毎月落ち込み自分を責めてしまいます

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毎月落ち込み自分を責めてしまいます

半年前から妊娠を希望していますがなかなか授かりません。

30歳までに4回も中絶経験があり、また年齢的にも早い妊娠を望んでいるので病院で検査を受けました。
生理は毎月28~30日周期で安定、基礎体温も問題なし。子宮内膜や卵胞の発育状態も良好。卵管造影も問題ありませんでした。

自然妊娠希望なこと人工授精などの処置をしてまで子供は望まず、二人の生活でも幸せだという結論に達したので、主人の検査は受けていません。
また私が生理が来た時や排卵日に夫婦生活が持てなかった時に落ち込むので、今は病院も基礎体温もやめてしまいました。

私の過去の中絶経験も全て知った上で結婚してくれた主人。
「原因追究(検査)をやめたのだから落ち込まないで。君だけのせいじゃないんだから。僕のせいかも知れないし。落ち込まれるのが一番辛いよ」と主人は言ってくれますが、毎月落ち込み自分を責めてしまいます。

やはり4回もの中絶が原因でしょうか?

また過去と向き合うためにカウンセリングに通ったり、ブログを書いたり、水子供養にも行きました。
妊娠出来るのが一番の望みですが、まず主人のためにも生理周期に振り回されず、笑顔で毎日暮らせるようになりたいです。

お名前:こう  性別:女性  年齢:34
結婚歴:2年  不妊期間:0年6ヶ月  不妊治療期間:0年4ヶ月
これまでに受けた検査:子宮卵管造影/子宮内膜検査  これまでに受けた治療:タイミング指導

Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

妊娠を望んでいるのに、思い通りに妊娠しないと、その原因探しにやっきになってしまうものなのかもしれません。

そんな時は、心配事を、自分で先取りしたり、また、大きくしたり、さらに、時には、創ってしまうことも少なくないと思うのです。

こうさんの場合は、過去の出来事がそれに拍車をかけているように思えてなりません。

ですから、今、不安に感じたり、心配していることは、本当に、それくらい、不安に感じたり、心配するに値することなのかどうか、客観的に整理してみる必要があると思います。

まずは、今のこうさんは、本当に妊娠できない、或いは、妊娠しづらい身体なのかどうかです。

実は、こうさんの場合は、不妊期間が半年ということですから、まだまだ、不妊とか、妊娠しづらいことを心配するような時期ではありません。
要するに、こうさんが漠然と思っているように、人間というのは、望めば、直ぐに、妊娠出来るとは限らないということなんです。
このページを参考にしてみて下さい。

次に、過去の中絶の影響についてはどうでしょう。

過去の中絶が不妊の原因になることはあり得ます。

例えば、中絶手術の処置で子宮に傷をつけてしまって、そのことが原因で癒着がおこり着床を妨げてしまうようなケース、或いは、手術後の感染で炎症がおこって、卵管の通りが悪くなってしまうようなケースなどが考えられるのですが、こうさんの場合、これまでの検査で、子宮内膜の状態や卵管の通りも問題なかったようです。

もちろん、ピックアップ障害等、外からの検査だけでは、みつけることが難しい不妊の原因がある可能性があるにはありますが、それは、これから先の不妊期間から判断するしかありません。

現段階では、そのことを心配するのは、取り越し苦労です。

また、これからのことですが、もしも、不妊期間が1年を超えて、かつ、お子さんを強く望まれるのであれば、やはり、ご主人ともども、一通りの検査は、受けられたほうがよいのではないでしょうか?

そして、その結果、治療を受けないと妊娠が難しいとか、確率的に低いとなった時点で、改めて、治療を受けるかどうかを、お二人で、じっくりとお考えになられればと思います。

でなければ、また、不必要かもしれない心配や悩みをつくってしまうかもしれないですからね。

いかがですか、多少は、頭の中を整理するきっかけになったでしょうか?

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