度は、さほど気にする必要はないと思われます。

そもそも、基礎体温は、それほど厳密なものではなく、おおざっぱにホルモンの状態を推し量るものでしかありません。

また、いわゆる"教科書通り"の綺麗な形をしていなければ妊娠できないということはなく、むしろ、そのような基礎体温表のほうが珍しいくらいで、多少、ガタガタしていても、普通に、妊娠されていらっしゃいます。

睡眠時間についてですが、4時間以上の睡眠をとった直後の体温とされています。毎日、同じ睡眠時間で、同じ時間帯でなければ、いけないこともないようです。

いかがでしょうか?

繰り返しますが、 基礎体温表は、あくまで、ホルモンの状態を知る目安にしか過ぎません。部分部分にこだわっても、さほど、意味はないと言えると思います。

原因不明不妊の場合には、不妊の原因を突き止めて、有効な対策を施したいとのお気持ちは当然のことと思いますが、妊娠を妨げる可能性のあるものは、さまざまで、基礎体温からそれらを推し量るには限界があります。

不妊治療を受けておられるとのことですので、先生と十分に相談されて、不妊期間とこれまでの治療経過から、ご自身が納得のいく治療方針を立て、今後の治療の見通しを立てることが大切なことのように思います。

うまくいきますように、お祈りしております。
ご参考になりましたでしょうか?

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