曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

不妊治療した同僚とのつきあい

2021年07月21日

こんにちは、心理士の小倉です。

人間関係で悩んでいる方の中には
職場の同僚に不妊治療をしてお子さんを授かった人との
接し方が難しい、とおっしゃる方々がいます。

同じ時期に不妊治療をして
向こうは授かり、
しかも二人目まで!
こちらは一人もまだ授からず・・・

でも、まだお子さんがいない時は
よく治療の話をして、励ましあったり共感できて
その人がいたから治療と仕事の両立もできたと思うけれど、
今はその人の存在がとても、辛い。

頭ではわかっているけど、その人が他の同僚と子供の話をしたり、
子供の行事や病気で仕事を休めば
周囲は大変だね、と理解を示すのに、
自分は不妊治療で仕事を休むと
口では言わないけどなんとなくまた休むの?っていう雰囲気が伝わる・・・

有休をどう使ってもいいよね?と思いながらも
心が重たくなる・・・

不妊治療をしたその同僚は不妊の経験をすっかり忘れたのかしら・・・
子供の話をされると腹立つよね~って言ってたのに・・・

そういうお話、たくさん伺っています。
それぞれの方の環境や背景は違うので一言でこうすればいいですよ!
とは言えませんが、
どんな感情をあなたが抱いてもそれでいいのです!
人を羨んだり、腹立たしく思ったり、嫌ったりしても
そんな自分に嫌になる必要はなく、むしろそういう気持ちをもっていい、と自分を受け入れてあげることが大事です。

だって、そういう気持ちに周りの人にさせられているのですから。
全部自分が悪い、自分さえ気にしなければいい、って我慢することはないのです。

周りの人は皆元気なので、もしあなたが元気でないなら自分に優しくしてあげてよいのです。