LHサージと黄体機能について

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LHサージと黄体機能について

はじめまして、こんにちわ。
私は現在イギリスに住んでおる32歳の主婦です。

今回、LHサージと黄体機能についてご質問させていただきます。

昨年2月に10週で流産してから、基礎体温を使用してのタイミング方を自分達で取り組んでいますが、現在まで妊娠に至っておりません。

排卵日を特定し易いようにと、12月より市販の尿によるLHサージの検査薬を利用していますが、説明書に書いてある通りに毎朝計っているにも関わらず、今までにLHサージを特定できていません。(ラインがでてこないのです。)

また基礎体温は昨年妊娠するまでは2層がはっきりしていたのに、流産後 、2層になっているものの、高温期へは徐々に36。7度以上になっており、また生理のはじまる2、3日前からだらだらと下がって低温期に入り、それと同時に生理に入る前の2日前から茶色いおりものがでてきます。(こちらの病院では、不正出血は血液検査もせずに、子宮びらんのためだと片付けられました)

LHサージと基礎体温からみて、私は黄体機能不全の可能性があるのでしょうか?

こちらの医療は主治医制の故なんでも順番待ちで、日本のよう迅速でなく困っています。
この夏に東京へ戻る予定なので、それまでに妊娠できなければ専門医にかかりたいと考えております。

お忙しい中恐れ入りますが、ご意見を伺えたら幸いです。
よろしくお願い致します。

お名前:たけこ   性別:女性  年齢:32
結婚歴:3年  不妊期間:0年11ヶ月  不妊治療期間:0年0ヶ月

Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

まず、排卵検査薬についてですが、尿中のLHのピークは半日程度と短いものですから、1日に1回のチェックでは、もしかしたら、とらえきれていない可能性があります。

半日後に、もう1回チェックするのがよいかもしれませんが、たとえ、尿中にLHが排泄されたタイミングにチェックしたとしても尿の濃度の影響を受けたりして、ラインが出ないこともあるかもしれません。

要するに、排卵検査薬は、人によっては、それほど、確実なものではないということです。

クリニックでの超音波検査によって、直接、卵胞の育ち具合をチェックする以外は、確実に排卵のタイミングを知る方法はありません。

ですから、排卵のタイミングを特定することにこだわって、タイミングを狙うよりも、タイミングを気にせずに、周期を通して、 週に2~3回程度の夫婦生活をもつことの方が、結局は妊娠の確率を高めることになります。

また、基礎体温の推移は、サイクルによって、変動することは往々にしてあり得ることですから、現在の状態が黄体機能不全かどうかの判断は難しいところです。

それよりも、一度、妊娠されていて、これまでの不妊期間は未だ1年弱ですので、さほど、深刻に考えず、上記のペースで夫婦生活をもって、様子をご覧になられればいかがでしょうか?

因みに、30歳で、1年間、妊娠しなかったカップルでも、次の1年で50%は妊娠するというデータもあります。

仮に、この夏まで、妊娠されなかったとしたら、東京で一通りの検査を受けらればよいのではないでしょうか。

ご参考になりましたでしょうか?

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