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VOL.322 夏こそ!冷えにご用心

2009年08月02日

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 妊娠しやすいカラダづくり VOL.322 2009年8月2日配信
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                      http://www.akanbou.com
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じぶんたちにあったこたえをだすために・・・

なかなかお子さんが授からないことに悩むカップルが、
悩みを克服するために、"二人で話し合い、考えを整理"して、
"自分たちにふさわしい答えを出す"ためのヒントになるような情報を、
出来る限り客観的な視点で、毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。

---[目次]-----------------------------------------------------------

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7月27日から7月31日までのサイト版「妊娠しやすいカラダづくり」

▼今週の特集
夏こそ!冷えにご用心

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▼編集後記

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           今 週 の 更 新 情 報 一 覧
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2009年7月29日 Q&A
顕微授精でも受精すらしませんでした
http://www.akanbou.com/qa/qa.dr.imano-019.html
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2009年7月27日 妊娠報告
人工授精6回、体外受精2回の後、自然妊娠
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2009072701.html
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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com

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             今 週 の 特 集

            夏こそ!冷えにご用心
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今年は、なかなか梅雨が明けないようで、
また、とっくに梅雨明け宣言された関東地方なんかでも、
梅雨真っ最中のような天候です。

ただ、いずれにしても、これからが夏本番ということで、
妊カラ恒例の「夏こそ!冷えにご用心」です。

さて、なぜ、寒い冬ではなくて、
暑い夏に、冷えを用心しなくてはならないのでしょうか?

意外に思われるかもしれませんが、冷えは夏につくられるからです。

★夏こそ、身体が冷えやすい!

夏は、カラダの持つ体温調節機能が働いて、
どんどん汗をかいて、カラダを冷やそうとします。

そのうえ、薄着で冷房の効いた部屋で過ごし、
冷たい飲み物や食べ物をとって、
せっせとカラダを冷やし続けているのです。

さらに、建物の中と外では大変な温度差があるので、
体温調節機能が混乱してしまって、
自律神経のバランスがおかしくなると、
ますます、カラダが冷えるだけでなく、
ホルモンのバランスにも影響を及してしまうことになります。

このように、暑い夏だからこそ、
カラダを冷やし過ぎて、血液の巡りを悪くし、代謝の機能を低下させ、
"冷え体質"をつくってしまうのです。

★冷えると卵巣の力が低下する

「体温を上げれば健康になる」という本がベストセラーになっています。

著者のアンチエイジングの専門医である齋藤先生によりますと、
50年前の日本人の平均体温は36.8℃だったのが、
現代では、36.2℃に、0.6℃も低くなったのだそうです。

そして、体温が1℃下がると免疫力は30%も低下するとのこと。

今の日本人は、昔に比べて、自然治癒力が弱くなっているわけです。

そして、齋藤先生、曰く、
身体をあたためることは女性の場合は特に大事で、
卵巣で卵をたくさん作り、元気な赤ちゃんを産むには、
女性はおなかをあたためなくてはならないと、
そうおっしゃるわけです。

このことは超重要です。

女性の場合、身体が冷えていると、
卵巣の"卵を育てる力"が低下してしまうのです。

ということは、身体を冷えていることを自覚しないまま、
いくら不妊治療を施しても、
なかなか、妊娠できないということになりかねないということです。

つまり、50年前に比べて、
女性の妊娠する力が低下しているも言えるわけです。

★あたためないといけない女性はそもそも冷えやすい

妊娠、出産のためには身体をあたためないといけないにもかかわらず、
女性は、もともと、宿命的に冷えやすいカラダになっています。

例えば、血管が細いので、血行が悪くなりやすく、
また、カラダで一番熱をつくる筋肉がすくないときているからです。

そのうえ、夏は、"知らず知らずに"、冷えやすい季節なのです。

ですから、「夏こそ!冷えにご用心」というわけです。

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            夏こそ!冷えにご用心
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★夏の冷えを自覚することから

自分では、気をつけている"つもり"でも、
知らず、知らずにカラダを冷やしていることってよくあります。

アイスコーヒーにビールなんかの飲み物、
カラダを冷やす野菜や果物などなど。

また、薄着していたり、素足にサンダル。

さらには、夏場はお風呂につからず、
シャワーで済ましてしまうことも多いのではないでしょうか。

客観視すると、「そりゃー、冷えるわ」なんてことになるんですが、
これが、なかなか気づかないことが多いんです。

ですから、どんなものを飲んだり、食べたりしているのか、
また、自分の生活のパターンを書き出してみると、
無自覚にカラダを冷やしている習慣がみつかるかもしれませんね。

★体温を上げて、冷えないカラダをつくりつつ、そして、身体を冷やさない

冷えを自覚すれば、次に、具体的な冷え対策です。

冷え対策には両輪あります。

1つは、冷えにくいカラダをつくること、
そして、もう1つは、身体を冷やさないことです。

この両輪が回転して、初めて、効くようになります。

■冷えにくいカラダをつくるために

まず、冷えにくいカラダをつくるためのポイントは2つ。

ストレスと運動です。

◎歩く

歩くことで、筋肉が収縮、拡張し、ポンプのように働き、
下半身にたまりがちな血液を心臓に勢いよく戻します。

そのため、全身の血流がよくなり、
身体全体の細胞や組織の代謝効率が高まり、体温が上昇するのです。

歩けば、歩くほど、血行がよくなり、むくみもとれて、
そして、気分もすっきりします。

そして、歩くことで、筋肉が増えます。

体温、すなわち、身体の熱は基礎代謝がつくりますが、
筋肉が増えることで基礎代謝が高まります。

◎呼吸する

体温が上げたり、下げたりするのは、
内臓の働きと同様、私たちの意思ではどうにもなりません。

自律神経がコントロールしているからです。

ただし、呼吸を介して、働きかけることは可能です。

呼吸と自律神経は密接な関係にあるからです。

深く、ゆっくろとした、複式呼吸は、
身体をリラックスさせるだけでなく、体温を上げます。

■身体を冷やさないために

◎はらまきと靴下

夏場は、オフィスでも、自宅でも、
長時間、クーラーの効いた部屋で過ごすことになります。

特に、オフィスなんかでは、
自分にあった温度設定は不可能ですから、
自分で防御するしかありません!

はらまきがお腹をあたため、全身をあたためてくれます。

はらまきは強力です。

また、夏は素足で過ごしがちですが、
靴下をはいて頭寒足熱を心がけたいものです。

靴下は5本指の靴下がお勧めです。

◎半身浴

夏は、シャワーで済ませてしまう人が多いのですが、
熱めのシャワーを浴びることで、
自律神経のうちの交感神経が優位となってしまい、
リラックス効果は期待できなくなってしまいます。

身体が温まり、リラックスもできて、
一石何丁にもなる半身浴をお勧めします。

ぬるめのお湯(37~38℃)に、
胸やみぞおちあたりまで、20~30分、ゆっくりとつかります。

その間ぼっーとしててもいいのですが、
雑誌や本を持ちこんで読むのもいいですね。
いつも読みたくても読む時間がない本も、
毎日この時間に読めてしまいます。

半身浴は、身体の芯から温まり、
血行がよくなり、新陳代謝が活発になります。

◎就寝前の腹部マッサージ

ずばり、寝る前に卵巣をあたためるために、
下腹部を自分でマッサージします。

両足の付け根を両手でいったりきたりするのです。

100回を目標にしましょう。

できれば、卵巣に感謝しながら・・・。

★大切なのは習慣化すること

いかがでしょうか?

冷えにくカラダをつくること、
そして、身体を冷やさないこと、
他にもいろいろな手段や方法はあると思います。

ただ、大切なことは、習慣化すること。

いずれも単純な方法ですが、
毎日やって、習慣化することで、絶大な効果を生むことでしょう。

とにかく、強調したいのは、特別な方法や器具は不要です。

お金もかけなくてもいいのです。

冷えにくいカラダにして、身体を冷やさないこと。

一時的に身体をあたためても、さほど、意味はありません。

冷えにくいカラダにして、体温を上げることです。

きっと、卵巣はこたえてくれるはずです。

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 編 集 後 記
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8月に入って、恒例の「夏こそ!冷えをご用心」特集です。

冷えると卵巣の元気がなくなり、あたためると卵巣が元気になる、
単純ですが、間違いのない身体のメカニズムのようです。

そして、体温を上げると免疫力も高くなるというのですから、超~重要です。

これ、生きていくうえで、絶対、はずせないポイントでしょう!

人類の起源はアフリカとされていますが、
なんか、直観的に、寒いところよりも、あたたかいところで、
人間に進化したってことは、直観的にわかるような気がします。

あたたかくすると、
落ち着くし、安心できるし、
やさしくなれるし、笑顔になれますからね!

新しい生命が育まれる土壌もあたたかくないといけないって、
絶対、そうだと分かります。

でも、暑くなると、ちょっと、辛いですね。

ただ、人間の暑い寒いなんて、相対的なもので、
暑いから冷やせばいいというものではないわけですね。

暑さに慣れることで、身体の機能が働くところもあるようですし。

とにかく、夏は身体が冷えやすい季節です。

歩いて、複式呼吸して、お風呂につかって、卵巣マッサージ、
そして、はらまきを巻いて、5本指靴下をはく。

毎日やると、心もあたたまります。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.322
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◎発行部数
・自社配信: 286部
・まぐまぐ:5,365部
・合計部数:5,651部(8月2日現在)
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【編 集】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)  
【サイト】 http://www.akanbou.com
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