夫婦生活のタイミングについて

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夫婦生活のタイミングについて

タイミング指導を受け、3ヶ月になります。通院している病院では特に何も言われていないのですが、「老化した卵子が受精すると、流産しやすい」等のリスクを知り、不安を感じています。またネット上で、 「排卵日よりも遅れた性交で受精すると、受精卵に染色体異常が発生する危険性が高い」という話も目にしました。

正確な排卵時間がわからない以上は、明らかに排卵前と確認できた日以外は性交渉を避けた方が良いのでしょうか?

どうぞ、よろしくお願い致します。

お名前:レイ  性別:女性  年齢:29
結婚歴:2年  不妊期間:2年3ヶ月  不妊治療期間:0年7ヶ月
これまでに受けた検査:ホルモン検査/精液検査(ご主人)/卵管通気・通水/子宮卵管造影/子宮内膜検査/フーナーテスト  これまでに受けた治療:タイミング指導/ホルモン療法(クロミフェン等の薬の服用)

Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

卵子は排卵後約24時間、受精能力を保っていると言われています。

ところが、排卵後すぐに精子と出会えるように、ドンピシャのタイミングで夫婦生活をもったとしても、必ず、妊娠に至るわけではなくて、よくても30%程度と言われています。そして、なぜ70%は妊娠しないのかは、もちろん、知る由もないのですが、受精卵に何らかの異常があって、途中で成長がストップしたからだと考えられているようです。

また、100組のご夫婦が妊娠されると、そのうち、15組の割合で自然流産すると言われています。そして、その原因のほとんどは胎児に染色体異常があったからだとされていますが、それでは、なぜ、染色体異常があるのかは分かっていません。

受精卵に何らかの異常や染色体異常があるのは偶然そうなった、要するに、 「たまたま」だということです。

ですから、出来ることがあれば努力を惜しみたくないというのは人情ではありますが、妊娠や流産の確率については、私たち、人間の力の及ばないところで決まっているようです。

ですから、残念にも妊娠に至らない周期が続いたり、妊娠しても、流産という悲しい結果に終わったとしても、それは、自然の淘汰が働いたということで、ある意味、よかったことと言えなくもありません。

現在、タイミング指導を受けておられるとのことですので、先生のアドバイス通りになさって、あとは、あまり神経質になる必要はないと思います。

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