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VOL.383 体外受精という治療方法について

2010年10月11日

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 妊娠しやすいカラダづくり 
 VOL.383
 2010年10月11日                  
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じぶんたちにあったこたえをだすために・・・

なかなかお子さんが授からないことに悩むカップルが、
悩みを克服するために、"二人で話し合い、考えを整理"して、
"自分たちにふさわしい答えを出す"上でのヒントになるような情報を、
出来る限り客観的な視点で、毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。


━[今週の内容]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼今週の更新情報

▼今月の特集〈その2〉
体外受精という治療法について

▼編集後記


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 今 週 の 更 新 情 報 一 覧
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2010年10月6日 妊娠報告
原因不明不妊でタイミング、人工授精3回の後、初の体外受精で
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2010100601.html
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記事についてのご質問は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@akanbou.com


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 今 月 の 特 集 ≪その2≫
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 体外受精という治療法について
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2010年のノーベル医学生理学賞は、体外受精技術を開発し、世界で初め
て体外受精で妊娠、出産に成功した、イギリスのロバート・エドワーズ博士
に授与されることが決まったと報道されています。

体外受精が、その後、普及し、多くのカップルに役立ったことが評価された
ということであり、そして、この治療法が、もはや、当たり前で、ほぼ安全
性の確立された、赤ちゃんの授かり方であることが認められたということで
はないでしょうか。

そこで、この機会に、改めて、体外受精という方法やその治療成績について、
体外受精を検討されているカップルにとって、知っておきたい情報を整理し
てみたいと思います。


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 体外受精とは?
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まずは、体外受精とはどんな治療法なのかをみてきます。


▼体外受精の「最大の特徴」は?

体外受精の最大の特徴は、卵子を体外に採り出して、精子と受精させ、3~
5日間育てるということでしょう。

要するに、受精や受精卵から胚への発育が、"女性のお腹の中"でおこるの
か、"クリニックの培養室の中"でおこるのか、ここが、体外受精とタイミ
ング法や人工授精などの一般不妊治療との最大の違いなんだと思います。


▼体外受精とは「何を補助する」生殖技術なのでしょうか?

体外受精や顕微授精は、高度生殖補助医療と呼ばれていますが、お子さんを
授かるうえで、具体的に何を補助するのでしょうか?

以下の3つに集約されるかと思います。

1)確実に卵子と精子を出会わせること。

卵子と精子が出会えていないことを想定し、確実に卵子精子を出会わせよう
とします。

2)確実に受精させること。

卵子と精子が出会えても受精がおこっていないことを想定し、確実に受精さ
せようとします。

3)妊娠率を高めること。

自然な(1個の)排卵であれば、妊娠の確率が低い(自然妊娠と変わらない)
ので、可能な範囲で複数の卵子を発育させて、複数の卵子を採卵し、妊娠に
至る力のある卵子に出会える機会を増やすことで、確実に妊娠の確率を上げ
ようとします。


▼体外受精では「どんなことをする」のでしょうか?

それでは、体外受精では、具体的にどんなことをするのでしょうか?

体外受精は、正確には、体外受精・胚移植(IVF‐ET)と言います。す
なわち、体外で受精させ、培養する(IVF)こと、そして、胚を子宮に戻
し(ET)て、妊娠を目指す治療方法のことです。

さらに、各ステップを詳しくみてみましょう。

(1)卵胞を発育させる(2)採卵する(3)精子を採取して、調整する
(4)卵子と精子を一緒にする(5)受精卵から胚に育てる(※)凍結保存
(6)胚を子宮に戻す(7)黄体ホルモンを補充する


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 体外受精のこれまで実績とリスクについて
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次に、体外受精の実施数や治療成績、そして、体外受精に伴うリスクについ
てみてみましょう。


▼どれくらい実施されているのでしょうか?

◎日本は世界一体外受精が実施されている国です(※1)。

日本は世界で最も多くの体外受精を実施している国で、以下、治療数の多い
のは、アメリカ、フランス、ドイツ、スペイン、オーストラリア、イギリス
の順で、この上位7か国で、世界のほぼ3分の2の体外受精が実施されてい
ます。

◎新生児の50人に1人が体外受精や顕微授精で生れています(※2)。

2008年度の体外受精で生れた赤ちゃんは21704人でした。同じ年に
生まれた赤ちゃんの総数は109万1156人でしたので、全体の2%、つ
まり、50人に1人が体外受精で生れた計算になります。

◎体外受精はこの5年で倍近く実施されるようになりました(※2)。

2003年度に101905周期だったのが、5年後の2008年度には、
190613周期と、倍近くに増えています。


▼どれくらいの治療成績なのでしょうか?(※2)

◎新鮮胚を用いた治療成績

2008年度の新鮮胚を用いた、採卵あたりと移植あたりの妊娠率と出産率
は以下の通りです。

⇒採卵あたり妊娠率10.9%/移植あたり妊娠率21.9%
⇒採卵あたり出産率 6.8%/移植あたり出産率13.6% 

妊娠率、出産率ともに、移植あたりのほうが、採卵あたりよりも高い率にな
ります。それは、採卵しても、必ずしも移植に進めるとは限らないためです。
つまり、採卵で治療が終了してしまうケースがあるということです。

その理由としては、採卵しても、卵が採れなかったり、採卵できても受精し
なかったり、受精できても受精卵が移植できる段階まで育たなかったりする
ことが考えられます。

そう考えると、治療あたりの妊娠率や出産率はもっと低くなります。治療を
スタートしても、卵が育たず、採卵できないこともあるからです。

次に、母親になる女性の年齢別に出産率をみてみましょう(※3)。

[30歳]治療あたりの出産率17.4%/移植あたりの出産率23.2%
[35歳]治療あたりの出産率15.4%/移植あたりの出産率20.9%
[37歳]治療あたりの出産率11.8%/移植あたりの出産率17.1%
[40歳]治療あたりの出産率 6.1%/移植あたりの出産率 9.9%
[42歳]治療あたりの出産率 3.1%/移植あたりの出産率 5.7%
[44歳]治療あたりの出産率 0.8%/移植あたりの出産率 1.8%

妊娠率や出産率に最も影響を及ぼすのは女性の年齢だということがよく分か
ります。

◎凍結胚を用いた治療成績

2008年度の凍結胚を用いた、移植あたりの妊娠率と出産率は以下の通り
です(※3)。

⇒移植あたりの妊娠率32.2%
⇒移植あたりの出産率20.3%

凍結胚を用いた場合の妊娠率や出産率は、より着床環境の良好な周期に胚移
植されるからでしょうか。新鮮胚を用いた場合のそれを上回っています。

◎卵巣刺激方法別の治療成績

体外受精の治療成績に影響を及ぼすのは、女性の年齢の次に卵巣刺激法です
ので、卵巣刺激方法別の採卵あたりの出産率をみてみましょう。

⇒自然周期 7.8%
⇒クロミフェン 4.5%
⇒クロミフェン+FSH 4.8% 
⇒FSH 7.1%
⇒GnRHアゴニスト+FSH 12.8%
⇒GnRHアンタゴノスト+FSH 9.1%

自然周期(刺激しない)やマイルドな刺激方法よりも、ロング法やショート
法などの排卵をコントロールして、hMGなどの注射薬を使った刺激法のほ
うが良好な妊娠率が得られます。

このことは、多くの卵子を採卵することが妊娠の可能性を高くするというこ
とを証明しています。

つまり、卵巣年齢やホルモンの状態によって、それぞれに最適な卵巣刺激法
を選択することが治療の成否にかかっていると言えるのです。

◎単一胚移植の治療成績

単一胚移植とは、多胎妊娠を避けるために、一個の胚を子宮に戻す胚移植の
ことです。

⇒新鮮胚を用いた単一胚移植率59.9%
⇒新鮮胚を用いた単一胚移植での移植あたり妊娠率21.1%
⇒凍結胚を用いた単一胚移植率67.7%
⇒凍結胚を用いた単一胚移植での移植あたり妊娠率33.6%

普通、子宮に戻す胚の数を少なくなると、妊娠率が低下するような印象があ
りますが、決して、そのようなことはないことが分かります。

◎多胎率

単一胚移植の普及に伴い多胎率は劇的に下がっています。

⇒多胎率 7.6%(2008年度)
⇒多胎率12.8%(2007年度)
⇒多胎率18.0%(2003年度)

◎治療成績の推移

体外受精の治療成績はどのように推移しているのでしょうか?

⇒2002年度の総治療周期あたりの出産率18.2%
⇒2003年度の総治療周期あたりの出産率17.1%
⇒2004年度の総治療周期あたりの出産率15.6%
⇒2005年度の総治療周期あたりの出産率15.2%
⇒2006年度の総治療周期あたりの出産率14.0%
⇒2007年度の総治療周期あたりの出産率12.2%
⇒2008年度の総治療周期あたりの出産率11.4%

実は、日本の高度生殖補助医療の治療成績は、年々、低下の一途を辿ってい
ます。その原因としては、治療を受ける女性の年齢が、年々、高齢化してい
ることや子宮に戻す胚の数が、年々、少なくなっていることが考えられます。

また、治療成績に影響を及ぼすその他の要因から考えると、卵巣刺激法の変
化や全体の培養技術の低下なども影響しているのかもしれません。

因みに、2006年度の世界の総治療周期あたりの出産率は22%と報告さ
れています(※1)ので、日本の治療成績は世界標準からみても低いレベル
にあるようです。

これについては、技術格差というよりも、欧米では高齢になると卵子提供を
受ける治療が日本よりも現実的であることが大きいのかもしれません。

▼リスクについてはどのように考えればいいのでしょうか?

体外受精が世界で初めて実施されてから30年と少しが経過し、その間、こ
の治療方法によるリスクについて、数多くの試験が実施され、研究がなされ
てきました。

◎治療中のリスクについて

・卵巣刺激の際の排卵誘発剤による副作用

主にはOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になりますが、これは、個々に応じ
た薬剤の選択や投与量や投与法、また、卵胞のチェックによって、一定レベ
ル以上の技術があれば、ほぼ避けることが出来るようです。

・採卵時の出血や感染

一定レベル以上の技術があれば避けることが出来るようです。

◎妊娠、出産に際してのリスクについて

・妊娠、出産前後のリスク

体外受精による妊娠、出産時には、自然妊娠のそれに比べて、さまざまなリ
スクが高くなるとの報告がありますが、それは、女性の年齢や多胎妊娠によ
るもので、高度生殖医療そのものの影響であるとは言い切れないようです。

・多胎妊娠

単一胚移植によって、ぼぼ避けることが可能になったようです。

◎出生児への長期的なリスクについて

・出生児の健康状態への影響

・体外受精や顕微授精による出生児の出生後の心身の健康状態は、自然妊娠
で生れた子どもに比べて、全く遜色はないようです。

現段階では、体外受精の安全性は確立されたと受け止めてよいのではないで
しょうか?

未知のリスクがゼロになったということではありませんが、治療を受けるに
あたって、それほど神経質に心配する必要がなくなったと言えると思います。


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 知っておきたいこと
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最後に、体外受精を検討されているカップルにとって、知っておきたいこと
をまとめてみましょう。


▼体外受精はどんなカップルに施されるべき治療法なのでしょうか?

まずは、卵管の障害や男性不妊、抗精子抗体、子宮内膜症で、卵子と精子が
出会えていないことが想定されるカップルに対して、精子と卵子を出会わせ
て、受精をバックアップすることで、妊娠を目指します。

また、原因不明不妊で、体外受精でしか妊娠できないことが明らかなカップ
ルに対しても施されます。

なぜなら、精子と卵子が出会えていないことや受精障害は、検査では見つか
らないこともあるからです。そのため、タイミング法や人工授精を繰り返し
ても妊娠に至らない場合、言い替えると卵子と精子が出会えていないか、受
精障害しか不妊原因が考えられない場合にも体外受精が施されます。

人工授精までの治療に比べて、体外受精は、身体や経済的な負担が大きくな
ること、未知のリスクは完全には払拭できていないことなどから、より自然
に近く、より負担のかからない方法で妊娠できるのであれば、それに越した
ことはありません。

ただし、不妊治療の目的は、妊娠し、健康な赤ちゃんを授かることです。

もしも、女性の年齢が35歳以上になると、どんな治療法でも著しく妊娠率
が低下すること、また、高齢になると卵管の働きが悪くなったり、受精がお
こりにくくなる確率が高くなるため、早めに体外受精に移行することが大切
です。


▼何が妊娠率を左右するのでしょうか?

体外受精の治療成績をチェックすれば明らかです。

◎母親になる女性の年齢

まずは、最も大きな影響を及ぼすのは母親になる女性の年齢です。言い替え
ると、卵子の質ということであり、現時点では、根本的な治療が困難です。

◎治療方法(卵巣刺激法)

そに次に影響が大きいのが、それそれに最適な卵巣刺激法を採用して、妊娠
できるだけの力を備えた卵子に巡り合う確率を高められるかどうかです。

◎治療及び培養技術

体外受精の最大の特徴は「卵子を体外に採り出して、精子と受精させ、3~
5日間育てる」ことです。

そこには、最適な卵巣刺激法を選択し、出来るだけ良質な卵子を、安全かつ、
数多く採卵するドクターの技量が要求されます。

そして、採卵した卵子を受精させ、ストレスなく移植できるレベルまで育て
る技術、すなわち、培養技術も必須です。もちろん、胚を取り違えないとい
うことも含まれます。


▼クリニックを選ぶ際にどんなことに気をつければいいのでしょうか?

これまでみてきたように、体外受精や顕微授精は、それまでのタイミング法
や人工授精とは別の医療技術や培養技術が最適な状態(低いストレス)で提
供されることが欠かせません。

そのような観点で、体外受精を受けるにあたってクリニックを選ぶ際のポイ
ントを整理してみましょう。

◎施設間で方針は流儀は異なり、それが治療成績に影響することを知ること

ドクターやクリニックによって、考え方や治療の流儀はいろいろあるという
こと、そして、そのことは治療成績にも影響を及ぼすということを認識する
ことが大切です。

◎治療実績が一定以上であること

高い医療技術や培養技術が培われ、維持されるためには一定以上の実績が必
要であることは言うまでもないことでしょう。

日本には高度生殖医療の登録施設が600以上ありますが、その実績のバラ
ツキはとても大きいものがあります。いろいろな考え方や意見がありますが、
年間300以上の治療数が一つの目安になり得るかもしれません。

◎患者にあった治療法を提案、実施できること

治療成績を左右する卵巣刺激法は、妊娠率の違いや方法そのもののメリット、
デメリットはありますは、絶対的な優劣はありません。

つまり、それぞれの患者に最適な方法を採用することが重要です。

そのため、最適な方法を見極め、提案し、実施できるかどうかがポイントに
なってきます。

◎そして、信頼の出来るドクターにおまかせすること

不確実性が高く、タイムリミットのある治療では、安心して、治療を受けら
れる環境はとても大切だと、本当に、思います。

信頼のおけるドクターにおまかせすることが一番大切なことかもしれません。


---[文献]---------------------------------------------------------

※1)Preliminary global ART data by the International Committee Mon
   itoring Assisted Reproductive Technology 2006

※2)日本産科婦人科学会 ART臨床実施成績

※3)日本産科婦人科学会 2007年度生殖補助医療データブック

※2と※3は、以下のサイトから閲覧することが可能です。
http://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/data.htm

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 編 集 後 記
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連休の最終日は最高のお天気になりました。

最近、"自然に近い"体外受精が、やはりいいのでしょうか?という質問を
いただくことが、急に多くなりました。

今回の特集でもお話ししましたが、体外受精という治療方法そのものは、
「卵子を体外に採り出して、精子と受精させ、3~5日間育てる」治療なわ
けですから、根本的には"自然な方法"ではあり得ませんので、自然に近い
もなにもありません。

ただし、よくよく聞いてみると、質問の"自然に近い"というのは、体外受
精そのもののことではなく、採卵の前に卵巣を刺激する方法が、薬をあまり
使わないで実施するということのようでした。

今回の特集でもお話ししましたが、卵巣刺激法は妊娠率を左右します。

それぞれの卵巣年齢やホルモン状態に最適な卵巣刺激法を選択して、出来る
だけ質の高い卵子を数多く採卵できるかどうかが治療の成否にかかっている
わけです。

ですから、自然に近くて、体にやさしい刺激法でも、妊娠率が低ければ、心
や財布には、決して、優しくないと思います。

もちろん、その方法がその方に最適な方法であればいいのですが・・・。

高度で、強力な作用の治療であるほど、正しい使い方をすることが大切です。

ましてや、不確実性も高く、タイムリミットのある治療です。

いろいろなオプションを出してみて、それぞれのメリット、デメリットを理
解したうえで、ドクターやスタッフを信頼して、ふたりが納得の行く治療を
受けることが、本当に大切なことだと、心から思います。

この特集が何かのきっかけになることを願うばかりです。


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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.383
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