男性の妊娠させる力に影響を及ぼすもの
06.10.27
抗うつ剤(SSRI)は精子の質を低下させる
ニューヨークのコーンルメディカルセンターのPeter Schlegel博士は、二人の男性不妊患者が処方されていた抗うつ剤の服用を中止した途端、精子の数が増加し、服用を再開したら、 また、精子の数が低下してしまったことから、抗うつ剤の一種、SSRI(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors:選択的セロトニン再取り込み阻害剤)は、精子の質に重大な影響を及ぼす可能性があると、ニューオーリンズで開催中のアメリカ生殖医学会の年次総会で発表しました。
06.10.26
食生活は男性の精子の質に影響を及ぼす
野菜や果物をあまり食べない男性ほど、男性不妊になりやすいことが、アメリカのロチェスター大学の調査研究で明らかになり、現在、ニューオーリンズで開催中のアメリカ生殖医学会の年次総会で発表されました。
06.10.24
携帯電話の使用頻度と精子の質の関係
携帯電話を使う男性は、あまり使わない男性に比べて精子数が少ない傾向があると、アメリカのクリーブランドクリニックの研究チームが、ニューオーリンズで開催中のアメリカ生殖医学会の年次総会で発表されました。
06.10.12
激しい運動は一時的に精液の質を悪化させる
激しい運動は、ホルモンレベルに影響を及ぼし、一時的に、精子数を低下させること、そして、その回復は、年齢とともに時間はかかることが、スペインの大学で実施された試験によって明らかになりました。
06.09.02
肥満と男性不妊との関係
肥満度を表わす指数であるBMI(ボディマス指数)が高い男性ほど、標準体重の男性に比べて、妊孕性(妊娠させる力)が低下することが、NIH(米国国立衛生研究所)の下部組織であるNIEHS(米国国立環境健康科学研究所)が、実施した調査によって明らかになりました。
06.06.06
精液の質も年齢とともに低下する
男性も年をとればとるほど、精液の質が低下し、運動能力が下がり、遺伝子の異常が増えることが、このほど専門誌「the Proceedings of the National Academy of Sciences」に掲載された研究で、明らかになりました。
06.05.25
男性の年齢と治療成績の関係
女性の生殖力が35歳以降に低下するのと同様に、男性の生殖力も40歳以降は低下するのではないかと、フランス国立衛生医学研究所のDr.Elise de La Rochebrochardらは、研究結果を生殖医療専門誌に発表しました。
05.11.02
精巣ガンの治療後の生殖能力について
ノルウェイで実施された調査によりますと、精巣ガンの治療後であっても、約71%の男性が、子供を持つことが出来ていることが明らかになりました。ただし、どのような治療を受けたかによって、子供をもてるようになる確率が変わってくるようです。