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VOL.187 幸せなら手をつなごう!

2006年12月23日

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           妊娠しやすいカラダづくり

  2006/12/23 No.187
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
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こんにちは!

今年もあと1週間となりました。

毎年、この時期になると、
『年末年始が辛くて、こわい』、
『もう、逃げ出したい!』
そんな心情を訴えるメ−ルをいただきます。

今年も既に、そんなメ−ルを数通いただきました。

確かに、サンタクロースが、
プレゼントをもってやってくるのは、
たいてい、小さい子どもがいる家庭ですし、
友だちや親戚と久しぶりに会えば、
決まって話題になるのが子どものことですね。

そんなこともあって、
この号では、"年末年始の休み"について考えてみました。

また、前号に引き続き、
「言われて嬉しかった言葉」をご紹介します。

前号の感想のメ−ルをいただきましたのでご紹介します。

▼Sさんからのメール

「言われて嬉しかった言葉」、とても感動的でした。

今、また私の周りでは、
妊娠・出産ラッシュ時期を迎えていますが、
前のように、ど〜んと落ち込むことなく、
ゆったりとした気持ちでいられるようになったのも、
このメルマガを読むことで、
自分自身の思いと向き合って考え、
夫婦でも常に語り合い、
分かり合うことができたお陰かなと思っております。

本当に感謝しています!
これからもよろしくお願いします。

Sさん、どうもありがとうございました。

それでは、まずは、サイト版の今週の更新情報です。

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            今週の更新情報
           http://www.akanbou.com
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2006年12月22日 最新ニュース
妊婦のオメガ3脂肪酸の摂取は子どもの脳の発育を促す
http://www.akanbou.com/news/news.2006122201.html
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2006年12月20日 Q&A
今後の治療をどうすればよいか迷っています
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006122001.html
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2006年12月19日 Q&A
治療を続ける意味があるのか悩んでいます
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006121901.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com

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              今週のコラム
  VOL.187
            幸せなら手をつなごう!
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"年末年始ブルー"というものがあることをメ−ルで教えられました。

久しぶりにあった友だちや親戚からの「お子さんはまだ?」攻撃です。

過去にこんなコラムを書いたこともありました。
http://www.akanbou.com/column/henshuuchou/20031227.html

考えてみますと、
どんな攻撃も、
不意をつかれるのが、
最もダメージが大きいもので、
反対に、いわゆる"想定内"のことについては、
それほどでもありません。

ですから、最大の防御は、
人間というのは、久しぶりに会えば、
それほど深い意味なく、
子どものことを話題にする習性があることを想定しておくことです。

そうすれば、そんな話題になっても、
既に、心の準備は万端ですから、客観的に対応出来るわけです。

さて、私は、年末年始のお休みは、
日頃、なかなか授からないことに悩むお二人にとって、
とっても大切な機会であると思っています。

私たちからの提案、その2です。

この機会に、改めて、
二人は、不妊を克服する最良のチームであることを確認しましょう!

特に不妊治療を受けるようになると、
いろいろと選択したりすることが多くなるものです。

そして、必ずしも、全ての点で夫婦が同じ意見や希望をもつとは限りません。

子どもを授かる方法から、
どれくらい子どもを欲しているかまで、
ちょっとした意見の相違や温度差は、どんな夫婦にもあるものです。

ところが、とっても大切なことにもかかわらず、
日頃は、忙しさにかまけて、
意外にも、問題を先送りしていることが少なくありません。

この年末年始のお休みは、
じっくりとお互いの気持ちを話し合いたいものです。
出来れば、場所や環境を変えて話したいですね。

目的は、議論することではありません。
二人は、不妊を克服するうえで、
お互いに、唯一の味方であり、協力者であり、同志で、
ベストなチームであることを、是非とも、確認して欲しいのです。

私たちからの提案、その3です。

幸せなら手をつなぎましょう!

アメリカのバ−ジニア大学の研究で、
幸せな結婚をしている女性がストレスを感じた際に、
夫の手をにぎると、
ストレスが即座に解消されることが、
脳のスキャンで確認されたというのです。

なかなか授からないこと、
そして、不妊治療を続けることは、
人知れず、ストレスになるもの。

そんな時は、ただ、ただですよ!手をつなぐだけでいいのですよ!

もしかしたら、
"タイミング"の時しか、
ご主人と触れ合っていないなんてことはありませんか?

この休みは、手をつないで出掛けましょう!

そして、全てのご主人へ、
大切な人を、しっかりと、ハグしてください!

最後に、これ見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=j5nxeaB88Lw&mode=related&search=Free%20Hugs

泣けます。

よいお休みを!

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              今週の特集
         言われてうれしかった言葉 その2
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皆さんからお寄せいただいた「言われてうれしかった言葉」、
第二弾は、海外からのメ−ルをご紹介します。

●「あなたがおきらめなければ必ずできる」

まずは、韓国からです。

韓国在住のT・Aと申します。 アン ニョンハセヨ?

いつも本当に内容充実のメールマガジンをありがとうございます。
勇気づけられたり、知識が増えたり、
私の生活にはなくてはならないものの一つ です。

毎週発信されることでご苦労も多いと思いますが、
これからもよろしくお願いい たします。

さて、考えてみると、
「言われて悲しかった言葉」があまりにも多すぎて、
すぐには思いつきませんでした(笑い)

韓国では「子供を産んで一人前」という考えが一般的ですし、
息子でなければ・ ・・という考えも強いので、
風当たりは半端でありません。

特に私は姑と同居しているので、
生理が来る度にいつどこで見たんか〜というような、
「今回の量は多かったね」などの言葉に、
全身の血が逆流するような感じで、
結婚10年になりますが、未だ心が緊張しております。

そんな中でも嬉しかった言葉がありました、ありました。

「あなたがあきらめなければ必ずできる」と言ってくれた方がいました。
近所に住む私が人生の師匠のように思っている婦人なのですが、
本当にそのとおりでした。

あきらめないで、信念を持って進んで行くということは、
簡単ではありませんが、
もう一度チャンスを創ってみようと決意することができた、
きっかけでありました。

実は現在、体外受精の行程中で、結果を待っている身なんですが、
この言 葉は本当に勇気と力を与えてくれました。

つい最近のことですが、
「注射を打った」といえば「よかったね」。

採卵するといえば「心を楽に持ちなさい」。

受精卵を子宮に戻したと言えば、
大声で「おめでとう〜」と全て肯定的な一言。

この方は敬虔なクリスチャンなんですが、
「毎日あなたのことを祈っている」と言ってくれましたが、
この言葉も妙に力が出ました。

とかく人々の心無い言葉に一喜一憂しがちなんですが、
自分が後ろ向きになるような言葉には一切相手にしないで忘れて、
肯定的なイメージだけしていこうと思っています。

病院に通っている方もこれからの方も、
是非共に頑張って、
親子共々しあわせに なる日を迎えましょう!

では、朗報をお届けできるようにもう少し頑張りますね。
カムサハムニダ〜。

次は、アメリカから。

●「あなたはわたしよりまだまだ若いんだから大丈夫よー!!」

アメリカ在住7年目のMです。
結婚7年目の37歳です。

事情があり避妊していたので、
解禁してから子供が出来ないとは思いもせず、
思いつめていたところにこのサイトに出会いました。

今回日本に帰国した際検査をかねていった産婦人科の女医さんに、
"この歳だからもう子供は無理なのかな"という話をしたら、
先生は、"あなたはわたしよりまだまだ若いんだから大丈夫よー!!"と、
笑い飛ばされてしまいました。

確かに、先生は50歳代後半だと思われますが、
最近は30歳過ぎたら、不妊だの、もう遅いだの、
すぐに高度な治療が勧められる傾向にあって、
そういわれるのを覚悟していたんですが、
なんだか急に肩の荷が下りた気がしました。

"あーそうかもっと自分の身体の可能性を信じてもいいんだなー"って、、。

もちろん35歳過ぎの妊娠率は低下するんでしょうが、
それでも精神的にその言葉に救われました。

いつか私にも赤ちゃんが来てくれたら、その先生のお陰のような気がします。

最後はオーストラリアからです。

●「子供は親を選んで産まれてくるんだよ」

こんにちわ。国際結婚シドニー在住、
不妊歴9年の37歳主婦です。
いつもいろいろと参考になるメールをありがとうございます。

さて、嬉しかったというか、
励みになった言葉という方が当てはまるのかもしれませんが、
私は子供は親を選んで産まれてくるんだよっていう言葉を、
メールか何かで読み、
ああそうなんだあ、
今の私はやっぱりまだ母親になれる準備が出来てないのだから、
選んでくれるようにがんばってみよう!と前向きになれました。

といっても友人の妊娠や親戚などのまだなの?の質問には、
どうしても落ち込んでしまって、
つい旦那に当たってしまうのですが、
二人で仲良く暮らしていれば、
きっといつかは、
僕の両親になって欲しいなって思ってくれる日が来る事を信じて、
時々思い出すようにしています。

これからもご活躍お祈りしております。

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みなさん、本当にありがとうございました。

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■編集後記
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私たちからの提案、その4です。

とにかく、感謝しましょう!

私たちが新しい生命をつくるわけはありません。
同様に私たちがいるのは、私たちの力によるものではありません。
全ては授かりもの、です。

であれば、ただ、ただ、感謝あるのみ!ですね。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行]   No.187
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・自社配信: 1,005部
・まぐまぐ: 5,134部
・合計部数: 6,139部(12月23日現在)
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http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【責任者】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)  
【WEB】 http://www.akanbou.com
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