またクロミフェンを処方してもらった方がいいのでしょうか?

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またクロミフェンを処方してもらった方がいいのでしょうか?

生理が始まった頃から常に生理不順で、2ヶ月に一度来るか来ないかくらいの周期だったのですが、結婚して子供を作ろうと思い産婦人科で診てもらいクロミッドを処方されました。クロミッドを飲み始めて、周期も31~32周期になって安定したのですが、生理の量がだんだん減ってきました。

薬を飲む前は一日目と二日目はナプキンを3~4回変えるくらいの量で、三日目くらいから少なくなり、五日目くらいにはほとんど終わっていたのですが、薬を飲み始めてから一日目も二日目も1~2回変えればいいくらいの量になり、三日目くらいにはほとんど終わるようになりました。不安になったので病院で聞いたら「クロッミドの副作用だけど心配することはない」と言われました。

でも、やっぱり心配になったので薬を飲むのを止めて病院にも行くのをやめました。薬をやめると生理の量は以前のように戻ったのですが、周期も以前のように40日~60日の不安定な周期に戻ってしまいました。

病院に行ってクロミッドをまた処方してもらった方がいいのでしょうか?早く子供を欲しいのですが、まずは生理不順を治した方がいいのでしょうか?クロミッドを飲んでいた期間は三ヶ月です。

薬を飲んでいる間、性交の時に膣の中が乾いてる感じがあり、痛みを感じるようになりました。これも薬と何か関係しているのでしょうか?

よろしくお願いいたします。 

お名前:ミーブル   性別:女性  年齢:27
結婚歴:2年  不妊期間:0年6ヶ月  不妊治療期間:0年4ヶ月
これまでに受けた検査:ホルモン検査  これまでに受けた治療:タイミング指導

Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

まずは、生理の量が減ったこと、そして、性交時の痛みは、典型的なクロミッドの副作用ですので、全く、ご心配には及びません。飲むのを止められれば、自然に治ります。

クロミッドという飲み薬の排卵誘発剤が、どんなふうに働いて、排卵を促すのかが分れば、ご理解頂けると思います。

卵巣に卵胞を育てるように促す卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量は、脳の視床下部というところが、卵巣から分泌されるエストロゲンの量を感知することで調節しています。要するに、エストロゲンの量が少なければ、もっと、FSHの分泌量を増やし、逆、エストロゲンが十分な量であれば、FSHの分泌を抑制するのです。

クロミッドは抗エストロゲン剤とよばれていて、まずは、エストロゲンの作用を抑制します。そして、視床下部では、それを感知して、FSHの分泌を増やしますから、結果として、卵巣は、頑張って、卵胞を育てるようになるわけです。

ですから、ちゃんとした周期で、排卵するようになるのですが、エストロゲンの作用を抑制することから、同時に、 子宮内膜がうすくなったり、頚管粘液が少なくなるという副作用が起こりえるのです。その結果、生理の量が減り、性交痛がおこるようになるというわけです。

ただ、クロミッドをどのくらいの量をどのくらいの期間飲めば、副作用が出るのか、個人差が大変大きいものです。同じようにこの薬を使っても、副作用が出ない人もいれば、出る人もいるわけです。

さて、これからのことをどう考えるかですが、まずは、生理の周期が不規則で長いという場合は、絶対的な不妊ではありませんが、排卵の機会が少なくなることとそのタイミングが予測しづらいため、どうしても、妊娠の確率が低くなってしまいます。
一般には、排卵障害と言われる、排卵しづらいことによって妊娠しづらくなっている状態です。

ですから、おっしゃるように、生理不順を治す必要があるのですが、たまたま、ストレスや不規則な生活によって、不順になってしまったのであれば、それらに対する対策を講じることで、本来のサイクルを取り戻せるのでしょうが、ミーブルさんのように、生理が始まった頃から、常に生理不順であったというような場合には、根治治療というのは、なかなか、短い期間では、容易ではない可能性高いものです。

もしも、お二人のお考えが、 いつか、授かれればいいし、授かること出来なくても、それはそれで、仕方がないということであれば、気長に待ってみるのもいいかも知れませんが、早く、お子さんを望んでおられるのであれば、根治治療ではなく、排卵誘発剤によって、排卵の機会を増やすことで、妊娠の可能性を高めようとするほうが、より、現実的かも知れません。

現実に、クロミッドを止めれば、また、元の状態に戻ったようですし。

ただ、クロミッドを再開すれば、排卵の機会は増えるものの、子宮内膜がうすくなれば着床しづらくなりますし、粘液が少なくなると、精子がうまく子宮頚管を通過出来なくなり、妊娠しづらくなってしまうという皮肉なことになってしまいます。

ですから、ミーブルさんはクロミッドの対する感応性が高いことが分ったわけですから、先生とよく相談されて、飲む量を減らすとか、そのような副作用の心配のないお薬を使うとかの対策を講じることが必要かと思います。

いかがでしょうか?

排卵障害は、不妊原因としては最も多いのですが、それほど、難しい不妊症ではありませんので、決して、落胆する必要がないことを最後に申し添えておきたいと思います。

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