通院を始めて10ヶ月、転院を考えています

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通院を始めて10ヶ月、転院を考えています

不妊外来への通院をはじめて、10ヶ月になりますが、転院を考えています。
通院を始めて、最初に一通り検査をしましょう、とのことで、できる検査から行ったのですが、その際、まだ全ての検査が終わっていないのに「検査では大きな問題はなかったです」と医師から言われ、「まだ終わってないのもありますが?」と言うと「あら?そうでしたか?おかしいですね」と言われました。
適当だなあ、と嫌な気持ちにはなりましたが、その病院は不妊治療では有名なところだし、(テレビに出たり。知名度は高い。)と思い続けることにしました。

しかし、その後、プロラクチン値が高めなのでカバサール錠を処方されたのですが、ひどい便秘になり、そのことを伝えると「カバサールは副作用がとても少ない薬。だからこの病院では使っている。便秘になる人は滅多にいない。でも、それならしょうがないからやめて下さい。」と、まるで便秘になったのが悪いかのように言われました。好きでそうなった訳ではないのに。。と悲しかったです。
その後も、薬の説明が看護婦と医師で違ったり、カンジダになったので(昔から何度かなります。)受診した際、事前に看護婦に詳細を伝え、それをメモしていたのに医師から「今日はタイミングあわせ?」と聞かれ、また説明しなければならなかったり、生理前に胸がはり、仕事にも支障が出る程ひどかったので受診した際、「胸が大きくなるんですか?私は胸がないので羨ましいですよ」と言われた時は本当に頭にきました。
冗談でも医師が言っていい事ではないのでは?
それ以来、通院が苦痛になっています。

不信感を持ったまま、これからステップアップしていくのは嫌だなあと思いだしました。
しかし、その病院は体外受精の受精率が高く、やっぱりそんな大きな病院がいいのかな、とも考えます。
転院後の病院が必ず今の病院より良いかもわかりませんし。

また、現在はタイミング法を数ヶ月行っていますが、主人が仕事のストレスからか(元々神経質なので)、毎日ぐったりしていて、排卵日でもそれを言えないことも何度かありました。「言えばいいのに」と言われますが、主人の姿を見ると言えません。
それに、そのためだけの夫婦生活が苦痛と言うのもあります。
友人は「排卵が朝みたいだったので、朝からしたよ~」なんて言いますが、私には無理だなと思います。
しばらく、不妊治療はやめたがいいのかな?とも思いますが、年齢的なことを考えると、今頑張らなければ後悔するかな?とも思います。

月経前に胸がはったり、いらいらしたりが最近特にひどくなってきたようです。
生理開始の2週間前から胸がはることもあり、痛くて痛くて、肩こりにも悩まされます。
一番最近の生理前は、いらいらが特にひどく、うつっぽくなったのか、主人のすることが何もかも嫌になり、眠れず、数日間真剣に離婚を考えていました。(生理始まったらなくなりましたが。)
ストレスがたまっているのかなとも思います。
また、主人は昔からストレスから胃が悪く、現在はドクマチール錠を飲んでいますが、
これも不妊の原因となるのでしょうか?

お名前:アロン   性別:女性  年齢:32
結婚歴:2年  不妊期間:1年5ヶ月  不妊治療期間:0年10ヶ月
これまでに受けた検査:ホルモン検査/精液検査(ご主人)/子宮卵管造影/フーナーテスト  これまでに受けた治療:タイミング指導

Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

ご心配なことと存じます。まずは、転院についてですが、これまでの行き違いの積み重ねが、ドクターや医療スタッフへの「不信」になっているのであれば、それはもう、転院すべき、ということになるでしょうか。

治療を受けるということは、リスクが伴うことであり、そういう意味では、単に、専門技術を提供してもらうということだけでなく、j大切な身体をゆだねるという側面もあるわけですから、やはり、信頼できる先生にかかることは、最低の条件ではないでしょうか。

また、人間ですから、理屈ではない"相性"のようなものもあるでしょう。

ただ、ご相談内容を拝見しますと、いずれも、ちょっとした言葉の行き違いであったり、クリニックの医療スタッフ連絡不行き届きであったりするようです。

もちろん、1つ1つは重大なミスでなくても、また、たとえ、悪意のない言葉だったとしても、それらが積み重なってしまうと、「不信感」にまでなってしまうことはよくあることですが、ご自身も、おっしゃっているように、実績やその他の点で、ベターなクリニックであるようですから、冷静に考えて、判断すべきだとも思います。

ただ、どこのクリニックで治療を受けるかということも大切ですが、1日も早くお子さんを授かるという観点から考えますと、アロンさんとご主人の健康を取り戻すことが最も大切ではないかと思うのです。

なぜなら、自然な男女の営みの結果、授かるもので、そういう意味で、ご夫婦の日常生活の状況を抜きにして不妊の改善は語れないからです。

生理前に、イライラして、うつっぽくなったり、眠れない日が続いて、離婚まで考えてしまうのは、典型的な月経前症候群のようです。

なかなか通りに授からなくて、かといって、ご主人が積極的に協力してくれるわけでもないことでストレスが大きくなり、そんな状況とホルモンの変動が重なると、月経前症候群の症状がより強くなることはよく知られていることです。

生活習慣を改善したり、いろいろなリラクゼーション法に取組むのもいいかもしれませんが、専門の先生にご相談されるのもよいかもしれません。

また、ご主人は、ご主人で、ストレスを強く感じる日常のようです。

ドクマチールは、成分名が、スルピルドというお薬で、報告されている副作用の中には、プロラクチンの分泌が高まるため、性欲の減退があるようです。排卵日に夫婦生活を持つことが出来なかったのは、ストレスだけではないかもしれません。
処方薬については、自己判断で服用を中止すべきではありませんので、主治医の先生にご相談されるのがよいと思われます。

いずれにしても、お二人の健康な生活を取り戻し、そして、 現在のアロンさんの悩みをご主人に率直にお話しになって、まずは、お二人で一緒に解決するようになることが大切ではないでしょうか。

年齢のことが気になるかもしれませんが、30歳前半は、まだまだ、そう切羽詰まった年齢ではありません。

時間がかかることかもしれませんが、急がば回れ、だと思うのですが。

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