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VOL.018 男性不妊を考える

2003年12月14日

                         
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□■□       ◆妊娠しやすいカラダづくり◆
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◇           《毎週土曜日配信》        VOL.018

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http://www.nature-g.com
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》》》》》》》「自然療法による不妊改善」が、テーマです《《《《《《《
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妊娠の成立には、排卵→受精→分割→着床という4つの過程をクリアしなけ
ればなりません。ところが、このプロセスのどこかがうまくいかなくなると、
なかなか妊娠出来ません。不妊症になるおそれがあります。

まずはこの状態を病気と捉えるのではなしに、たまたま、うまくいかないと
ころをセルフケアによる、自然な方法によって、本来、私たちに備わってい
る生殖能力を取り戻すことにチャレンジしませんか?

そんなチャレンジを私たちは応援させて頂きます。

このメルマガの内容に関してのご感想、ご意見、または不妊改善に関するご
相談や体験談等をお寄せ下さい。お待ちしています。下記メールアドレス宛
にお送り下さい。

◆メールアドレス:info@nature-g.com

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皆さん、こんにちは。いつもご購読ありがとうございます。
また、この号から購読を始められた方、数あるメールマガジンの中から
当マガジンを選んで頂いてありがとうございます。
よろしくお願いいたします。

毎週土曜日配信と謳っているにも関わらず、
今回は、1日遅れの日曜配信となってしまいました。
お待ち頂いていた方々にはお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
全くの言い訳ですが、やはり師走ということで、
土曜日と言えども、なんやかんやとバタバタしてしまい、
それが夜にまで及んでしまいました。
まあ、そんな事は日常のことなのですが、
今回はそれに加えて、私、風邪を引いてしまいました。
自己管理不十分で、人様に偉そうなことをのたまっている身としましては、
おはずかしい限りです、ハイ(^_^;)。
そんなこんなで問答無用の徹夜も出来なくて、
配信が遅れてしまった次第です。

また、心配して頂いてメールを頂戴しました皆さん、
本当にありがとうございます。
前にも書きましたが、メルマガって、時として暗闇に向かって、
叫び続けているような感覚になることがあって、
果たして、皆さんにお役に立てる内容なのか、
とか、こんな書き方では、真意は伝わらないんじゃないか、とか、
七転八倒しながら書いているものですから、
皆さんのお声がなによりも嬉しいです。
一応、知人数名に毎回、モニターしてもらっていますが、
いわゆる"現役"ではないんですね。
ですから、どんな内容でも有り難いものです。

よく"勇気を与えてもらい"云々のお言葉を頂戴することがあります。
つくづく思うのは、自分のいる位置が分からないことほど不安なことは、
ないですよね。
なかなか子どもが授からない悩みは、だれかれなしに相談しづらいものです。
最近でこそ、不妊関連の情報は増えてきたように思いますが、
情報が多いから安心出来るものではないようです。
実際のところ、状況は人それぞれですから、一体、私たちにはどんな選択が
ベストなのだろうか、とか、自分達の現在位置と羅針盤の正確さを
疑いはじめると際限がないものです。

そんななかでなんらかのキッカケになればと常に心掛けています。

さて、今回は、これまでにも希望の多かったテーマで、「男性不妊」です。

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       子作りにおける男性の役割を考えることから

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子育てにおける男性と女性の役割というのは、よく話題にされます。大抵は、
ミルクを飲ませる、おむつを交換する、お風呂に入れる等、男性も父親とし
て積極的に関わるべきだということでしょうか。図式としては、女性、則ち、
母親は、四六時中、子供の面倒を見ながら家事もこなしています。男性、則
ち、父親は仕事に出掛けていますので、自然に育児は女性の仕事となるわけ
です。そんな中で、男性も出来る限り協力して一緒に子育てに励むというの
は、既に一般的な意識になっているようです。ところが、それは子供が産ま
れてからの話しで、子供が産まれるまでは、やはり「女性の仕事」というの
が実際のところでしょう。男性と女性の生殖機能は大きく違います。子供を
宿し、お腹を痛めて産むのは、女性の役割です。男性はと言うと、夫婦の営
みに関わるのみで、それとて、行為自体は、言葉は悪いですが、欲望のまま
にという側面もあるわけです。

産まれるまでは、医療においても女性を対象としています。産婦人科は、女
性が行くべきところであり、不妊治療医は、ほとんどが産科や婦人科を専門
とする医師です。なかなか妊娠しないという状況になった場合にも、腰を上
げるのは、女性の方です。不妊の相談にご夫婦一緒に出かける方はまれで、
ほとんどは女性が意を決して、独力で、1人でクリニックの門を叩くことに
なります。

ところが、ところがです。最近の不妊原因の割合を見てみると、男性に不妊
原因があるのが、女性に不妊原因があるのとほぼ同じ割合なんですね。にも
かかわらず、社会通念から、医療システム、個人の意識に至るまで、子供が
出来にくいという責任を女性が一身に背負わされていると言っても過言では
ありません。まずは、この辺りの意識を変えることが全ての出発点になるの
ではないでしょうか。男性がもっと早くに重い腰を上げて、検査を受けてい
たら、どれほどの無駄に終わった排卵誘発剤の投薬や注射が回避出来たこと
でしょう。どれほどの女性の精神的苦痛が避けられたでしょう。

さらに、さらにですよ。男性の精子の数、運動率が到底、自然妊娠を期待で
きるようなレベルにないと判明した場合、選択肢は、当然、顕微授精という
ことになるわけですが、その場合でも、男性は精子を提供するだけで、副作
用に悩まされながら薬を飲んだり、注射を打ったり、採卵、胚移植と肉体的、
精神的苦痛に耐えるのは女性なのです。

★it takes two to tango.

英語でよく使われる言い回しですが、直訳すれば、タンゴは二人で踊るもの、
になりますが、「相手が必要」、「1人じゃ無理」という意味になります。
まさに、これです。子作りも1人じゃ無理です。フィフティフィフティです。
なかなか妊娠しないとなった場合、男性、女性の双方の原因を考慮に入れる
べきで、クリニックでの検査も一緒に受けるべきです。

このことを言うために前置きが長くなりましたが、このいびつな状態につい
ては、皆さん、それほど問題にしないのが不思議でなりません。実際は、男
性に問題があるのにもかかわらず、長い期間、女性1人で治療を受けていた
とうケースが驚くほど多いのです。その場合、大概は男性は、自分には関係
ないというような態度でいる場合が多いのも悲劇的とさえ言えます。ですか
ら、本当にお子さんが欲しいのなら、奥さんの事を思われるのなら、子作り
においても、力を合わせて取り組むべきです。

★何が、男性としての沽券にかかわることなのか

男性にとって、性生活には何の問題もなく、痛くもかゆくもなく、健康その
ものの自分ですから、検査なんてとんでもないという思いです。さらに、も
しも、自分に不妊原因があるのが発覚するのも怖いという心理も多少は働く
かも知れません。男性というものは、いざ、生殖器官の大小から、機能性と
いうことになると、とても傷つきやすく、デリケートなメンタリティーを露
呈するものです。男として、とか、男たるもの、なんていうメンタリティは
理屈ではありません。現に、不妊の原因が自分にあると発覚した途端にED
になってしまったという男性もいます。

この場合、女性側はたいへん気を使うことになります。子作りという話題を
夫婦間で持ち出すこと自体、憚れるようになると冷静に話しあうことも困難
でしょう。こうなると不妊改善以前の問題です。まずは、一緒に現状とこれ
からの事を真摯に話しあうことで、お互いの気持ちと希望や考えを確認しあ
いましょう。パートナーがお子さんを希望しているにもかかわらず、検査や
協力に消極的で、パートナーに無意味な精神的、肉体的苦痛を強いることの
方が、男性としての沽券にかかわることではないでしょうか。

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         男性不妊のほとんどは精子の問題

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それでは、実際の男性に不妊原因を見てみましょう。原因のほとんどは、精
子の問題です。精子の数が少ない、精子が作られないなどの精子造精障害と
言われるものです。障害の程度はさまざまです。また、精液の量も減ってい
えうように言われています。以下に大阪の越田クリニックのサイトで男性不
妊の原因と検査内容がまとめられていますので参考にして下さい。

http://koshida-cl.or.jp/treatment/c03.html

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》》》》》 見極めが最も大切です
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精子の数や運動率、奇形率の障害は、実はその原因の発生メカニズムがよく
わかっていません。当然、治療法も確率しているとは言えません。そのため
に障害の程度を見極めることが肝心です。

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1回の検査で落胆する必要はない
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精子の状態云々を言うわけですから、当然、検査の結果の数値から判断せざ
るを得ません。その線引きはと言いますと、WHO(世界保健機関)の基準
です。それによりますと、1回の射精量が2ml以上、精液1mlあたりの
精子の数が2000万以上、運動率50%以上、奇形率15%以下を正常と
しています。検査結果がこの数値を下回っていると、先生は、「ご主人に問
題があるようですね。」と事も無げにおっしゃるのです。これで、男性不妊
症の烙印を押されてしまうことになります。医者の習性としても、数値が基
準値を下回っていると、変な話、少し安心するものです。なかなか妊娠出来
なかったのは、これこれこのためですよ、となればなんか責任を果たしたよ
うな錯角にとらわれたりもするものです。


ところが、気をつけて頂きたいのは、精子の状態というのは、常に一定では
ないということです。日々刻々と変化すると言っても過言ではありません。
ですから1回の検査で基準を下回る数値が出たからと言って、落胆する必要
はありません。人間の身体はそんな単純なものではありません。精液採取時
の体調によって、精液の量や検査結果に変動をきたすことは本当によくある
ことです。逆に言うと、仕事で身体が疲れている時や睡眠不足のときは、検
査を避けたほうが賢明です。さらに、検査を受けているという精神的プレッ
シャー等も考慮に入れますと、検査は最低3回は受けるべきです。

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精子戦争
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人間の生殖活動というのは、子孫繁栄の遺伝子に支配されていることは動物
としては、間違いのないところです。動物にとって種の保存というのは、最
高の使命なわけですから、日常はなかなか分かりませんが、実は、さまざま
な仕掛けが備わっているようです。竹内久美子さんの「BCな話」という本
を読まれた事がある方は既にご存知だと思いますが、男性から放出される精
子の数が、想像も出来ない要因で変動するもののようです。要するに男性の
妊娠させる能力は時と場合で変動するという証拠です。

イギリスのマンチェスター大学のベイカーとベリスは、「精子戦争〜性行動
の謎を解く」という著書の中で、精子の数は前回の射精からパートナーとい
かに一緒に過したかの割合によって決まることが判明したと報告しています。

15組の週1〜3回セックスするカップルを対象にした研究調査を行ってい
ます。ただし、彼らには研究の目的などは、一切知らせていません。セック
スとマスターベーションとで精子の数にどういう違いがあるか調査しました。

その結果は、まさに驚くべき内容です。例えば、前回の射精からほぼ100
%一緒に過していたカップルの男性から放出される精子の数は驚くほど少な
いのです。最低で5千万個、多くてもい2億でした。ところが、一緒に過し
た時間が10%にも満たないカップルの男性が放出した精子の数はがぜん増
加し、最低で4億数千万個、最高で6億5千万個に達していたそうです。一
方、マスターベーションでは精子の数とパートナーとの共有時間の割合との
間には相関はありませんでした。なお、マスターベーションによる精子の減
少はわずか3日で回復したそうです。

要するに、夫婦や恋人同士がしばらく一緒にいない場合は、毎日一緒にべっ
たりしている場合と比べて2〜3倍に精子の数が増えるのです。心当たりの
ある男性もいらっしゃるでしょうが、精子の数が変化するのは、男の繁殖戦
略なのです。男性がパートナーと一緒に過す時間が少なくなると女性が浮気
をする危険性が高まります。ですから、浮気相手よりも自分の精子が生存競
争に勝つように、精子をたくさん射精する必要があるからです。

さらに、この実験では、男性はパートナーを変えると、つまり浮気をすると
精子の数が増えることも判明しています。

通常、女性の体内では射精された精子は5日間しか生きられないとされてい
ます。さらに、女性がいつ排卵するか察知できません。これは女性の戦力な
のだそうですが、だから、いつも女性の中の精子の数を一定にしておかなけ
ればならないので、最後のセックスをしてからどのくらい一緒に過したかを
計算しながら精子の数が調整されていると言います。

いかがですか?この他にも驚くべき性行動の子孫繁栄戦略が報告されていま
す。興味のある方は、
・「精子戦争〜性行動の謎を解く」ロビンベイカー著 河出書房新社
もしくは、
・「BCな話〜あなたの知らない精子競争」竹内久美子著 新潮社
をお読み下さい。

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基準を下回れば絶対妊娠させられないのか
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先にあげたWHOの基準値は、通常の性行為で妊娠するのに必要な精液中の
精子は1ml当たり2000万個以上で、半分以上の精子が正常な運動を示
すこと、というところからきています。ここで気になるのは、卵子と出合う
精子は最終的に1個(1匹というべきでしょうか?)ですから、2000万
個以下でも妊娠可能ではないの?ということです。

そんな疑問に答えてくれるような大規模な調査がありました。第44回日本
不妊学会で聖マリアンナ医科大学泌尿器科の岩本教授が発表されています。
この調査は、国内で実施された最初の大規模調査で、妊娠中のパートナーで
ある男性の生殖機能を知ることを目的に行われています。調査対象は、妊娠
16週以降のパートナーを持つ20〜40歳の男性359例で、その妊娠が
不妊治療によらない自然妊娠であること、母親と本人が日本生まれであるこ
との条件を満たした症例に限定しています。

その結果、精子濃度の平均値は1ml当たり1億2千万個と高い数値なので
すが、最小値は1ml当たり50万個でWHOの基準値の2000万個に満
たない例は359例中27例もあったそうです。また、精子運動率は、同基
準値に満たない例は、359例中48例です。

この調査結果は、例えWHOの基準値に満たない検査結果が出たとしても、
それが則ち妊娠させることが出来ないわけではないことを実証しています。
したがって、数値にあまりにとらわれるのはナンセンスであるということ
ではないでしょうか。

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3ヶ月を1サイクルとする
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精子は睾丸で作られます。睾丸の中は精子を作る細胞で満たされており、女
性とは異なり、休むことなく精子を作り出しています。精子生産の命令は間
脳の下垂体が司っています。生産の量は男性ホルモンの分泌量をもとに計算
されており、一定のレベルを保つように調整されています。精子の数が時と
場合によっては、かなり大きな幅で変動するものであるのは、このためです。

ですから、一度の検査で基準値を下回る結果が出たとしても、2度、3度の
検査によって、見極めることが大切なのです。その間、精子数や運動能力向
上のための方策を取ることになります。その方策は、後程ご紹介しますが、
その場合、大切なのは、最低でも3ヶ月間かけることです。精子が作られる
のに、平均74日かかります。効果が出てるのかどうかは、3ヶ月経過して
見てみないと分からないということです。

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          精子数&運動率向上のために

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繰り返しお断りしておきます。生活習慣や食事、サプリメント等の対策で、
精子の数や運動率を改善することは十分期待出来ます。ただし、程度により
ます。重度の場合は、自然な療法ではいかんともしがたいものがあります。
その場合は、直ぐにでもICSIを受けるかどうかの判断をされるべきです。

さらに、ここで対象にしているのは、精子数や運動率が不妊の原因になって
いると考えられるケースだけです。精子の輸送路に問題があるケースや、静
索静脈瘤、さらに染色体異常、逆行性射精や勃起障害という比較的少ない割
合のケースはこの限りではありません。そのような症例の場合は、自然な療
法は限りなく無力です。専門医と治療方法の関してご相談されるのが賢明で
す。

■生活習慣面--------------------------------------------------------

●精巣の温度を上げない
睾丸で精子を造精するのには、体温より低い状態でなければなりません。睾
丸が身体から独立した形態になっているのは冷却効果を得るためです。です
から、肌にフィットする下着やズボンは精巣の温度を上げてしまうので不適
切です。ポイントは、通気性をよくすることです。下着は、ブリーフよりも
トランクス、トランクスよりも褌(ふんどし)です(^_^;)。まあ、褌は冗
談としても、最近の男性の精子数の減少傾向は、このあたりにも原因の一つ
があるのかも知れませんね。また、熱過ぎる風呂もよくないでしょう。さら
に、長時間座りっぱなしもよくありません。ある調査では、長距離のトラッ
クの運転手の方の精子数が少ないことを指摘していますが、座りっぱなしで
いることにより、熱がこもり、精巣の温度が上昇するためではないかと考え
られています。定期的に「解放」する等の工夫が必要です。

●タバコ
タバコは出来れば禁煙したいものです。喫煙は精子の数を減少させ、精子の
運動性とDNAの質を低くします。タバコだけでなく、一般的な農薬や家庭
用塗料などにも含まれている、女性ホルモンに似た作用がある化学物質は、
精子への影響を及ぼしている可能性があります。

●アルコール
アルコールは、精子の生産量とテストステロン(男性ホルモン)のレベルを
減退させるおそれがあります。飲み過ぎは性欲を減退させ、インポテンツの
原因となります。アルコールによる引き起こされる精液の減少と運動率の低
下、体内へのビタミン、ミネラルの吸収を妨げるおそれがあります。

●その他化学物質
妊娠させる能力に影響を及ぼすのではと疑われる化学物質や重金属は、家庭
内にも存在します。前述の塗料、木材防腐剤、古い配水管からの鉛です。

●定期的な射精
定期的な性交渉によって精子を射精し、放出することが大切です。常に新し
い精子を作り出すためです。

●ストレスを溜め込まない
言うまでもないことですが、ストレスは精力減退やEDの原因にもなります。

■食生活面----------------------------------------------------------

●活性酸素を抑える
食生活に関しては、既に特集しています。特に、精子数や運動率に関するこ
とで言えば、「抗酸化」ということになります。福島県郡山市の富永医師は、
「体内で過剰に発生した活性酸素が精子の形成を妨害している」と微量元素
学会にて報告しています。精子減少と抗酸化栄要素に富んだ食品との関係を
調べ、被験者の精子の数と運動量がともに大きく改善されることが判明しま
した。

●ジャンクフードのような加工食品
IVF大阪クリニックは、ハンバーガーをよく食べる男性に精子奇形が見ら
れる率が高いことを調査により突き止めています。これは、ビタミン、ミネ
ラル等の栄養素がそれにより不足すること、また、ハンバーガーが原料とし
ている牛肉への環境ホルモンの残留が原因として疑われています。

■ビタミン療法-----------------------------------------------------

精子数と運動率に影響を及ぼす栄養素

●ビタミンC
精子の生成を促し、精子の運動を活発にします。
●ビタミンE
男性ホルモンの生成と分泌を活発にします。
●ビタミンB12
正常な細胞分裂に必要なため、不足すると精子が生成出来ない。
●コエンザイムQ10
精子を優秀な泳ぎ手にしてくれ、精子の運動能力を高めます。
●亜鉛
生殖器の機能と精子の運動率の向上
●セレン
不足すると精子の数が減少します。
●マンガン
精子の運動率の向上
●アルギニン
精子の生成促進

さらにこれらのビタミンミネラルによる抗酸化作用により、精子が活性酸素
から攻撃されるのを防御してくれます。

★治療方法として----------------------------------------------------

これらのい自然療法以外に、精子の数と運動率の向上策としては、漢方薬や
ホルモン補充療法が一般的な治療方法です。

取り組みとしては、自然な療法に取り組む場合、3ヶ月を1サイクルとして
再度、検査を受けて下さい。上記の方法を実行することにより、体調がよく
なることは間違いありません。

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★3ヶ月で"結果"を出すために
3ヶ月で結果を出すために、全て食品に最も近い形態の無精製ビタミンミネ
ラル製造メーカーであるアメリカのメガフード社の製品をセットにしました。
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ご相談は、
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■編集後記 
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今回の配信遅れ、本当に恐縮しております。
さらに、誌上カウンセリング号の配信も滞っている状態です。
これも今週からスタート出来る見込みです。

また、嬉しいことに、最近になってさまざまご相談のメールに加えて、
妊娠報告を頂戴するようになってきたことです。

これから年末にかけてなにかと慌ただしい時ですが、
くれぐれも体調を崩すことなどのないように
ご自愛下さい。

皆さんの幸運を心よりお祈り申し上げます。

皆さんからのご意見、ご要望、ご感想等もどしどしお寄せ下さい。

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        ★誌上カウンセリングに応募下さい★
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妊娠しやすいカラダづくりVOL.011にアンケートが掲載されています。
それをコピー、貼付けてご利用下さい。バックナンバーは下記URLから。

http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311

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妊娠しやすいカラダづくり LCN [Life Care News] No.018
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【発行】 株式会社ライフケアマネージメント
【編集】 細川忠宏
【監修】   荻田浩司(内科医・医学博士)
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