曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

妊活中の焦る気持ち、あって当然です。それでさらに焦らないのがポイント

2020年09月22日

こんにちは。
 
コロナ禍ではありますが、不妊治療については以前ほど治療の延期をすすめる話はあまり聞かなくなった印象はあります。それでも、各自の判断を求められたり、実際妊娠した場合のリスクなどの報告はありますので、以前のように治療に取り組むことはできなくなりましたが、withコロナの不妊治療、は浸透しつつあるのかもしれません。
 
今日はそんな中で焦りの気持ちについて。
 
焦る気持ち、当然ありますよね。早く子供が欲しいと願ってるわけですから、早いほうがいいんだけど、それが叶わない。さらに、年齢が関係する、と知れば、焦って当然です!でも、焦ってる自分に焦るケースも多く、心の負担を大きくしているようです。
 
こんな気持ち、初めての方も初めてでない方もいるでしょう。例えば、早く結婚したい、と思ってもなかなか結婚できない・・・焦りの気持ちはありますよね。
 
それと似たようなところはあります。自分の力ではどうにもならないあたり。ただ、独身の人は多いですが、結婚してお子さんがいない方は多くはないのです。そうなると、焦りは大きいですよね。
 
なぜ焦るのか?
それは勿論、早く子供が欲しいから。
具体的には
早く「みんなと同じになりたい」
早く「子育てを始めて老後を考えたい」
早く「産まないと子供3人は難しい」
早く「しないと卵子が、精子が老化する」
などなど。
 
この焦りは生殖年齢に限りがあるから、ということもあります。
でも一方で、自然の摂理なので、焦っても結果がすぐに得られるものではない、というところ。結婚と同じで、自分一人ではどうにもならないこと。
 
そういう、頭ではわかってるんだけど~
気持ちは焦りでいっぱい
 
というのはとても自然なこと。焦りでいっぱいで焦る必要はない、ということはお伝えしたいなと思います。
そういう焦り、ぜひ相談窓口や焦りで吐き出して下さいね。
焦りの内容が具体的になるとちょっと気持ちが落ち着きます。
 
なかなか相談する機会がなければ日記やジャーナル(ただのメモでもいいです)を書くことで、なんでこんなに焦るのか、を客観的に見つめることができると思います。また、書き留めると、あとから読み返すことができて、それもまた、気持ちのコントロールに役立ちます。
 
参考にしてみてくださいね。