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VOL.369 ココロとカラダのコミュニケーション

2010年07月11日

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 妊娠しやすいカラダづくり 
 VOL.369
 2010年7月11日                  
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じぶんたちにあったこたえをだすために・・・

なかなかお子さんが授からないことに悩むカップルが、
悩みを克服するために、"二人で話し合い、考えを整理"して、
"自分たちにふさわしい答えを出す"上でのヒントになるような情報を、
出来る限り客観的な視点で、毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。


━[今週の内容]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼編集長コラム
ココロとカラダのコミュニケーション

▼今週の更新情報一覧

▼読者の方からメールをいただきました

▼妊カラ編集室から
第ニ回妊娠カフェのお知らせ

▼編集後記


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 編 集 長 コ ラ ム
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 ココロとカラダのコミュニケーション
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お薬や治療法が有効かどうかを確かめるには、
普通は、臨床試験が行われるのですが、
実際のところ、そのやり方によって、信頼度はずんぶん違っていて、
そのお薬や治療法以外の影響が、
きちんと排除しようとされているかどうかによります。

そんな影響の1つに、プラセボ効果というものがあります。

プラセボというのは偽薬、すなわち、にせの薬のことで、
プラセボ効果というのは、にせの薬を服用したことで生じる効果のことです。

そして、そのプラセボ効果を排除するために、
「ニ重盲検法」が行われます。

本物のお薬と偽物のお薬を用意して、
お薬を処方する側の医師も、処方される側の被験者も、
それが、本物のお薬なのか、偽物のお薬なのかを知らされないで、
その効果を比較するというやり方です。

中身は何かには全く関係なく、
錠剤を白衣を着た先生から処方されると、
それを飲むだけで効いてしまうということがあるわけですね。

このように、こと、
お薬や治療法の有効性をきちんと確かめようとすると、
この「プラセボ効果」というのは大変やっかいなものなのです。

ところが、このことは、
ココロとカラダは密接につながっているということを、
改めて、教えてくれているようです。

誤解しないでいただきたいのは、
信じれば救われると言いたいわけでも、
有効性についての厳格な検証が不要などと考えているわけでもありません。

そうではなくて、
ココロの姿勢みたいなものも大切にしたいなと思うわけです。

ココロが「!」と感じたら、
どんなメカニズムなのかは分からないけれども、
カラダも「!」と感応するため、
薬や治療が効いているのか、
それとも、「!」のお陰なのか分からないことを、
現代の医学も認めているのです。

であれば、たとえば、
卵巣が期待通りに働いてくれないというとき、
それに対して、なんで?と、
怒ったり、疑ったりするよりも、
そういうこともあるよね、いつもごくろうさんと、
認めて、慰労するほうが、
カラダ(卵巣)は、気分よく、やる気になってくれると思います。

なかなか赤ちゃんがやってきれくれないなと、
空を見上げて思うことがあるかもしれませんが、
生理学的に言えば、女性の卵巣の中には、
新しい命の源は、既に、存在しているのです。

毎晩、寝る前に、
卵巣のあたりを両方の手で、愛おしみながら、
熱を伝えれば、きっと、感応してくれるはずです。

私は、これまで、
知性に溢れた何人もの女性が、
毎晩、自らが、たまに、パートナーの男性が、
ココロを込めて、卵巣(下腹部)をマッサージすることを日課にして、
そして、お子さんを授かったことを知っています。

世間では、不妊を克服するためには、
ドクターやパートナーとのコミュニケーションが大切だと、
盛んに言われますが、
自分のココロとカラダのコミュニケーションも、
決しておろそかにしてはいけないなと、本当に、思います。

科学的な根拠にもとづいたノウハウでは、もちろん、ありませんが、
紛れもない事実です。

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編集長コラムについての感想やご意見は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


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 今 週 の 更 新 情 報 一 覧
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2010年7月7日 トピックス
"何を"食べるかよりも"どのように"食べるかのほうが大事 
http://www.akanbou.com/topics/topics/027.html
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2010年7月6日 最新ニュース
妊娠中の飲酒は男児の生殖力を低下させる可能性 
http://www.akanbou.com/news/news.2010070601.html
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2010年7月5日 Q&A
胚の分割スピードと妊娠率について
http://www.akanbou.com/qa/qa.dr.imano-022.html
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ご質問、ご感想等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


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 読者の方からメールをいただきました
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Fさんからいただいたメールをご紹介します。

---[Fさんからのメールここから]-----------------------------------

毎週、時にはうるうるしながら、
時には感動しながら、
時には自分を奮い立たせながら、 
拝読しておりました。

ずっとご報告しなければ!と思い続けながら、
本日勝手ながらメールさせていただきます。

働きながらの治療を1年半。

本当に大切にしたいものに気づき11年勤めた会社を退職。

また、先生の発言に不信感を抱き、
病院を変え、新しい病院での治療を10ヶ月。

体外受精も本気で考え始め、
これでAIHは最後だねと臨んだAIHで妊娠、
今日で赤ちゃんは5ヶ月、
この日を無事迎えることができました。

私はひどい冷え性で、
治療中一番頑張ったことは、
退職後から始めた「毎日(できれば朝)45分歩くこと」でした。

最初の先生に薦められた・・ということもありますが、
退職したため自由な時間が増えたからこそ可能だったことと思います。

歩くだけでは物足りず、話題のマラソンも始め、
10キロ完走できるまでになりました。

できれば仕事を続けながらの出産、子育てを希望しておりましたが、
辞めたことで、見えた景色も沢山あました。

たとえ結果がついてこなくても、
私の人生でとても意味のある時間を過ごさせてもらっているなと、
感謝の日々でした。

でも、泣いた日もいっぱいありました。
自分をキライになる日も数えきれません。
浮き沈みも激しい日々でした。

本当に、いろんな「日々」の積み重ねがあったからこそ、
「今」があるのだと思います。

つわりもひどく、
苦しい日々でしたが(時にはくじけそうになりながらも)、
赤ちゃんが出来た喜び、新しい生命の力強さを感じずにはいられない私です。

これからも、いろんな「日々」を重ねて、
前向きに過ごしていきたいと思っています。

妊娠しましたが、
妊カラはずっと読ませていただきたいと思います。

目先の幸せに惑わされることなく、
私が成長できた、意味のあった2年半を、
決して忘れることのないよう。
私はバカだからすぐ忘れちゃうので(笑)

これからも宜しくお願いいたします。

---[Fさんからのメールここまで]-----------------------------------

Fさん、ご懐妊おめでとうございます、そして、ありがとうござました。

"今"があるのも、いろいろな"日々"の積み重ねがあるから・・・、
そう思えるのは、本当に素晴らしいことですね。

私たちも勇気をいただきました。

そして、読者の方々の励みにもなればと願うばかりです。

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上記の記事についてのご感想やご意見等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


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 妊カラ編集室から
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オールアバウト不妊治療チャンネルのガイドであり、
妊娠力向上委員会の運営者である、
池上さんの妊娠カフェ、
第ニ回目を実施されるそうです。

思いきってお出かけになってみてはいかがですか?
きっと、よかったなと思われるでしょう。

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 第ニ回妊娠カフェのお知らせ
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来たる7月16日(金)、
第二回目の妊娠したい人が集う妊娠カフェを行います。
カフェのマスターは池上が務めさせていただきます。

妊カフェの目的は

●こういう場を設ける事で直接お話を出来る事

●不妊治療の情報を正確にお伝えする事

●友人を作って頂く事

●ただ単に楽しんで頂く

などなどございますが、
一番は来て頂いて、
「あ~楽しかった」とか、
「役に立つ話が聞けた」と、
感じてもらえる事だと思います。

ランチには私の友人が経営するケータリング会社に依頼し、
自然食の手作りのお弁当を準備しております。
お弁当の数には限りがあるので、
ランチについてはご予約をお願い致します。

ザクロジュース・ハーブティ飲み放題付きで、
1000円でかなりお得だと思います。

お名前と来られる時間を書いて下記のアドレスにご予約下さい。
office@mr-net.org

<妊カフェ情報>

■タイトル:日本初の「妊娠カフェ」略して「妊カフェ in 渋谷」
■日時:7月16日(金)12:00~18:00
■場所:東京都渋谷区渋谷2-9-10青山台ビルB1F 「コラボカフェ」
■アクセス:東京メトロ「表参道」駅より徒歩7分、JR渋谷駅より徒歩7分
http://bit.ly/b3dlyF

■料金:入場無料
お弁当代(1000円)
飲み物は無料
■メニュー:妊娠メニューのランチとソフトドリンク等
■予約:お弁当をご入り用の方だけお知らせください。
■問合せ先:office@mr-net.org


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 株式会社パートナーズ運営サイト
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私たちはお子さんを望まれるカップルを応援しています。

▼不妊に悩む夫婦の自己決定を支援する情報サイト
→妊娠しやすいカラダづくり
http://www.akanbou.com/

▼医師がサポートするサプリメントセレクトショップ
→ネイチャーズギフト
http://www.nature-g.com/

▼ドコモ、au、ソフトバンク公式携帯サイト
→おしえて!不妊ナビ
http://funinavi.edia.ne.jp/index.html


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 編 集 後 記
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それにしても蒸し暑い日が続きますね。

毎度、毎度、同じことを言っていますが、
くれぐてもカラダを冷やさないようにお気をつけください。

さて、アメリカのハーバード大学の大学院では、
玄米を多く食べると2型糖尿病にかかりにくいことを、
大規模な調査で確かめたと発表しています。

糖尿病と言えば、
血糖値のコントロールが効かなくなり、
高血糖状態が続くわけで、
ホルモンバランスという観点からも、
性機能という観点からも、
女性にとっても、男性にとっても、
妊娠を目指すうえではマイナスになります。

玄米は白米に比べて、
食後の血糖値の上昇や下降が、
ゆるやかにすすむことはよく知られていましたから、
この研究報告の内容は、
当たり前と言えば、当たり前と言えるかもしれません。

玄米には、
白米に精製する過程で捨ててしまう(もったいない!)、
微量栄養素が豊富に残っています。

たとえば、
ビタミンB1は白米の5倍、
B2は2倍、
ビタミンEは5倍、
鉄は2.5倍、
そして、食物繊維にいたっては6倍と、
おそるべし、玄米パワーなわけです。

普段、白米しか食べないとう方は、
たまには玄米を食べるといいかもしれませんね。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.369
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◎発行部数
・自社配信: 221部
・まぐまぐ:5,352部
・合計部数:5,573部(7月11日現在)
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◎ご意見、ご希望は下記メールアドレス宛にお願いいたします。
info@akanbou.com
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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当メールマガジンの提供する情報は医師の治療の代わりになるものでは決し
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【発 行】 株式会社パートナーズ
【編 集】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【サイト】 http://www.akanbou.com
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